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75点【交渉人の感想】ベックはなぜダニーを殺したかったんだ?【考察】

映画&ドラマ批評
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今回は映画「交渉人」の感想とあらすじです!

(ジャンル・サスペンス映画)

(Amazonでの評価は星3.5

ストーリー:犯人との交渉を職業とする男性は、殺人の疑いを晴らすために人質をとって立てこもる

個人的な点数は75点ですね。交渉人が交渉されるという予想外のストーリです笑。

さて、ひとまずあらすじへいきましょう!

予告はコチラ↓↓

交渉人(字幕版) (プレビュー)
横領と殺人の濡れ衣を着せられた、一匹狼の人質交渉人ダニー・ローマン(サミュエル・L・ジャクソン)。新婚早々、事実無根の罪で捕まるのは御免と、彼は人質をとって立てこもる。そして事件の黒幕をあぶり出すため指名したのが、同僚からも一目置かれる冷静沈着な人質交渉人クリス・セイビアン(ケビン・スペイシー)だった。 Eiri...

交渉人のあらすじ

主人公の男性は、事件の犯人と交渉する「交渉人」という職業についています。

交渉人としてのスキルは高く、これまでに数々の立てこもり事件を解決してきました。

ある日、相棒の男性が何者かに殺されます。殺された現場にいたため、主人公は殺人の容疑がかけられます。

警察が主人公の家を捜索すると、事件の証拠が見つかります。主人公は、相棒を殺した人間が、警察にいることを確信します。

このままでは刑務所に入れられてしまうため、主人公は人質をとって立てこもり、無罪を晴らそうとします。

交渉人の感想と考察(ネタバレあり)

※ここからネタバレあります

 

交渉人のダニーが、まさかの交渉される側になる異色の設定です。

タイトルからして「主人公が難事件の交渉をするのかな〜」と予想していたのですが、いい意味で裏切られました。

相棒のネイサンを殺した罪に問われたダニー。権力によって冤罪をかぶせられる事件って、現実でもあるので怖いです。

ベストセラーになった「殺人犯はそこにいる」という、実際にあった冤罪事件にもとづく本があります。

その本では、無罪の男性が警察によって無理やり刑務所に入れられます。いくら無罪の証拠を突きつけても、「あれは有罪だ。今さら蒸しかえすな」と警察は一点張り。

日本の警察は、組織的に無罪の男性を貶めようとするんですよ。この映画でも、罪に関わっていた人間が協力してダニーを貶めようとします。

人質をとって立てこもるダニーの行動は、やりすぎに見えるかもしれません。ですが、これぐらい行動しなければ、権力につぶされてしまうので仕方ないでしょう。

さて、この映画で一番良かったシーンは、狙撃手のパラーモが「ダニーを撃てません!」と命令を拒否したところですね。

警察では上下関係が厳しく、上司からの命令は絶対です。それでも自分の意思をつらぬいたパラーモの人間性には感動しましたね。

ただパラーモが輝きすぎたせいで、他の警察員の印象が薄くなってしまったんですよね笑。

犯人の「アージェント」「ヘルマン」「アレン」は、めちゃくちゃ影が薄かったです笑。

人質のニーバウムも犯人の1人でして、内偵者だったネイサンを裏切ったのは彼だったのです。

ニーバウムは射殺されて当然の人物でしたね。彼がネイサンを売らなければ、こんな事態にならなかったのですから。

この映画で疑問に思ったのは、ベックがやたら「ダニーを射殺しろ」と命令したことですね。

交渉人のセイビアンに指揮権が移ってからも、チャンスがあればダニーを射殺させようとします。

「ベックも犯人なんだろうなー」と思って見ていたのですが、彼は良い人間だったのです。

ラストシーンでは犯人のフロストを撃ち、「自殺なんて甘いことはさせないぜ。ちゃんと罪をつぐなえ」とカッコいいセリフを言います。

どうやら、ベックは信念の強い人間だったみたいですね。「犯人の射殺=安全に人質を助ける最短ルート」という彼なりの信念があったようです。

映画の序盤でも、ベックはダニーに「なんで犯人を射殺しなかった。失敗してたら俺たちの命も危なかったぞ」と苦情を言っています。

実は、この映画で「ダニーを射殺するな」と主張してたのは交渉人のセイビアンだけなのです。

他の警察官は射殺を優先してますので、警察の中ではベックの考えは真っ当のようです。

もしも私が警察の立場なら、射殺を優先すると思います。交渉人って頼れないイメージがあるからです。

この映画では交渉人が有能ですが、現実ではこんな有能な交渉人は少ないでしょう。

もしも交渉で失敗したら、即座に人質が殺されるかもしれません。それだったら、チャンスのある内に犯人を射殺して人質を救ってあげたいです。

今回の映画のように、無罪の人間が立てこもりをするなんて1億分の1ぐらいの確率でしょう。

現実では立てこもり犯はほぼ悪人です。射殺を優先する考えは正しいと思います。

さて、ラストシーンの無罪の晴らし方は非常に良かったです。フロッピーディスクのような物的証拠であれば、また消されていたでしょう。

ただ、フロストが「ダニーは死んだ!」と思い込んだのには違和感がありました。銃を打たれただけですぐ死ぬでしょうか?

警察官ならダニーが死んでない可能性を考えるでしょう。ここはもう少しリアルに描いて欲しかったですね。

全体的な評価ですが、ラストまで展開を期待しながら見れたのでサスペンスとして良作だと思います!

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