極上の映画鑑賞ができるアイテム10選

【バッドエンド】後味の悪い映画おすすめ55選を発表します!

映画&ドラマ批評
みなさんこんにちは!映画マニアです!

後味の悪い映画は、ラストを観ると気分が沈んでしまいます。

ですが、引き込まれるストーリーなので、ついつい観てしまうんですよね笑。

今回は、映画マニア厳選の「後味の悪い映画ランキング」を発表したいと思います!

この記事の対象!
  • 後味の悪い映画が好きな人
  • バッドエンドが好きな人
  1. 【バッドエンドに注意】後味の悪い映画おすすめ55選!
    1. 1:ダンサー・イン・ザ・ダーク
    2. 2:ミスト
    3. 3:オールドボーイ
    4. 4:シャッターアイランド
    5. 5:新感染
    6. 6:母なる証明
    7. 7:チョコレートドーナツ
    8. 8:パラサイト
    9. 9:LEON
    10. 10:リミット
    11. 11:殺人の告白
    12. 12:悪人
    13. 13:ミスミソウ
    14. 14:メメント
    15. 15:告白
    16. 16:容疑者Xの献身
    17. 17:イミテーションゲーム
    18. 18:誰も知らない
    19. 19:セブン
    20. 20:アルジャーノンに花束を
    21. 21:8日目の蟬
    22. 22:チェンジリング
    23. 23:ルーム
    24. 24:手紙は憶えている
    25. 25:縞模様のパジャマの少年
    26. 26:戦場にかける橋
    27. 27:ライフイズビューティフル
    28. 28:ウィッカーマン
    29. 29:戦場のピアニスト
    30. 30:カッコーの巣の上で
    31. 31:ブラックスワン
    32. 32:大脱走
    33. 33:アメリカンスナイパー
    34. 34:時計仕掛けのオレンジ
    35. 35:猿の惑星
    36. 36:硫黄島からの手紙
    37. 37:それでも僕はやってない
    38. 38:ファイナルデッドコースター
    39. 39:キャリー
    40. 40:アナイアレイション
    41. 41:ソウ
    42. 42:サイレントヒル
    43. 43:28日後
    44. 44:アイアムレジェンド
    45. 45:ライチ光クラブ
    46. 46:運命のボタン
    47. 47:イットフォローズ
    48. 48:泳ぐひと
    49. 49:ジョゼと虎と魚たち
    50. 50:ゴーン・ガール
    51. 51:ミスティックリバー
    52. 52:バニーレイクは行方不明
    53. 53:ES(エス)
    54. 54:ランボー
    55. 55:マイボディガード
  2. まとめ

【バッドエンドに注意】後味の悪い映画おすすめ55選!

それでは、後味の悪い映画50選を発表していきます!

1:ダンサー・イン・ザ・ダーク

主人公の女性は、1人息子と暮らしています。夫はいません。

ミュージカルを生きがいとしていますが、生まれつきの病気で視力を失っていきます。

息子にもその病気は遺伝しており、手術のためにお金をためています。

ですが、手術を受ける直前にそのお金を何者かに奪われてしまいます。

この映画は本当に後味が悪いです。最後まで観たら間違いなく号泣してしまいます。

お金を盗んだ犯人には、怒りしか沸きません!

