(ジャンル・ヒューマンドラマ)
個人的な点数は60点ですね。
映画「人生の特等席」のあらすじ!ジャンルはヒューマンドラマ
主人公の老人ガスは、メジャーリーグのスカウトマンとして働いています。
名スカウトとして評判でしたが、現代では当たり前となった「パソコンによる選手の分析」ができません。
そのため、「ガスは昔はすごかったけど、今では役に立たん」と陰口をたたかれるようになりました。
また、ガスは年齢のせいで視力も衰えてきました。そのため、「あと3カ月で辞めてもらう」と宣告されます。
映画「人生の特等席」のキャスト&登場人物
- ガス・ロベル (クリント・イーストウッド)
- ミッキー・ロベル (エイミー・アダムス)
- ジョニー・フラナガン (ジャスティン・ティンバーレイク)
- ピート・クライン (ジョン・グッドマン)
- ヴィンス (ロバート・パトリック)
- フィリップ・サンダーソン (マシュー・リラード)
- ワトソン (ボブ・ガントン)
- ローゼンブルーム (ジョージ・ワイナー)
- シュワルツ (ジャック・ギルピン)
- マックス (エド・ローター)
- スミッティ (チェルシー・ロス)
- ルシオウス (レイモンド・アンソニー・トーマス)
映画「人生の特等席」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
※ここからネタバレあります
人生の特等席は実話ではありません!スポーツドラマです!
映画「人生の特等席」は、実話のようなストーリーに見えます。ですが、実際は実話ではないのです。
完全なフィクションですので、「パソコンより人の方がすげえ!」っていう感想を抱くのはやめましょう。
人の能力も大切ですが、やはりパソコンも使ったほうがいい選手をスカウトできます。
例えば、実話映画「マネーボール」ではパソコンを使ったスカウトによって弱小球団が強豪へと生まれ変わります。
実話のスカウト作品が気になる方は、マネーボールを観てみましょう!
人生の特等席の感想「最後がちょっとだけ痛快」全体的には退屈。
さて、個人的な感想をつづっていきたいと思います。
この作品、全体的にはストーリーが単調で退屈です。昔は名スカウトだった老人が、亀裂の入った娘と仲直りする様を描いているだけです。
その過程もすご~くのんびりしていて、見ていて退屈なのです。とにかく新しい展開がないので、眠くなってきます。
スカウトマンとしての実力を見せるなら、もっと野球一筋のストーリーにすべきでした。
中途半端に娘との仲直りを入れるから、話が複雑になってくるのです。
ラストシーンはちょっとだけ痛快でしたね。
「ピーナッツ男」とバカにされていた男性が、実はとても才能のある選手だったのです。
彼を見つけてきたガスの娘は、ラストでスカウトマンとしての人生を歩むことになります。
一方で、パソコンのデータ分析で「ボーは最強の選手だ!カーブでも何でも打てる!」と息巻いていた男性は、クビになることになりました。
ラストでガスの娘はスカウトマンへの道を歩むことに。ピーナッツボーイはプロの道へ
ラストで、ガスの娘はピーナッツボーイの才能を発掘しました。
それが評価され、娘はスカウトマンの道を歩むことを決めたのだと思います。弁護士としての道もありますが、父に感化されたのでしょう。
彼女が発掘したピーナッツボーイは、どんな球でも投げられる逸材です。彼はこれからメジャーリーグでの活躍を目指すでしょう。
ガスと娘の仲が悪いのは、6歳の時の事件が原因
なぜ娘と仲が悪いかというと、娘が6歳のときに叔父と叔母の養子に出したからです。
6歳の時、ガスと娘は出かけていました。気づくと、娘がいなくなっていたのです。少し離れた小屋を探すと、そこに娘と男がいました。
男が娘のシャツに手を触れていたので「変態め!」とガスは男をボコボコにします。
それが原因で「俺は、子供を育てられるような人間じゃない」とガスは考えたのです。
娘をしっかりと育てる自信がないため、叔父と叔母にあずけることにしました。
ですが、その経緯を娘には話していませんでした。それが原因で「パパは私を捨てたんだ」と娘は思ったわけです。
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