(ジャンル・サスペンス)
個人的な点数は30点ですね。
映画「US(アス)」のあらすじ!ジャンルはサスペンス
主人公のアデレードは、子供の頃にテーマパークへ親と来ていました。そこで、親とはぐれてしまってミラーハウスという館に入ります。
その時、恐ろしい光景を見てしまったため、アデレードは言葉が話せなくなります。
十数年後、アデレードは大人になり、言葉も話せるようになりました。夫や娘、息子もいます。
アデレード一家は、ある日バカンスで別荘にやってきました。夜になると、突然ナゾの4人組が現れたのです。
彼らは家に侵入してきました。彼らの顔をよく見ると、なんとアデレード一家だったのです。
映画「US(アス)」のキャスト&登場人物
- アデレード・ウィルソン(ルピタ・ニョンゴ)
- ガブリエル・ゲイブ・ウィルソン(ウィンストン・デューク)
- ゾーラ・ウィルソン(シャハディ・ライト・ジョセフ)
- ジェイソン・ウィルソン(エヴァン・アレックス)
- キティ・タイラー(エリザベス・モス)
- ジョシュ・タイラー(ティム・ハイデッカー)
- ラッセル・トーマス(ヤーヤ・アブドゥル・マティーン)
- レイン・トーマス(アナ・ジョップ)
映画「US(アス)」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
※ここからネタバレあります
US(アス)のラストで、母親の入れ替わりが判明。でも矛盾してるでしょ!笑
さて、本作のラストでは、母親の入れ替わりが判明します。
母親のアデレードは、ドッペルゲンガー(テザード)を地下で殺害します。そして、息子と再会して「もう大丈夫よ」と伝えます。
ですが、息子のジェイソンはどこか母親と疑っている様子でした。
そして、過去の回想シーンへ移ります。そこでは、母親のアデレードがミラーハウスに入った時、テデードと入れ替わっていたのです。
アデレードがミラーハウスに入ってから失語症になりましたよね。実際は失語症になったのではなく、言葉を話せないテザードに乗っ取られてしまったからなのです。
ただ、このラストには矛盾を感じさせられます。アデレードが入れ替わったのなら、アデレードはデザードの歴史を知らないはずです。
それなのに、アデレードは「我々は、アメリカ政府の実験で作られた」と作られて経緯を知っています。
それに、子供の頃、すでにアデレードは言葉を話せました。それなのにレッドとして登場したときは、言葉がおぼつかなかったのです。
色々と矛盾があるので、ラストの無理やりさには呆れましたね。
息子のジェイソンもプルートーとの入れ替わりが起きていた?火傷のナゾとは
さて、「息子のジェイソンも実は入れ替わっていた」という説があります。
途中で「息子のジェイソンは、以前は火を使ったマジックができた。でも、今はできない」というシーンがありました。
一方で、クローンのプルートーは火を使うのが大好きです。ひょっとしたら、マジックもできたかもしれません。
疑問に感じるのが、プルートーの顔の火傷です。どうして火傷ができているのでしょう?
これに対する説明として、「ジェイソンは以前、火を使ったマジックで火傷したのではないか?」という考察があります。
ただ、あまりに無理やりすぎる考察なので、あまり信憑性はありません。私が思うに、入れ替わったのは母親だけだと思います。
番号1111の意味とは?聖書が由来だった!
この映画では、ところどろろ1111というナンバーが登場します。これは、聖書から来ているといわれています。
聖書の11章11節には、「災いを彼らに下す。彼らはそれを免れることができない」というのがあります。
これは、世界中に災い(クローン)が下されるのを意味しているのでしょう。
正直、US(アス)は正直つまらない。頼りない父親にイライラさせられる
個人的な感想ですが、本作はつまらないです。話題作ですが、駄作レベルです。
テンポが悪いし、ラストも釈然としません。何よりイライラするのが、頼りない父親です。
父親は頼りがいのある体格で、家族には偉そうにふるまっています。ですが、デザードが攻めてきた時は役に立ちません。
すぐに脚をなぐられるし、何もかも母親のアデレードに任せているのです。
それに、隣人の家では「ここなら安全だよ。出ないでおこう」と無責任なことを言います。
こんな頼りない父親を登場させるなら、俳優も弱弱しい人を選ぶべきでしょう。
ウサギが意味するのは、繁殖
さて、本作では動物のウサギがよく登場します。どうしてこんなにもウサギが登場するのでしょうか?
実は、ウサギには繁殖というメッセージがあります。
地下のテザードは、人間と同じ数だけいます。つまり、どんどん増えていってる(繁殖)わけですね。
繁殖しすぎたテザードたちによる攻撃をウサギは意味していたのでしょう。
テザードは人類の征服を考えていた。でも、なんで武器がハサミなんだよ!笑
テザードたちは、何年間も計画を練り、人類の征服を考えていました。そして、武器のハサミを持って人類に挑んだのです。
この設定、ツッコミどころがありすぎでしょう!!なんで計画を練ったのに武器がハサミなんだよ!!
ハサミを作れる技術があるなら、もっと剣とか強い武器も作れたでしょう!(地下には資源がなかったのか???)
映画「アス」に続編はあるのか???未公開シーンが怖い!
さて、ラストシーンでアデレートが入れ替わってしまり、意味深な終わり方をした本作。
この作品に続編はあるのでしょうか?個人的に、続編はないと思っています。
仮にあったとしても、テザードと人間の戦いというアクションっぽいストーリーになってしまうでしょう(誰も見たくありませんよね)
この映画に未公開シーンがあるって本当?
本作のブルーレイには、未公開シーンが収録されていたようです。
その中に、地下に引きずり込まれたアデレートが、地下の両親と出会うシーンがあるようです。
地下の両親は、話すことができません。動きは地上の人間をマネしています。
自分がそんな立場になったら、どうしますか?言葉も話せず、わけのわからない動きをする両親。
そんな人たちと出会うのは、なかなかトラウマになるのではないでしょうか???
隣人の母親が、ハサミで顔をえぐるのがグロい。それ以外は、特にグロくないかな。
個人的にグロいと感じたのは、隣人の母親がハサミを使って顔をえぐるシーンです。
自分の顔をハサミでえぐるのです。このシーンが印象に残りましたね。
他には特にグロいシーンはなかったと思います。全体的にそれほど怖い作品ではないですからね。
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