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ダンサーインザダークの感想

2:ミスト

主人公である父親は、息子とスーパーへ買い物に行っています。

しばらくすると、サイレンが響き渡り、街中が煙に巻かれていきます。

悲鳴が聞こえ、霧の中に逃げ遅れた人は正体不明のモノに殺されていきます。

ミストを観た人は口を揃えて「後味が悪い」という感想を残します。

「どれほど後味が悪いんだろう?」と気になって観たのですが、これはヤバいです笑。

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ミストの感想と考察

3:オールドボーイ

主人公の男は、目が覚めると見たこともない部屋にいます。

その部屋は簡素な作りで、テレビ以外の娯楽はありません。食事は毎日なぜか餃子が送られてきます。

ある日、テレビで驚愕のニュースが流れます。主人公の妻が殺害されたのです。

しかも、その殺人犯が主人公として報道されているのです。

これはラストがちょっとだけ後味悪いです。主人公ではなく、閉じ込めた犯人に同情するかもしれませんね。

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オールドボーイの感想と考察

4:シャッターアイランド

精神を病んだ犯罪者が住む島、「シャッターアイランド」で1人の女性が姿を消します。

その女性を探すため、主人公とその相棒は島の住民に聞き込みを行います。

島の住民は異常な人間ばかりですが、まともそうな女性が「逃げて」というメッセージを伝えてきます。

これはサスペンス映画としてかなり面白いです。ただ、ラストがちょっと後味悪いですね。

どんでん返しを食らわす「最後のセリフ」は必見です。

5:新感染

主人公の男は、娘と暮らしています。妻はいますが、仲が悪くて疎遠状態です。

娘の誕生日に妻の家を訪れることになり、新幹線に乗ります。

出発する直前、挙動不審な女が乗り込んできます。しばらくするとゾンビに豹変し、乗客を襲い始めます。

ゾンビ映画ですが、かなり人間ドラマの盛り込まれたストーリーです。

B級映画と思って観ていましたが、予想外に面白い。

ゾンビ映画に付き物ですが、ラストは後味の悪さが残ります。

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6:母なる証明

主人公である母は、一人息子と暮らしています。

息子は友人に「お前女を抱いたことないだろ」と嘲笑されます。

それが気に障り、息子は酔っぱらった時に女子高生の後を付けます。女子高生に逃げられ、息子は家に帰って寝ます。

その翌日、女子高生の死体が小屋の屋根で発見されました。息子が女子高生を追っていた所が目撃されており、息子は逮捕されます。

母は息子が無実であることを確信しており、警察に頼らずに一人で犯人を探します。

このラストは後味が悪いです。ラストでは、誰も責めようがないんですよ。そこがモヤモヤしてします。

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7:チョコレートドーナツ

主人公達はゲイのカップルです。2人は酒場で出会い、お互いに一目惚れしました。

ある日、1人の少年が歩いているのを見つけます。母親がドラッグで逮捕されたため、行くあてがないのです。

主人公達は少年を不憫に思い、食事をご馳走してあげます。だんだん可愛く思えてきて、養子にする決心をします。

ですが、2人はゲイです。ゲイが養子を受け入れた前例は今までになく、裁判で問題になります。

LGBTへの差別を取り上げた映画です。主人公達の愛は本物ですが、同性カップルというだけで社会的に不自由をします。

ラストはかなり後味悪いですよ。この映画を観ると、LGBTへの差別は撤廃すべきと思うようになります。

8:パラサイト

主人公家族は、「半地下」と呼ばれる貧しい場所に住んでいます。

ある日、息子が友人に家庭教師の代理をお願いされます。家庭教師先はお金持ちで、息子は悪巧みを思いつきます。

その悪巧みとは、家庭教師先の家庭に、家族全員を雇ってもらうことです。

家族を雇わせるため、すでにいる使用人たちを1人1人追い出していきます。

初めてアジア映画でアカデミー賞をとった作品です。

前半は明るいテンポですが、パラサイトの意味が判明してから深い闇へと転落していきます。

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9:LEON

主人公の男は殺し屋です。ある日、住んでいるアパートにマフィアがやってきます。

そのマフィアは、隣人の家族を虐殺します。1人だけ買い物に出かけていた少女は助かり、主人公が世話することになります。

少女は殺し屋になりたいと言い、不器用な主人公は渋々そのお願いを引き受けます。

LEONは超有名な作品です。ラストは本当に後味が悪いです。

純粋な性格の主人公に、ジャンレノはピッタリの適役。この頃のナタリーポートマンは絶世の美少女ですね。

10:リミット

主人公は目が覚めると、狭い空間にいます。棺桶のように狭い場所で、外へ出ることはできません。

天井からは砂が落ちてくるため、徐々に埋められていきます。

幸い携帯電話があるため、主人公は電話で助けを求めます。

リミットは、後味の悪い映画でとても有名です。

最後の一言があまりにヒドいため、ラストには注目してください。

11:殺人の告白

10人の女性が殺害される、連続殺人事件が起きました。

主人公の刑事は、犯人をあと1歩まで追い詰めますが、取り逃します。

17年後、その事件は時効を迎えます。その時、1人の男が「私が10人の女性を殺害した」と告白します。

そして、その事件について記した「私が殺人犯です」というタイトルの本を出版します。

この映画は、藤原竜也によって「22年目の告白」というタイトルでリメイクされています。

時効後に殺人犯を名乗り、メディア出演するという異色の設定。

どんでん返し映画としてはかなり秀逸ですが、ラストはちょっと後味が悪いです。

12:悪人

主人公の男性には彼女がおり、夜に会う約束をしています。

ですが、彼女は浮気性で、わざわざ主人公の目の前でイケメン友達の車に乗ります。

主人公はショックを受けますが、心配になって車の後を付けていきます。

その翌日、彼女が死体になって発見されます。

後味が悪いを通り越し、胸糞悪いストーリーです。彼女が殺された理由を知った時、無性にイラだちを感じましたね。

本当にイライラする理由なので、必見です笑。

13:ミスミソウ

主人公の少女は、都会から田舎へ引っ越してきました。

学校へ通い始めると壮絶なイジメにあい、毎日を憂鬱な気分で過ごします。

そんな主人公には可愛い妹がおり、唯一の心の支えでした。

ですが、イジメがエスカレートし、主人公の家が燃やされて妹が亡くなります。

漫画が原作の映画です。読んだことがあるのですが、かなりグロテスクで胸糞な内容です。

ラストは誰も救われません。清々しいほど救われません笑。

14:メメント

主人公には妻がいます。ある日、何者かが妻を暴行し、殺害します。その時に主人公も傷を負い、脳に障害が残ります。

その障害とは、記憶が10分しか持たないことです。10分後には事件後の記憶はなくなります。

主人公は障害を補う工夫をし、何とかして犯人を捕らえようとします。

設定的にはかなり秀逸です。この映画、1回ではストーリーを完全に理解できませんでした。

オチを知ってからもう1度観ると、かなり腑に落ちます!

