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ウインドリバーは胸糞な一部実話!「見なかったのか」のセリフの意味!【考察&解説】ノンフィクション&ヒストリー

映画「ウインドリバー」の感想&考察&解説映画&ドラマ批評

今回は映画「ウインドリバー」の感想とあらすじです!

(ジャンル・ノンフィクション&ヒストリー)

個人的な点数は30点ですね。

映画「ウインドリバー」のあらすじ!ジャンルはノンフィクション&ヒストリー

山でハンターをしている主人公のコリーは、雪山でナタリーという少女の遺体を見つけます。

その町の警察署長は、FBIに捜査を頼みます。すると、ジェーンという新人の捜査官が送られてきました。

ジェーンが調べたところ、ナタリーには暴行された跡がありました。しかも、彼女は10キロもの距離を裸足で歩いていたことが分かりました。

さらに、ナタリーの彼氏も死体で見つかったのです。

映画『ウィンド・リバー』日本版予告編
本編は2017年8月4日に全米公開予定です。Movie Express Twitter公式アカウント

映画「ウインドリバー」のキャスト&登場人物

キャスト&登場人物
  • コリー・ランバート (ジェレミー・レナー)
  • ジェーン・バナー (エリザベス・オルセン)
  • ベン・ショーヨ (グラハム・グリーン)
  • ナタリー・ハンソン (ケルシー・アスビル)
  • マーティン・ハンソン (ギル・バーミンガム)
  • ウィルマ・ランバート (ジュリア・ジョーンズ)
  • チップ・ハンソン (マーティン・センスマイヤー)
  • アニー・ハンソン (アルテア・サム)
  • ケイシー・ランバート (テオ・ブリオネス)
  • ダン・クロウハート (エイペザナクウェイト)
  • アリス・クロウハート (タントゥー・カーディナル)

映画「ウインドリバー」の感想&考察(ネタバレありの解説です)

※ここからネタバレあります

 

ウインドリバーは一部が実話な胸糞ストーリー。男たちの欲望が本当にきたない!

本作「ウインドリバー」は、雪山で見つかった少女がレ〇プされ、命からがら逃げたけど死んでしまったという胸糞ストーリーです。

実話っぽい雰囲気がありますが、ストーリーは創作です。

ただ、「ネイティブアメリカンが、白人たちによって保留地に詰め込まれている」というのは実話です。

ネイティブアメリカンというのは、古くからアメリカに住んでいた人たちです。ですが、白人によって土地を奪われてしまいました。

そして、行き場のなくなったネイティブアメリカンは保留地に追いやられます。

保留地は田舎のように何もなく、しかも警察もほとんどいません。この映画でも、広大な土地なのに警察が6人しかいません。

警察が6人しかいないので、ないがしろにされている事件も多いです。

この映画でも、警察はあまり役に立っていません。少女に暴行した犯人によって返り討ちにあっています。

保留地はこのように危険なので、女性は特に安心ができないでしょう。

ナタリーは彼氏とベッドで寝ていたところ、途中でやってきた同僚によってレ〇プされます。

周りには誰も住んでいないので、助けもきません。結局、逃げたけど凍死。本当に胸糞なお話ですね。

「見なかったのか」のセリフは、「見てないんだな!俺たちはすでに囲まれているんだぞ!」という意味!

さて、映画の終盤で「見なかったのか」と保安官助手のエバンが言います。

このセリフ、あまりに唐突なのでチンプンカンプンな人も多いと思います。

このシーンでは、FBIのジェーンと、石油会社の警備員たち、保安官たちが居ました。

石油会社の警備員は、みんなが気づかないうちに周りを取り囲んでいました。そして、保安官たちを撃ち殺そうとしたのです。

その動きに気づいた保安官のエバンは、とっさに銃を取り出します。

何も気づいていないジェーンは「危ないじゃない!争いはよして!」と言います。

それに対してエバンが「見なかったのか!(あいつらの動きを見なかったのか!すでに周りが取り囲まれているぞ!)」というセリフを放ったのです。

マットとナタリーがかわいそう。石油会社の警備員たちは本当にクズ!

マットとナタリーは、2人で幸せな日々を過ごしていました。それなのに、石油会社の警備員たちが2人に暴行。本当にクズですね!

マットは彼女を守ろうとしただけなのに、ほかの同僚たちは止めもしません。

ハンターのコリーが警備員たちを殺してくれましたが、彼らは最後まで反省をしてなかったのも胸糞です。

ナタリーをレ〇プした男は、「こんな雪山には何も楽しみがないんだ!(だからレ〇プしたんだ!)」とまったく反省していない。

ネイティブアメリカンの悲惨な生活は社会問題

今の時代は、スマホやパソコンがあるので、山奥にいてもユーチューブなどを楽しむことができます。

ですが、そんな便利な物がなかった頃は、山奥は本当に退屈でつまらない場所だったと思います。

ネイティブアメリカンは、はじめから住んでいた人たちです。それなのに有無を言わさず追い出され、雪山のような僻地に詰めこまれました。

ネイティブアメリカンからすると、白人が憎いでしょう。

この映画でも、アメリカの国旗が逆にかかげられています。これは、白人(アメリカ人)への敵意のあらわれでしょう。

エミリーを殺した犯人は誰?

ハンターのコリーには、娘がいました。彼女の名前はエミリーです。ですが、彼女も昔、何者かによって殺されています。

犯人が気になりますが、明らかになっていません。おそらく、ナタリーが殺された事件とは無関係なのでしょう。

ですが、亡くなった原因は同じだと思います。男に暴行されてから殺されたのでしょう。

やはり、このような人の少ない土地では、女性への暴行が多くなってしまうのだと思います。

ウインドリバーは批評家に絶賛されてるけど、正直つまらないです!笑

さて、本作は批評家に「知的なストーリーで、俳優の演技も良い」と絶賛されています。

ですが、個人的にはとて~もつまらない作品でした!だって展開がおそいし、オチもビックリするようなものではなかったからです。

「ナタリーは、彼氏の同僚たちに暴行されて亡くなった」という事実が明らかになりましたが、「それで終わりかよ!」って思っちゃいました。

とにかくつまらない作品で、なんで批評家にそんなにウケてるのかが理解できないですね。

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