(ジャンル・ノンフィクション)
個人的な点数は60点ですね。
映画「コンカッション」のあらすじ!ジャンルはノンフィクション
主人公のオマル博士は、ある日マイクウェブスターという有名なアメフト選手の解剖を担当することになりました。
彼は50歳の若さにも関わらず、アルツハイマー病をわずらっていたのです。
その事に疑問を感じたオマル博士は、彼の脳についての研究を行います。
そして「アメフトで頭を何度もぶつけたのが原因だ」という結論にたどりつきました。
そのことを発表しますが、アメリカンフットボール協会から猛反発を食らい、脅迫まで受けるようになります。
映画「コンカッション」のキャスト&登場人物
- ベネット・オマル(ウィル・スミス)
- ジュリアン・バイレス医師 (アレック・ボールドウィン)
- シリル・ウチェット(アルバート・ブルックス)
- プレマ・ムティソ (ググ・バサ=ロー)
- マイク・ウェブスター (デヴィッド・モース)
- ジョセフ・マルーン医師 (アーリス・ハワード)
- ダニエル・サリヴァン (マイク・オマリー)
- スティーヴン・デコスキー医師 (エディ・マーサン)
- クリストファー・ジョーンズ (ヒル・ハーパー)
- デイヴ・デュアソン(アドウェール・アキノエ=アグバエ)
- ロン・ハミルトン医師 (スティーヴン・モイヤー)
- アンドレ・ウォーターズ(リチャード・T・ジョーンズ)
映画「コンカッション」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
※ここからネタバレあります
コンカッション(意味は脳震盪)は実話!その後はアメフト界に大きな影響をあたえた!
本作「コンカッション(脳震盪という意味)」は、アメリカで大人気なアメフト界に衝撃をあたえた作品です。
オマル博士によって、「アメフトを長きにわたり続けると、アルツハイマーなどの障害をわずらう」と発表されました。
有名なアメフト選手デイヴ・デュアソンが拳銃で自殺したことで、その研究は信用されるようになりました。
その後はどうなったのかな?
その後、アメフト界では大きな変化が起きました。それは、有名選手が早々に引退するようになったことです!
有名なアメフト選手が早々に引退しはじめた!「症状に気づいてからでは遅い」
アメフト選手は、実力がなくなり始めてから引退することが多かったです。
ですが、CTEという現象が知られるようになってから、早々に引退を決める選手が増えるようになったのです。
あるアメフト選手は「症状を自覚したからでは遅い。健康なうちに引退しないと」と語っています。つまり、CTEの恐怖を感じているのです。
いくらアメフトで活躍できても、引退後にアルツハイマーになったら悲惨だよね
映画でも登場していましたが、「記憶がおかしい。言葉も出てこない」という風に、アルツハイマー以外の症状もあります。
こんな危険性があるのなら、アメフト選手になりたい子供は大幅に減ったのではないでしょうか?
オマル博士の妻は、NFLの関係者に尾行されたストレスで流産した!NFLは懺悔するべし!
オマル博士の妻は、NFLの関係者によって流産をしてしまいました。
夜道を走っているとき、NFLの関係者が後ろから追ってきて、妻は大きなストレスを感じたのです。
「後ろから誰か来てる・・・。衝突してくるんじゃ・・・」こんな風に感じていたことでしょう。
NFLは妻を流産させたことを懺悔し、しっかりと賠償金を払うべきでしょう。本当にとんでもない奴らですね。
自分たちの利権を守るためだからといって、他人を貶めるなんて。本当に人間として最低な奴らです。
ラストシーンで、それでもアメフト選手を目指す子供たちに「複雑なまなざし」を向けるオマル博士
ラストシーンで、オマル博士はアメリカンフットボールの練習をしている子供たちにまなざしを向けました。
「彼らはアメフト選手に憧れているけれど、自分から病気になろうとしている・・・」と複雑な気持ちなのでしょう。
もしも私が親だったら、子供にアメフト選手を目指させたりしませんね。
自分の子供がアルツハイマーになり、自殺なんてしたら泣きたくなります。
アメフト界をしらけさせるような研究ですが、子供の将来を守ることができるので、とても勇気のある発表だったと思います。
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