15:告白

主人公の女性は、学校の教師です。ある日、1人娘が生徒によって殺害されます。

犯人の生徒は判明しており、主人公は2人の給食牛乳にエイズの血液を混ぜます。

そして、ホームルームで「あなたたち2人に、エイズの血液を飲んでもらった」と告白します。

この映画は、湊かなえ作品で一番の傑作です。本当に面白く、展開が気になって仕方がありません。

ラストは自業自得と言うべきか、人によってはスカッとするかもしれません。

16:容疑者Xの献身

母親と娘が暮らしている家に、元夫がやってきます。元夫はどこへ引っ越してもやってきます。

元夫が暴力をふるってきたため、思わず母親は元夫を殺害します。

その時、騒ぎを聞きつけた隣人が家を訪れます。そして、殺人を完璧に隠蔽すると約束してくれます。

ガリレオシリーズの映画では、この作品が一番好きです。天才同士のバトルが見逃せません。

ただ、ラストはちょっと後味悪いですね。感動的でもありますが。

17:イミテーションゲーム

第二次世界大戦中、ドイツとイギリスは対立関係にあります。

ドイツ軍には、世界最強の「エニグマ」と呼ばれる暗号機があります。

その暗号機によってドイツ軍に命令が下されるのですが、解読できないのでドイツ軍の攻撃を予測できません。

エニグマの暗号を解くため、イギリス中の天才が集められます。

この映画は実話です。私たちが使っているコンピュータは、主人公のアラン・チューリングによって開発されました。

アラン・チューリングはゲイだったんですよ。それが原因で、2人の人間が不幸になります。そこが後味悪いです。

18:誰も知らない

主人公である小学6年生の少年は、母親と3人の年下の兄妹と暮らしています。

ある日、母親が家を出ていき、少年は1人で兄妹の世話をすることになります。

しかし、主人公はまだ小学生です。まともに養うことができず、生活は困窮を極めていきます。

この映画は、実際に起きた「巣鴨子供置き去り事件」を題材にしたものです。

母親のあまりの身勝手さに、かなり苛立ちます!「自分が幸せならそれでいい」こういう考えの人間は子供を生むべきではありませんね。

19:セブン

主人公は刑事です。殺人事件が起き、肥満の大男が殺害されました。

現場には「GLUTTONY(暴食)」という血文字が残されています。次の事件では、「GREED(強欲)」という血文字が残されます。

キリスト教の「7つの大罪」を意識した連続殺人と判断し、主人公は捜査を進めますが、次々と同様の事件が起きます。

セブンは有名な名作です。かなり作り込まれたストーリーで、7つ目の大罪が本当に最悪です。

性格が歪みきった天才はろくな事をしませんね。

20:アルジャーノンに花束を

主人公のチャーリーは知的障害を患っています。大人ですが、知能は子供レベルです。

そんなチャーリーを対象にし、ある実験が行われます。その目的は、チャーリーの知能を天才に飛躍させることです。

実験は成功し、チャーリーは天才になります。ですが、しばらくすると知能が再び低下し始めます。

小説がオリジナルの映画です。日本ではドラマとしてリメイクされ、山下智久さんが主演を務めました。

これは悲しい映画です。天才になったものの、再び知能が低下していく。これほど怖いことがあるでしょうか。

主人公だけでなく、彼女の苦悩も考えるとやるせません。

21:8日目の蟬

1人の女性が、ある既婚者と不倫関係にあります。その女性は妊娠しますが、既婚者の男性に下すように言われます。

その結果、その女性は子供を産めない体になります。しばらくして、既婚者の妻が妊娠し、子供が生まれます。

女性は既婚者の家へ忍び込み、子供があまりに可愛いので誘拐します。

子供を誘拐された家族、誘拐犯の女性、誰も幸せにならない映画です。

一番ゲスいのは、既婚者の男。怒りをぶつけるなら間違いなくこの男です!

