今回は映画「ぼくらと、ぼくらの闇」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス)
ストーリー:4人の少年が日本刀で遊んでいるとき、あやまって1人の少年のノドを刺して殺してしまいます。その日から、少年たちの運命は闇へ向かっていきます。
個人的な点数は20点ですね。
映画「ぼくらと、ぼくらの闇」のあらすじ
4人の少年が、海軍の日本刀をコッソリ使って遊んでいました。
ささいなことがきっかけで、2人の少年が喧嘩になります。その時、片方の少年のノドに日本刀が刺さりました。
その少年はしばらくすると死亡し、少年たちはパニックになります。そして、亡くなった少年の遺体と日本刀を隠すことにします。
誰にもバレませんでしたが、少年たちの心はしだいに沈んでいきます。
映画「ぼくらと、ぼくらの闇」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
※ここからネタバレあります
この作品のオリジナルタイトルは「スーパーダーク」です。ものすごい闇って意味でして、ストーリーは確かに闇ですね。
全体をとおしての感想ですが、なーんか気持ち悪かったですね。雰囲気が暗く、思春期特有の下ネタのオンパレード。
下品すぎる下ネタシーンってめちゃくちゃニガテなんですよね。男同士の下ネタほど気持ち悪いものはありません。
さて、この映画のストーリーってかなり複雑なんですよ。何も考えずにラストまで観たら「???」になると思います。
それでは、多くの方が疑問に感じる点について考察していきたいと思います。
疑問点
- 遺体を切りきざんだのは誰なのか
- ジョンウィットコム(青髪の青年)を橋から突き落としたのは誰なのか
- なぜジョッシュは暴走したのか
- アリソンは何者だったのか
まず、最初に亡くなった少年の遺体を切りきざんだ犯人と、青髪のジョンウィットコムを殺したのはジョッシュです。
ジョッシュは友人を殺害してから、精神が少しずつ壊れていきました。そして、次第に殺人衝動にかられたのです。
ジョッシュはジョンウィットコムが死んだことを知らない様子じゃなかった?
と疑問に思いますよね。おそらく、ジョッシュは精神が壊れて二重人格になっていたのでしょう。
「殺人鬼のジョッシュ」と「今までのジョッシュ」の2人がいたわけです。
青髪のジョンウィットコムを殺したのはジョッシュです。殺したときに大麻を盗み、アリソンに渡したと考えられます。
続いて、なぜジョッシュは暴走したのか?という疑問
ジョッシュが殺人鬼になった理由については、くわしく描かれていませんでした。
ですが、友人を殺害したことへの罪悪感により精神が壊れてしまったことが理由と考えられます。
最後に、アリソンは何者なのか?という疑問
ラストシーンでは、アリソンに焦点があてられていました。まるでアリソンが黒幕だったかのように。
アリソンは真面目な女の子のように見えていましたが、男をもてあそぶのが大好きな悪い女です。
ジョッシュがザックを殺そうとしていた時、アリソンは遠くで2人の戦いを見つめていました。
「2人の男性が私のことを取り合っている」と悦にひたっていたのでしょう。
こんなに過激な事件があったのに、ラストシーンでは車に乗りながら笑顔。そして、学校でも涼しい顔をしています。
アリソンが原因で事件が起きたわけではないのですが、アリソンはかなり危ない本性を持った女だとラストで分かります。
アメリカでは大絶賛の映画だったようですが、気持ち悪い雰囲気だったので私は好きではありません。
ということで、この映画は20点と低評価にしました。
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