極上の映画鑑賞ができるアイテム10選

US(アス)ジェイソンと母親の入れ替わりと矛盾。火傷のナゾとは【考察&解説】サスペンス

映画「US(アス)」の感想&考察&解説映画&ドラマ批評

今回は映画「US(アス)」の感想とあらすじです!

(ジャンル・サスペンス)

個人的な点数は30点ですね。

映画「US(アス)」のあらすじ!ジャンルはサスペンス

主人公のアデレードは、子供の頃にテーマパークへ親と来ていました。そこで、親とはぐれてしまってミラーハウスという館に入ります。

その時、恐ろしい光景を見てしまったため、アデレードは言葉が話せなくなります。

十数年後、アデレードは大人になり、言葉も話せるようになりました。夫や娘、息子もいます。

アデレード一家は、ある日バカンスで別荘にやってきました。夜になると、突然ナゾの4人組が現れたのです。

彼らは家に侵入してきました。彼らの顔をよく見ると、なんとアデレード一家だったのです。

『アス』予告編90秒
アカデミー賞®脚本賞を受賞した『ゲット・アウト』 の鬼才ジョーダン・ピール監督最新作『アス』が9/6(金)公開!監督・脚本・製作を手掛けたのは、『ゲット・アウト』でアカデミー賞®脚本賞を受賞したジョーダン・ピール。製作を務めたのは、『セッション』『ゲット・アウト』『ブラック・クランズマン』でアカデミー賞®作品賞に...

映画「US(アス)」のキャスト&登場人物

キャスト&登場人物
  • アデレード・ウィルソン(ルピタ・ニョンゴ)
  • ガブリエル・ゲイブ・ウィルソン(ウィンストン・デューク)
  • ゾーラ・ウィルソン(シャハディ・ライト・ジョセフ)
  • ジェイソン・ウィルソン(エヴァン・アレックス)
  • キティ・タイラー(エリザベス・モス)
  • ジョシュ・タイラー(ティム・ハイデッカー)
  • ラッセル・トーマス(ヤーヤ・アブドゥル・マティーン)
  • レイン・トーマス(アナ・ジョップ)

映画「US(アス)」の感想&考察(ネタバレありの解説です)

※ここからネタバレあります

 

US(アス)のラストで、母親の入れ替わりが判明。でも矛盾してるでしょ!笑

さて、本作のラストでは、母親の入れ替わりが判明します。

母親のアデレードは、ドッペルゲンガー(テザード)を地下で殺害します。そして、息子と再会して「もう大丈夫よ」と伝えます。

ですが、息子のジェイソンはどこか母親と疑っている様子でした。

そして、過去の回想シーンへ移ります。そこでは、母親のアデレードがミラーハウスに入った時、テデードと入れ替わっていたのです。

アデレードがミラーハウスに入ってから失語症になりましたよね。実際は失語症になったのではなく、言葉を話せないテザードに乗っ取られてしまったからなのです。

ただ、このラストには矛盾を感じさせられます。アデレードが入れ替わったのなら、アデレードはデザードの歴史を知らないはずです。

それなのに、アデレードは「我々は、アメリカ政府の実験で作られた」と作られて経緯を知っています。

それに、子供の頃、すでにアデレードは言葉を話せました。それなのにレッドとして登場したときは、言葉がおぼつかなかったのです。

色々と矛盾があるので、ラストの無理やりさには呆れましたね。

息子のジェイソンもプルートーとの入れ替わりが起きていた?火傷のナゾとは

さて、「息子のジェイソンも実は入れ替わっていた」という説があります。

途中で「息子のジェイソンは、以前は火を使ったマジックができた。でも、今はできない」というシーンがありました。

一方で、クローンのプルートーは火を使うのが大好きです。ひょっとしたら、マジックもできたかもしれません。

疑問に感じるのが、プルートーの顔の火傷です。どうして火傷ができているのでしょう?

これに対する説明として、「ジェイソンは以前、火を使ったマジックで火傷したのではないか?」という考察があります。

ただ、あまりに無理やりすぎる考察なので、あまり信憑性はありません。私が思うに、入れ替わったのは母親だけだと思います。

番号1111の意味とは?聖書が由来だった!

この映画では、ところどろろ1111というナンバーが登場します。これは、聖書から来ているといわれています。

聖書の11章11節には、「災いを彼らに下す。彼らはそれを免れることができない」というのがあります。

これは、世界中に災い(クローン)が下されるのを意味しているのでしょう。

正直、US(アス)は正直つまらない。頼りない父親にイライラさせられる

個人的な感想ですが、本作はつまらないです。話題作ですが、駄作レベルです。

テンポが悪いし、ラストも釈然としません。何よりイライラするのが、頼りない父親です。

父親は頼りがいのある体格で、家族には偉そうにふるまっています。ですが、デザードが攻めてきた時は役に立ちません。

すぐに脚をなぐられるし、何もかも母親のアデレードに任せているのです。

それに、隣人の家では「ここなら安全だよ。出ないでおこう」と無責任なことを言います。

こんな頼りない父親を登場させるなら、俳優も弱弱しい人を選ぶべきでしょう。

ウサギが意味するのは、繁殖

さて、本作では動物のウサギがよく登場します。どうしてこんなにもウサギが登場するのでしょうか?

実は、ウサギには繁殖というメッセージがあります。

地下のテザードは、人間と同じ数だけいます。つまり、どんどん増えていってる(繁殖)わけですね。

繁殖しすぎたテザードたちによる攻撃をウサギは意味していたのでしょう。

テザードは人類の征服を考えていた。でも、なんで武器がハサミなんだよ!笑

テザードたちは、何年間も計画を練り、人類の征服を考えていました。そして、武器のハサミを持って人類に挑んだのです。

この設定、ツッコミどころがありすぎでしょう!!なんで計画を練ったのに武器がハサミなんだよ!!

ハサミを作れる技術があるなら、もっと剣とか強い武器も作れたでしょう!(地下には資源がなかったのか???)

映画「アス」に続編はあるのか???未公開シーンが怖い!

さて、ラストシーンでアデレートが入れ替わってしまり、意味深な終わり方をした本作。

この作品に続編はあるのでしょうか?個人的に、続編はないと思っています。

仮にあったとしても、テザードと人間の戦いというアクションっぽいストーリーになってしまうでしょう(誰も見たくありませんよね)

この映画に未公開シーンがあるって本当?

本作のブルーレイには、未公開シーンが収録されていたようです。

その中に、地下に引きずり込まれたアデレートが、地下の両親と出会うシーンがあるようです。

地下の両親は、話すことができません。動きは地上の人間をマネしています。

自分がそんな立場になったら、どうしますか?言葉も話せず、わけのわからない動きをする両親。

そんな人たちと出会うのは、なかなかトラウマになるのではないでしょうか???

隣人の母親が、ハサミで顔をえぐるのがグロい。それ以外は、特にグロくないかな。

個人的にグロいと感じたのは、隣人の母親がハサミを使って顔をえぐるシーンです。

自分の顔をハサミでえぐるのです。このシーンが印象に残りましたね。

他には特にグロいシーンはなかったと思います。全体的にそれほど怖い作品ではないですからね。

【よく読まれてる記事】

【ラストがすごい】サスペンス映画100選

【号泣】ヒューマンドラマ映画100選

【クセになる】タイムリープ映画25選

【モチベUP】天才が出てくる映画30選

【とっておき】隠れた名作映画10選