22:チェンジリング

主人公の女性には1人の息子がいます。ある日、息子が何者かによって誘拐されます。

女性は警察に届けを出し、しばらくすると子供が見つかったとの連絡が入ります。

子供は汽車に乗って帰ってきました。ですが、どう見ても自分の息子ではないのです。

これは実話を基にした映画です。これは本当に後味が悪いですよ。

女性の最後の一言が忘れられません。あと、別の子供が家にやってきた理由が、本当に胸糞悪いです。

23:ルーム

主人公である母親は、1人の息子とワンルームで暮らしています。

実は、母親は過去に誘拐され、子供は誘拐犯との間でできたのです。

子供は外に出たことがなく、部屋の中が世界だと勘違いしています。

子供を外に出してあげるため、母親は脱出計画を立てます。

これは実話に基づいた映画です。好きでもない男との子供を産んだ母親の苦悩は、想像できません。

母親の強さを感じる1作。

24:手紙は憶えている

主人公の老人は、90歳の高齢です。認知症が進んでいた頃、介護施設の友人に1枚の手紙を渡されます。

主人公とその老人はアウシュビッツ収容所の生還者であり、家族をドイツのナチス兵によって殺されています。

その手紙には、家族を殺したナチス兵の住所が書いてあります。

認知症で記憶が曖昧になりますが、手紙を頼りに主人公はナチス兵を探しに出かけます。

この映画は、ラストを後味悪く感じる人と、スカッと感じる人の2パターンに別れそうです。

どんでん返しがうまく、隠れた良作です。

25:縞模様のパジャマの少年

主人公の少年は、軍人の息子です。父親の仕事の関係で、ドイツへ引っ越して来ていた。

見知らぬ土地で遊び相手がいないため、主人公は退屈に明け暮れていた。

ある日、主人公は農場の近くに施設を見つけ、コッソリと忍び込んだ。

そこには1人の少年がおり、縞模様のパジャマを着ていた。実はその施設はユダヤ人の強制収容所で、その少年は囚人服を着ていた。

主人公は少年と仲良くなり、毎日会いに行くようになる

ヒトラーによるユダヤ人迫害をテーマにした映画です。アウシュビッツ強制収容所に収容された少年との交流が描かれています。

ラストはかなりのバッドエンドです。実際にありえそうな事件なので、身の毛がよだちます。

26:戦場にかける橋

第二次世界大戦中、タイ付近の捕虜収容所に、日本人によって捕らえられたイギリス兵士らがいた。

日本軍の大佐は、イギリス兵士らに物資を運ぶための橋を建設させようとしていた。

しかし、過酷な労働環境のためにイギリス兵士らは疲労困憊で、建設は進まない。

そこで、イギリスの隊長が日本軍に頼み、建設の指揮をとっていいことになった。

イギリスの隊長は指揮を心得ており、橋の建設が進むようになる。

これは実話を基にした映画です。捕虜が橋を建設してくれたおかげで、泰緬鉄道(たいめんてつどう)が完成します。

映画は、中盤までは明るい雰囲気で進みます。「イギリス軍ってすげえ!」ってなります。

ですが、ラストで「マジか!そうなるの?!」って事件が起きます。紛れもないバッドエンドです。

27:ライフイズビューティフル

主人公である父親はユダヤ人。妻と息子と暮らしています。

第二次世界大戦が起き、ユダヤ系の主人公たちは強制収容所へ送られます。

強制収容所では、父と息子は同じ場所へ送られ、母親だけ引き離されます。

父は息子を守るため、息子に嘘を付きます。

「これはゲームなんだ。お前は今100点持ってる。いい子にしてたら点数がたまってく。1000点たまれば戦車に乗って家へ帰れるぞ!」

息子はその嘘を信じ、ゲーム感覚で強制収容所での日々を過ごします。

ライフイズビューティフルは、家族愛をテーマにした感動作品。

ですが、ラストはちょっと後味が悪いです。ハッピーエンド 寄りですが、モヤモヤが残ります。

28:ウィッカーマン

主人公の刑事の元へ、1通の手紙が届く。その手紙には、「孤島で少女が行方不明になったから捜索してほしい」と書いてある。

主人公がその島へ行き、少女の行方を人々に尋ねる。しかし、どの人も「少女は死んだ」と答えます。

