今回は映画「バードマン」の感想とあらすじです!
(ジャンル・ヒューマンドラマ映画)
バードマンは微妙でしたね。
面白さが正直分かりませんでした。
— 映画マニア@映画ブログ (@x61zwxe11Hhxw9h) April 5, 2020
昔は大スターだった俳優が、幻覚と対話しながら自分の生きる道へ近づいていくストーリーです。
個人的な点数は60点ですね。高評価の映画ですが「何が面白いんだろう?」という感じです。
さて、ひとまずあらすじへいきましょう!
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バードマンのあらすじ(Netflix)
主人公のリーガンはハリウッドの俳優です。昔、「バードマン」というヒーロー映画を演じて大スターだった過去があります。
ただ、バードマン以降はヒット作品を出していません。本人はスターに返り咲きたいと思っています。
そんなリーガンは、ブロードウェイ(ミュージカルのトップ)進出を考えます。
俳優を目指すきっかけとなった脚本を、リーガンは自分でミュージカル風に書き直します。
主演を演じるのはリーガン自身。そして、俳優の1人にブロードウェイで活躍しているマイクを選びます。
リーガンはブロードウェイで活躍し、大スターへ返り咲こうという魂胆です。
ですが、思い通りにいかない事件が立て続けに起き、リーガンは幻覚に耳を傾けるようになります。
バードマンの感想と考察(ネタバレあり)
うーん。アカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞した映画ですが、個人的にはイマイチでしたね。
まず、設定が分かりづらいんすよね。
バードマンという幻覚がたまに見えてくるわけですが、これが本物なのか偽物なのか分からないんですよ。
最初は超能力系の映画だと思いました。「いつ超能力が登場するんだろう?」とずっと待っていました。
超能力は全く関係ない映画なんですよね。バードマンは、主人公の心の声の代弁者なだけです。
主人公のリーガンがぶっ壊れ始めるまで、この映画は全く面白くありません。
リーガンが批評家の女性に怒り狂うあたりから、ちょっと面白くなります。
批評家が「ブロードウェイデビューを阻止する」と言い、リーガンは途方にくれます。
そんな時に、バードマンがささやくのです。「お前はすごい男だ。お前は力がある」
リーガンはバードマンの声に耳を貸し、鼻を銃で撃ち抜きます。
バードマンは知ってたんですよ。リーガンが俳優ではないことを。
バードマンという役者を演じていた頃、リーガンは演技のうまさでスターになったわけではありません。
リーガンがスターになれたのは、バードマンというスーパーヒーローを演じていたからです。
バードマンはリーガンに伝えたかったのでしょう。「お前は俳優ではなく、一発屋を狙え」と。
リーガンは自分が俳優であることを、ことさらに強調していました。でも、心の底では分かってたんですよ。自分が一発屋であることを。
自分が一発屋であることを悟り、鼻を拳銃で打ち抜いたのでしょう。そして、見事に一発を当てて時の人になります。
ラストシーンはちょっと意味深でしたね。娘のエマストーンが空を見上げて微笑みます。
本当にバードマンになって空を飛んだのでしょうか。あるいは、高い場所に立っていただけでしょうか。
バードマンは幻覚のはずなので、空を飛べるはずがありません。おそらく、空を飛んでるように見せかける場所に立っていただけだと思います。
ラストから少し面白くなりましたが、前半は退屈な映画でしたね。
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