映画マニアです!
あの有名な青春恋愛ストーリーの「ジョセと虎と魚たち」がアニメ映画になるようです!
歩くことのできないジョゼという少女と、青年の恋愛を描いたラブストーリー。
名作として名高いのですが、けっこうな胸糞ストーリーですので観るときは覚悟したほうがいいですよ!
さて今回は、「ジョセと虎と魚たち」の実写版についてのあらすじや感想を書いていきたいと思います!
アニメ・実写映画「ジョゼと虎と魚たち」のあらすじストーリー!アニメと映画ではストーリーが全然違うっぽい!
主人公の恒夫(つねお)は大学生です。ある日、マージャンで遊んでいるときに「奇妙なウワサ」を耳にします。
昼間にヨボヨボのおばあさんが、乳母車を押しているのです。中が見えないように毛布をかけて。
ある日、恒夫はそのおばあさんを見かけます。ウワサどおり乳母車を押してましたが、道につまづいて乳母車を坂道に落としてしまいます。
恒夫は乳母車を追いかけて坂の下へ行きます。乳母車を見ると、中が動いているように見えます。
近づいて毛布をはずそうとすると、乳母車の中から女性が現れてナイフを突きつけてきました。
その女性は足が動かないため、乳母車に乗せてもらって散歩をしていたのです。その出来事がきっかけで、恒夫は女性のことが気になりはじめます。
アニメ・実写映画「ジョゼと虎と魚たち」の声優と俳優キャスト!どっちが良いの?
それでは、映画「ジョゼと虎と魚たち」に出演された俳優と声優を紹介していきますね!
実写とアニメのどっちが面白いのかな?
まだ上映前ですが、私は実写を超えることはできないと思ってます。あの物悲しいストーリーは、アニメでは表現するのはムズかしいでしょう。
恒夫(つねお)→「俳優 妻夫木聡」「声優 中川大志」
この物語の主人公ですね。妻夫木聡が、いいダメ男を演じてるんですよ。主人公は、顔だけで生きてきたような薄っぺらい性格なんですよ。
声優は中川大志さんが務められるようですね。中川さんの声は、爽やかなので男女共にウケがいいと思いますね。
ジョゼ(くみ子)→「俳優 池脇千鶴」「声優 清原華那」
実写を演じた「池脇千鶴」さん。この人の演技がすごく良いんですよ!この人だからこそジョセを演じられたと言っても過言ではありません!
とにかくこの方の演技を観てください!コンプレックスを感じて生きているジョゼを見事に演じています!
ジョゼ幼少時→「俳優 菅野莉央」
映画では、子供の頃のジョゼが少しだけ登場するんですよね。ジョゼはみなし子で、親がいないんですよ。
親がいないながらも、施設で一緒になった弟のような存在と懸命に生きてきました。
香苗(かなえ)→「俳優 上野樹里」「声優 宮本侑芽?」
この映画で、主人公の次にクズっぷりを発揮する女性です。主人公の彼女なのですが、明らかにジョゼを見下してるんですよ。
この女性のクズっぷりはある意味見ものと言ってもいいかもしれませんね。
アニメではストーリーが異りますが、声優の宮本さんが務めるキャラクターが彼女らしいですね。
ノリコ→「俳優 江口徳子(現:江口のりこ)」
なんともフシギな雰囲気の登場人物。恒雄のセフレでして、どことなく優しさと孤独さを感じさせる女性です。
この役には江口さんが適役だったと思いますね。ちなみに、アニメでは登場しないようですね(セフレなんてアニメで登場させられませんよね笑)
隆司(りゅうじ)(映画では「たかし」)「俳優 藤沢大悟」
恒夫の弟です。この映画でまったく無害といっていい存在ですね。ただの弟役でして、普通の学生って感じです。
ジョゼの祖母→「俳優 新屋英子」「声優 松寺千恵美」
このおばあさん、クセが強いんですよね〜!笑
貧しい生活をしながらも、世間体だけは人一倍に気にする姿が印象的でしたね。ジョゼに対する罵詈雑言はとにかくすごいです。
幸治(こうじ)→「俳優 新井浩文」
見るからに育ちの悪そうなヤンキー笑。ジョセと同じ孤児院で育った男でして、口が悪いうえに何もかもが悪そうです笑。
髪型の印象が強すぎるのか、新井浩文さんの優しい雰囲気が打ち消されて誰が見てもヤンキーです!
アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」の実写版を観たネタバレ感想!マジでラストが胸糞!ホテルは実在したみたい!
感想を一言で表現すると、「ムナクソが悪すぎる」です!
恒雄は偽善者で、ジョゼはただのセフレ
もうね、主人公の恒夫が正真正銘の偽善者なんですよ。たまたまジョゼと知り合って、料理もうまいし、ちょっと可愛いから付き合おうって考えたんでしょうね。
「福祉課に通ってるし、勉強にもなるからちょうどいいかな〜」なんて軽い気持ちだったんでしょう。
もしも本気で好きだったのなら、ラストシーンでちゃんと親の元へ連れていったでしょう。
なんであそこまでしながら逃げるんでしょうか?恒夫にとって、ジョゼはただのセフレだったからでしょうが。
ジョゼがかわいそうすぎる
ジョゼが本当に可哀想なんですよ。主人公の恒夫は、そこそこイケメンなのでジョゼにとっては王子様のように見えたでしょう。
ジョゼは足が不自由で、ずっと家に引きこもっていました。「私になんて彼氏はできない」と考えていたでしょう。
そこに恒夫のような王子様が現れたわけです。ジョゼにとっては夢にも思わなかった展開に、人生が進んでいきます。
香苗という彼女がいるにもかかわらず、恒夫はジョゼを選びました。それなのに、最後の最後でジョゼは裏切られたのです。
ジョゼの気持ちを考えると、胸が痛くなりますよ。「どれだけぬか喜びさせてから裏切ってんだよ!」と恒夫にはブチギレたくなります。
香苗(かなえ)のクズっぷりもヒドい
恒夫も最低な性格の持ち主ですが、彼女である香苗のクズっぷりも相当にヤバい。福祉課の女性なのに、ジョゼのことを明らかに見下しています。
「ジョゼが椅子から飛び降りるところ私も見たいな〜」なんて、ジョゼのことをバカにしているようにしか思えません。
彼氏の恒夫をとられたら、「あんたの武器(足が不自由なこと)がうらやましいわ!」とジョゼにブチギレ。
「こんな人間どもがどうして福祉課にいるんだよ・・・」と嘆きたくなるぐらい、恒夫と香苗はお似合いのクズカップルです。
ゴミ出しのシーンとか、ババアのブチギレシーンが印象的
ゴミ出しのシーンと、ジョゼのおばあさんがブチギレするシーンが特に印象に残っています。
「ゴミ出してあげるから、胸もませてな〜」という変態男。マジで変態すぎるでしょ。
香苗という恋人の存在を知って自暴自棄になったジョゼは、この男に揉ませてあげるんですよ。「もうどうでもええわ」って感じだったんでしょうね。
この変態男の他には、おばあさんのブチギレシーンもすごかった。「あんた壊れもんのくせに何様なん!」「あんた社会貢献しとらんやろ!」
こんなおばあさんと一緒に住んでいるから、ジョゼも卑屈な性格になってしまったのでしょう。育つ環境って大切だと言わんばかりの鬼畜シーンでした。
ジョゼといっしょに育ったヤンキーがいい味を出してる
この映画で唯一気に入ってるのは、ジョゼと同じ施設で育ったヤンキーですね。
ジョゼに「あんたは私の息子や」と言われ、毎回毎回いかり狂うのがおもしろい笑。ジョゼも度胸がありますよね。
新井浩文の演技がうまく、「言葉にできない社会へのイラ立ち」をうまく表現しています。
総括すると、私はこの映画が嫌いです
なんだか独特な雰囲気の映画でして、好き嫌いが別れるでしょうね。私は展開がムナクソ悪すぎるので正直キラいですね。
福祉課の学生2人に翻弄され、最終的には捨てられる。あまりにも残酷すぎるストーリーです。
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