その島では、豊作を祈って人間を生贄にささげる習慣があります。

捜査を進めるうちに、「少女は生贄にされるために捕らえられてるのでは?」と疑うようになります。

ウィッカーマンは1973年の古い映画です。これは紛れもないバッドエンド作品です。

ラストは絶望しか感じません。

29:戦場のピアニスト

主人公の男はユダヤ人。本業はピアニストで、家族と仲良く暮らしています。

第二次世界大戦が起き、主人公の家族らは強制収容所へ送られる。しかし、主人公だけは知人の警察に助けてもらい、街にとどまることを許される。

街に止まったものの迫害は続き、常に身の危険のある状態。

食糧も手に入らず、とうとう餓死寸前にまで追い詰められる。

ユダヤ人が迫害される映画に、ハッピーエンド はありませんね。多くの人が亡くなりますので、ハッピーエンド っぽくても後味が悪いです。

30:カッコーの巣の上で

主人公の男性は、女性を暴行した罪で刑務所へ送られようとしています。

精神病のフリをし、刑務所行きを逃れて精神病院へ入院することに成功します。

精神病院の患者は、病院のルールに従順です。主人公は病院が退屈なため、「もっと人間らしい生活を送ろう」と患者たちに提案していきます。

最初は乗り気でない患者たちも、徐々に主人公に賛同するようになり、病院のルールに反抗し始めます。

主演はジャックニコルソンが努めています。「シャイニング」という映画の父親役をした方です。

ストーリー全体が面白いのですが、ラストはバッドエンドでかなり後味が悪いです。

ところで、この映画のジャックニコルソンの演技は神業です。これほどの演技ができるのはジャックニコルソンぐらいしかいません。

31:ブラックスワン

主人公の女性はバレリーナ。バレエ団に所属しており、「白鳥の湖」の主役を狙っています。

見事主役に選ばれるものの、演出家に「君には性的な魅力がない。白鳥だけでなく黒鳥も演じれるようにならなきゃダメだ」と指摘されます。

それから主人公は、バレエの稽古に加えて性的な魅力を身につけようと必死になります。

あまりの大変さに、主人公には幻覚が見えるようになり、別の女性が主役を狙っていると疑心暗鬼になります。

うーん。ラストはバレエの聴衆からするとバッドエンドです。ただ、主人公の目線からすると、ハッピーエンドなのかもしれません。

幻覚と現実が入り混じっているので、ラストはちょっと理解しづらいです。

32:大脱走

舞台は第二次世界大戦中のドイツ。ドイツの捕虜収容所には、イギリス軍を中心とした連合軍が捕らえられています。

ある時、収容所に集団脱走を得意とした男が送られてきます。その男は昔の仲間を呼び、脱走の計画を立てます。

BGMはとんでもなく明るいんですよ。コメディ映画のような曲ですが、映画の内容はシリアスです。

ラストはバッドエンドですね。戦争系の映画で誰かが幸せになる展開は少ないです。

33:アメリカンスナイパー

主人公の男は、射撃の達人。戦場では何人もの敵を殺害し、伝説と評されるようになります。

しかし、戦争に行くたびに心の傷を深め、家族との溝が深くなっていきます。

戦争が終わっても、過去の記憶で苦しみ、まともな社会生活ができなくなります。

この映画は実話に基づいています。戦争の目的は敵を倒すことですが、殺人なのは変わりません。

生き残ったとしても、過去のトラウマに苦しみます。戦争は勝者も敗者も幸せになれないものだと認識させられます。

34:時計仕掛けのオレンジ

主人公の男は学生です。ですが、学校をさぼって夜な夜な犯罪に手を染めています。

ある日、主人公とその犯罪仲間は、金持ちの家へ強盗にはいります。主人公は誤ってその家の夫人を殺害し、逃げ遅れて逮捕されます。

主人公は投獄される代わりに、人格矯正プログラムを受けさせられます。

そのプログラムは成功し、主人公は犯罪を目にすると吐き気を催すようになります。

時計仕掛けのオレンジは有名な作品です。一度は名前を聞いた事のある人が多いでしょう。

前半からとにかく気持ち悪い映画です。造語が多く登場し、かなりイライラします笑。

性格矯正プログラムあたりから物語がわかりやすくなり、面白くなってきます!

