今回は映画「新感染」の感想とあらすじです!
(ジャンル・パニック映画)
新感染を観終わりました。
感動的なゾンビ映画でした。
個人的にかなり高得点です!— 映画マニア@映画ブログ (@x61zwxe11Hhxw9h) April 8, 2020
ストーリー:新幹線にゾンビが乗り込み、乗客が次々と感染していきます。
個人的な点数は90点ですね。
さて、ひとまずあらすじへいきましょう!
予告はコチラ↓↓
新感染のあらすじ(Netflix)
主人公は、娘と母の3人暮らしです。妻はいますが、仲が悪いので別居しています。
娘が母と会いたいと言うので、主人公は娘の誕生日に妻の家へ行くことにします。
主人公と娘は新幹線に乗り、妻の家へと向かいます。出発の直前、挙動不審な女性が新幹線に乗り込んできます。
しばらくすると、その女性がゾンビに豹変し、次々と乗客を襲いかかります。
新感染の感想と考察(ネタバレあり)
映画コンテイジョンのように、謎の病気が流行っていくストーリーだと予想していたら、まさかのゾンビ映画でした。
「ゾンビ映画はもう見飽きてるし、ミスったな〜」と思いましたが、せっかくなので観ることに。
ゾンビに少女が電車に乗り込み、乗客を噛んで次々とゾンビが増えていきます。
「ありきたりなゾンビ映画だな。B級感を丸出しじゃないか」この時点では、かなり低評価でした。
だがしかし!
追い詰められた人間の心理が巧みに描かれており、かなり面白い映画という評価に変わっていきました!
映画のはじめ、主人公は自己中人間でした。ですが、娘や大男の人情に触れ、人間性を取り戻していきます。
主人公は元々、それほど冷酷な人間ではなかったのでしょう。
証券会社のリーダーを任されているため、冷酷な性格で生きていくしかなかったのだと思います。
この映画で一番死んでほしくなかったのは、大男ですね。率先して周りを助けていましたし、主人公のことも見捨てませんでした。
ゾンビ映画では、こういう優しいタイプはだいたい犠牲になるんですよね。
勇敢で優しい人=死亡フラグです。
この映画で一番印象に残ったのは、お年寄り姉妹の妹が、復讐のために15号車の扉を開けるシーンです。
姉はゾンビが迫ってきた時、1歩も動きませんでした。おそらく、15号車に入ると周りに迷惑がかかると思ったのでしょう。
案の定、15号車の人たちは9号車からやってきた人たちを疫病神のように扱います。
「他人を優先してきた姉が死に、自己中な人間が生きていいわけがない」そう考え、妹は扉を開いてゾンビを中へ招き入れます。
自分の命が大切なので、15号車の人たちの態度も理解できます。それでもスカッと感じるシーンでした。
この映画で唯一蛇足だと思ったのは、高校生カップルが亡くなるシーンです。
列車の常務がクズであることは、車掌を犠牲にして逃げたシーンで十分伝わっていました。
常務のクズぶりを強調するため、高校生の女の子も犠牲にする必要があったでしょうか?
高校生の女の子が亡くなるシーンだけ安っぽく感じてしまったんですよね。
さて、映画のラストシーンはすごく良かったです。お父さんのために練習していた曲を歌うことで娘は助かりました。
このシーンからは、父が娘を守ってくれている感じがしましたね。
新感染は、序盤はありふれたゾンビ映画ですが、途中からは感動シーンの多い良作です!
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