私はこれまで、数多くの映画を観てきました。
特に好きなジャンルはサスペンスのどんでん返しものです。最後まで展開を読めないので、ドキドキしながら視聴できるからです!
映画マニアの私ですが、小説もよく読みます。ジャンルはもちろんサスペンスが多いです!
今回は、どんでん返し小説で特に面白かったものを10冊紹介したいと思います!
- 先の読めないどんでん返しが好きな人
- 殺人などの描写があっても平気な人
サスペンス好き映画マニアが選ぶ、どんでん返し小説10選
それでは、どんでん返し小説の中で、特に面白かったものを10冊紹介していきます!
①オーブランの少女
2人の姉妹が、誰からも羨ましがられるような素敵な家に住んでいます。
ある日、その家でパーティーがありました。みんなが楽しんでいる時、急に悲鳴が聞こえます。
かけつけてみると、姉が汚い老婆に殺害されていたのです。その数日後、妹は首を吊って自殺しました。
妹の日記帳が見つかり、そこには老婆が何者なのか記されていました。
汚い老婆が何者なのか、なぜ妹は後を追って自殺したのか、謎だらけの始まり方です。
この老婆の正体を知ると、本当にゾッとします。
②クリムゾンの迷宮
主人公は目が覚めると、見たこともない場所にいました。火星のような風景で、周りには何もありません。
主人公以外にも人がおり、全員そこがどこか分からないようでした。
その場所から脱出するため、主人公たちはその場所を探索します。
ゲームの中のようなお話です。いろんな場所を探索してアイテムを見つけたりします。
生き残って脱出するには条件があり、普通の人間では達成できないようなものです。
③この闇と光
少女はある国のお姫様です。ですが、目が見えないので家に居るしかできません。
父である王様が、少女のお世話をしています。少女にとって、父と過ごす時間が何よりの楽しみです。
しかし、自体は急変していきます。父は外出する日が多くなり、少女は1人で過ごさなければいけない時間が増えました。
このどんでん返しはすごいです。すっかり騙されました笑。
この少女は何者なのか、なぜ目が見えないのか。謎が解けるとスッキリします!
④ハンガーゲーム
主人公の住んでいる国には、12の地区があります。それぞれの地区から少年と少女が1名ずつ選ばれ、殺しあいます。
そして、生き残った1人は裕福な生活を送れる権利を手にします
ハンガーゲームは映画にもなった超有名作品です。映画の方も観ましたが、小説の方が圧倒的に面白いです!
6冊ありますが、最後まで一気読みしてしまうほど先の気になるストーリーでした!
⑤黒い家
主人公は生命保険会社で働いています。ある日、客の家に保険の相談で呼び出されます。
その家へ行くと、1人の子供が首吊りで死んでいました。その家の家族は、子供の保険料をせがんできます。
家族の様子が明らかにおかしいので、主人公は家族に殺されたと確信します。
これは本当に怖い話です!
この本を読んでいる時は、想像力をかき立てないほうがいいでしょう笑
⑥アクセス
主人公の少女は、亡くなった友人のショックから立ち直れていません。
そんなある日、携帯電話に謎のメッセージが届きます。「お前が殺したんだ」
イタズラ電話だと思い、気にしていませんでした。ある日、携帯の料金が無料になるサイトを知ります。
そのサイトには不思議な力が働いており、主人公たちは別世界へと飛ばされます。
めちゃくちゃ気持ち悪いシーンが出てきます。今でもそのシーンを覚えています。
仮想空間に入るというなかなか面白い設定。そこから抜け出るための方法もかなり秀逸です。
⑦夜市
夜市という市場があります。何でも買うことができ、若さでも頭の良さもあつかっています。
主人公とその弟は、子供の頃に夜市へと迷い込みます。夜市から出る条件は1つ。夜市で物を取引することです。
しかし、主人公と弟は子供なのでお金を持っていません。主人公は怖くなり、弟を売ることで家へ帰りました。
家へ帰ると、弟は存在しない世界になっていました。ですが、兄の記憶には弟がいます。
弟を取り戻すため、兄は大学生になってから夜市へと向かいます。
この小説は短編集です。1作品はだいたい70ページほどです。ホラー大賞を受賞していますが、怖いシーンはあまりないです。
読んでいるとき、なんだか懐かしい気持ちになります。
⑧モニタールーム
3人の男の子と1人の女の子が、仲良く暮らしています。
彼らは監視されていますが、食べ物や遊び道具には困りません。
ある日、謎の場所へと連れられて命令されます。
「家へ帰りたければ、地雷原を歩きなさい」
リアル鬼ごっこで有名な、山田悠介さんの作品です。
山田悠介さんの作品は「中身が薄い」と酷評されがちですが、サッと読めるので個人的には好きです。
モニタールームは、山田悠介さんの作品の中でも特に印象に残っている作品です。
⑨豆の上で眠る
主人公には、姉がいます。ある日、神社で姉と遊んでいると姉が何者かに誘拐されます。
犯人からの連絡は全くありません。身代金が要求されません。
何ヶ月も待っていると、突然姉が家に帰ってきました。しかし、その姉は全くの別人なのです。
それなのに、主人公(妹)以外の家族は当然のように受け入れています。
闇の深いストーリーが得意な、湊かなえさんの作品です。
なぜ姉は以前と違うのか。明らかに違うのに、なぜ母親や父親は姉を受け入れているのか。
この謎が解けたとき、複雑な心境に陥ります。
⑩その女アレックス
主人公のアレックスは、夜に歩いている時、何者かに襲われて監禁されます。
身動きの取れない箱に入れられ、犯人から告げられます。「お前が死ぬのを見たい」
箱の中にいると姿勢が辛くなり、拷問のような苦しさを味わいます。
この小説は、お手本のようなどんでん返し小説です。
アレックスが閉じ込められているシーンは、序章にすぎません。そこから大きく話が変化していきます
疑問に残る点はいくつかありますが、全くラストを予想できない内容がすごいです。
まとめ
今回は、サスペンスが大好きな私が、本当に面白いどんでん返し小説を紹介しました!
どの小説も先の展開を読めず、最後までドキドキしながら読めます!
この記事がサスペンス好きの方のお役にたてばうれしいです!
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