35:猿の惑星

主人公の男は仲間たちと宇宙船に乗っています。6ヶ月の宇宙旅行が終わり、地球へ帰ろうとしています。

地球まで何年もかかるため、主人公たちは睡眠薬で眠りにつきます。

宇宙船にトラブルが起き、見たこともない星に主人公たちは降り立ちます。

そこでは猿が人間を支配しており、人間が奴隷として扱われています。

超有名な作品、猿の惑星です。見たことのある人も多いでしょう。

この映画のラストは超衝撃的です。「これじゃ猿に笑われるはずだよーー!!」というセリフが大好きです笑。

36:硫黄島からの手紙

第二次世界大戦中、硫黄島は日本軍の最後の砦。そこを破られると、日本はアメリカ軍に制服されてしまいます。

硫黄島を死守するため、日本軍はアメリカ軍に必死の攻撃を仕掛けます。

嵐の二宮和也さんが主演を務めた映画です。ラストは後味が悪いですね。ユダヤ人の映画もそうですが、戦争系の終わりってこんなのが多い気がします。

37:それでも僕はやってない

主人公は会社員で、出勤するために電車に乗っています。

スーツがドアに挟まってしまい、不審な動きをしてしまいます。それが原因で痴漢の犯人に間違えられます。

主人公はやっていないので、罪を認めません。しかし、潔白を証明する証拠がないために事態は不利になっていきます。

2007年の映画です。当時は話題の作品で、この映画で痴漢冤罪の怖さが広がりました。

痴漢冤罪をかけられると、ほぼ必ず負けます。冤罪をかけられて家庭が崩壊し、自殺した人もいます。

この映画は本当に胸糞悪いので、見る人は注意です。

38:ファイナルデッドコースター

主人公たち若者は、テーマパークに遊びにきています。

ジェットコースターに乗る直前、主人公の女性は予知夢を見ます。

その予知夢とは、ジェットコースターが脱線して全員が亡くなるというもの。

結局、気味が悪くなって主人公に止められ、仲間は乗るのを諦めます。他の客はかまわず乗り、予知夢の通り脱線して全員が死亡します。

ファイナルデッドコースターはシリーズ物です。ファイナルデスティネーションや、ファイナルデッドブリッジなどがシリーズにあります。

かなりグロいですし、「次はどうやって死ぬんだろう?」とハラハラドキドキします。

39:キャリー

主人公の少女キャリーは、学校で虐められています。

虐めた罪滅ぼしをするため、1人の少女が彼氏に頼み込み、キャリーとダンスパーティーに出席してもらいます。

ダンスパーティーをキャリーは楽しみ、幸せを感じていた矢先に壮絶な事件が起きます。

キャリーがただただ可哀想な映画です。キャリーは純粋で良い子なんですけど、母親が宗教にハマりすぎているので普通の生活を送れません。

性格は良いのに、環境のせいで不幸になる後味の悪いストーリーです。

40:アナイアレイション

突如、世界に謎の空間が現れます。その空間は日に日に拡大しており、このままでは世界が飲み込まれてしまいます。

主人公の夫がその世界へ入り、ある日帰ってきました。見た目は普通ですが、しばらくすると血を吐いて亡くなります。

夫の死の原因を探るため、主人公はその空間へ入る決意をします。

気持ち悪いシーンがたくさん出てきます。遺伝子が組み変わった化物や、人間の中身までも変化していきます。

ラストはそれっぽい理由を付けていますが、「適当な理屈だろ!」って突っ込みたくなりました。

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41:ソウ

2人の男性は、目が覚めると足首に鎖がつながれています。そして、目の前にはノコギリがあります。

ポケットにはテープレコーダーが入っており、「目の前の男を殺せ」と指令があります。

2人は生きて出るため、脱出する方法を考え抜きます。

ソウは有名なグロ&サスペンス映画です。この映画には超どんでん返しがあり、ラストは絶対驚きます!

見ていて痛くなるシーンもあるため、グロテスクに耐性のない人はやめておきましょう。

42:サイレントヒル

主人公である母親には、娘と夫がいます。娘は時々おかしな言動をしたり、取り憑かれたかのように「サイレントヒル」と口にします。

母親はサイレントヒルが実在する街であることを知り、娘の症状を治せるかもと思い、娘と一緒にサイレントヒルへ向かいます。

昔、サイレントヒルで大きな事故が起き、多数の死者が出ました。そのせいで街には誰も近づいていません。

気がつくと、母親は街の外へ出られないことに気付きます。そして、不可思議な現象が次々と起こります。

サイレントヒルはかな〜り怖いお話です。人間の皮が剥がれるシーンとか出てきますので、グロ耐性のない人は絶対に観てはいけません。

原作がゲームの映画でして、内容的にはかなり面白いです。ラストは寂しい終わり方になります。

43:28日後

研究所のチンパンジーが突然凶暴になり、人間を襲い始めます。

チンパンジーに噛まれた人間も凶暴化し、ゾンビとなります。ウイルスは広がっていき、ロンドンはゴーストタウンとなります。

主人公は、昏睡状態だったため、何が起きたのか分かりません。教会へ行くと、そこにはゾンビが待ち受けています。

「走るゾンビ」これが28日後の特徴です。ゾンビってゆっくり動くイメージがありますよね。

28日後では、ゾンビが走ってやってきますのでメチャクチャ怖いです笑。足の遅い人なら100%助かりません。

この物語には28週後という続編があり、そちらも面白いです!

44:アイアムレジェンド

主人公の男性は、犬と暮らしています。数年前、突如謎のウイルスが広がって世界中がゾンビでいっぱいになります。

主人公には耐性があり、ゾンビになりませんでした。世界を救うため、1人でワクチンの開発を続けています。

生きるには食糧が必要であり、ゾンビのいない昼間に街を散策します。

ある日、飼い犬が野生のシカを追い、廃墟の中へ入って出てこなくなります。

アイアムレジェンドに出てくるゾンビは、「ダークシーカー」と呼ばれています。

正確にはゾンビではなく、知性があるのがポイントです。エンディングは2種類あり、映画に採用されなかった方は深い終わり方です。

45:ライチ光クラブ

小学生の主人公(男)は、2人の友達と「光クラブ」という秘密のクラブを廃墟に作ります。

ある日、転校生が学校にやってきます。転校生は光クラブにやってきて、仲間に入ります。

その転校生には「ロボットを作って世界征服する」という夢があり、主人公たちは一緒にロボット作りに励みます。

そのロボットが完成すると、転校生はロボットを使って美少女を誘拐します。

ライチ光クラブは、漫画が原作の作品です。ストーリーは異質でして、頭の切れる転校生が残酷な計画を実行していきます。

作者の古屋兎丸さんは、少年愛を描くことが多いです。ライチ光クラブでも少し少年愛が出てきます。

46:運命のボタン

ある日老人が、夫婦と1人息子が住む家にやってきます。

その老人は赤色のボタンを夫婦に渡し、「押したら1億円もらえる。その代わりあなたの知らない誰かが死ぬ」と言います。

夫婦は迷いますが、妻が決心してボタンを押します。

老人は夫婦に告げます。「これで1億円はあなたのもの。それではこのボタンをまた誰かに渡しに行きます。あなたたちの知らない誰かに」

その直後、近くに住んでいた女性が亡くなります。老人の話は本当だったと知り、夫婦は老人について調べ始めます。

ラストは悲しい終わり方です。冗談でボタンを押したら、泣くに泣けない結果になるなんて誰が予想できるでしょう。

47:イットフォローズ

主人公である女性は、1人の男性と寝ます。その夜、男性にある真実を告げられます。

「君に病気を渡した。この病気に感染すると、正体不明の生き物が君を襲いにくる。君も誰かと寝て、この病気を渡すといい」

その日から、様々な外見に姿を変える生き物が、ゆっくりと女性に近づいてきます。

これはマジで怖いですよ。一番怖いシーンは、謎の生き物がお婆さんの姿になり、ゆっくりと近づいてくるシーンです。

スピードはゆっくりですが、どこへ行っても追ってきます。ラストも怖さが残ります。

48:泳ぐひと

主人公の男性は、友人の家にやってきます。そこにはプールがあり、主人公はプールに泳ぎながら自宅へ帰ることを思いつきます。

自宅まで家が何軒かあり、全てのプールに入って帰るのです。

最初の家では、歓迎されますが、徐々に主人公への風当たりが強くなっていきます。

この映画のストーリーはかなり深いです。私も考察を読むことで、ようやく意味を理解できました。

映画の序盤では、主人公は若くて輝くような外見をしています。しかし、話が進むにつれてその外見も変化していきます。

プールへ行くたびに、様々なエピソードが起きます。その意味を考えるのが面白いです。

49:ジョゼと虎と魚たち

主人公の男性は、変わった老婆を見かけます。毛布がかけてある乳母車を押しているのです。

その老婆はあやまって乳母車を坂で離してしまいます。主人公はその乳母車の元へ行きます。

すると、その乳母車には20代ぐらいの女性が乗っていました。足が不自由で、祖母に散歩に連れていってもらっていたのです。

主人公はその女性に興味がわき、女性の家を訪れるようになります。

ジョセと虎と魚たちは、足の不自由な女性との恋愛を描いた映画です。

ラストを観たら、胸が苦しくなるか、怒りがわくかのどちらかになるでしょう。

50:ゴーン・ガール

主人公は妻と2人で暮らしています。ある日、妻が行方不明になります。

夫の証言や行動が不可解なため、世間は夫が妻を殺害したと考えます。

しばらくすると、妻の日記が発見されます。そこには主人公が不利になるような事実がいくつも書かれています。

ゴーン・ガールはどんでん返しストーリーですね。なぜ妻は行方不明になったのか。

その理由を知ると、妻の恐ろしさに身の毛がよだちます。

51:ミスティックリバー

3人の男は、少年時代は仲良しでした。しかし、男Aが少年時代に性的暴行を受け、それが原因で離れ離れになります。

ある日、男Bの娘が何者かに殺害されます。娘が亡くなった日、男Aは血まみれで家に帰ってきました。

男Aは、過去に性的暴行を受けたトラウマが消えません。このストーリーは男Aにただただ同情したくなります。

52:バニーレイクは行方不明

主人公である母親は、保育所に娘を預けます。夕方に娘を連れ帰りに行くと、保育所は娘の存在を知りません。

主人公はパニックになり、娘の行方を探します。しかし、誰も娘の存在すら知らないと言います。

主人公の弟は、「姉さんには昔、バニーレイクという見えない友達がいたんだよ」と口にします。

この映画には一本取られました。そういう「オチか!」と驚きましたね。

古い映画ですが、非常に良くできたストーリーです。

53:ES(エス)

主人公を含む複数の人が、大金がもらえる心理実験に参加します。

その実験では、半分が警察官、残りの半分が囚人役をします。

始めの頃は、気楽に実験生活を過ごしています。しかし、しばらくすると警察側が行き過ぎた暴力を振るうようになります。

これは実際にあった心理実験でして、わずか数日で中止になりました。

警察はS(責める側)で、囚人はM(受ける側)です。そんな状況におかれると、人間がどれだけ残虐になるか示したのがこの映画です。

54:ランボー

主人公のランボーは、ベトナム退役軍人です。国のために闘いましたが、多くの人を殺害したとして故郷では悪者扱いです。

当てもない旅をするランボーに突っかかってくる警官がいます。その警官は、ランボーを無理やり逮捕しようとし、ランボーを怒らせます。

ランボーはアクション映画で有名です。ただ、ランボー1に関してはシリアスなアクションです。

ラストは退役軍人の苦しみを描き、ランボーの辛い境遇に同情するでしょう。

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ランボーの名言50選

55:マイボディガード

メキシコでは、誘拐がビジネスとして流行しています。

娘を誘拐から守るため、ある家庭はボディガードを雇います。

そのボディガードは娘に無関心でしたが、次第に娘へ心を開くようになります。

ある日、娘に不審な車が近づいてきます。

娘役のダコタファニングは、映画アイアムサムの娘役で有名ですね。この映画でもとても可愛らしいです。

心を閉ざしたボディガードが、娘との交流で人間らしさを取り戻す過程がいいです!

まとめ

バッドエンドで後味の悪い映画を55個紹介しました!

ラストは暗いですが、どれもストーリーが面白いものばかりです!ぜひ一度観てみてください!

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