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映画「フォーカス」なぜ別れた?中国人にサブリミナル効果がさく裂!【考察&解説】クライム

映画「フォーカス」の感想&考察&解説映画&ドラマ批評

今回は映画「フォーカス」の感想とあらすじです!

(ジャンル・クライム)

個人的な点数は40点ですね。

映画「フォーカス」のあらすじ!ジャンルはクライム!

主人公のニッキーは一流の詐欺師です。そんな彼がバーでお酒を飲んでいたら、ジェスという女性が近づいてきました。

ジェスはニッキーをだまそうとしましたが、全て見破られます。

そしてジェスは「私を仲間にして!あなたのようになりたい!」とニッキーに頼みます。

その日からジェスはニッキーと働くようになり、大きな成果を上げます。ですが、ある日ニッキーは彼女を残して去っていきます。

映画『フォーカス』予告1【HD】2015年5月1日公開
この騙し合い、最後に笑うのは、誰だ!?"視点(フォーカス)を逸らし、不意をつき盗む。"視点(フォーカス)を操ることで相手を手玉にとる犯罪のプロ、ニッキ―(ウィル・スミス)。30人もの熟練詐欺師を束ねる彼にとって、恋愛は禁物だ。恋は枷になり腕を鈍らせる。彼は、ニューオーリンズで未熟な女詐欺師ジェス(マーゴット・ロビ...

映画「フォーカス」のキャスト&登場人物

キャスト&登場人物
  • ニッキー (ウィル・スミス)
  • ジェス (マーゴット・ロビー)
  • ガリーガ (ロドリゴ・サントロ)
  • オーウェンズ (ジェラルド・マクレイニー)
  • リ・ユァン (B・D・ウォン)
  • ファハド (エイドリアン・マルティネス)
  • マキューエン ( ロバート・テイラー)

映画「フォーカス」の感想&考察(ネタバレありの解説です)

※ここからネタバレあります

 

なぜニッキーはジェスと別れたのか?理由は「私情をはさまないため」

本作の前半でニッキーがジェスと別れるシーンがあります。

仕事がうまくいき、ニッキーはジェスの仕事を認めていました。ですが、突然のお別れ報告です。

どうしてニッキーはジェスと別れたんだろう?

ジェスと別れたのは、私情をはさまないためです。「詐欺師は私情をはさんではいけない」とニッキーは口酸っぱく言ってました。

ニッキーはジェスに本気で恋をしていました。ですが、そのような女性と一緒にはたらいたら仕事でミスをする確率が上がります。

もしもミスをしたら、彼女を危険にさらすことになります。彼女を守るため、ニッキーは別れる決断をしたのです。

中国人との賭けが胸熱!サブリミナル効果で見事に大金をうばう!

この映画での1番の見どころは、中国人との賭けシーンでしょう。

中国人とラグビーについての賭けをし、ニッキーはどんどんお金を失っていきます。

1か月で稼いだ120万ドル(1億2000円)を奪われ、しまいに中国人に「大人に喧嘩を売るからだ」と悔しい一言をいわれます。

その言葉で熱くなったニッキーは「お前の選んだ選手の番号をあてる!240万ドルでだ!」と大勝負をふっかけます。

番号を当てる役はジェス。ジェスが双眼鏡でのぞくと、詐欺グループの1人が選手にいました。その番号は55番。

中国人も55番を選んでいて、「こんなの奇跡だ!すげえ!」と大喜びします(彼にとって240万ドルなんて安いのでしょう笑)

どうして当てれたんだろう?

中国人には、サブリミナル効果を使っていました。その日にずっと55番という数字を見せることで、潜在意識に55番という数字が刷り込まれたのです。

サブリミナル効果は、昔に映画館で使われていた!

実は昔、サブリミナル効果が映画館で使われていました。

映画の上映中、0.1秒ぐらいの気づかない時間で「コーラが飲みたい。ポップコーンが食べたい」という文章が映像に流されていたのです。

人々の潜在意識にはその文章がすりこまれ、コーラとポップコーンの売り上げがアップしたそうです。

ですが、今ではそのような効果は禁止されています。一種の洗脳ですので、危険なことに使われる可能性もあるからです。

ゴーシェイ反応とは、相手の動きをマネして親近感をもたせること

サブリミナル効果以外に、この映画では「ゴーシェイ反応」という心理学が出てきます。

どんな心理学なの?

ゴーシェイ反応とは、相手の動きをマネすることで、その人に好意や親近感を持ってもらえることです。

もしもあなたの好きな人を振り向かせたいなら、その人のジェスチャーを真似するといいかもですね!

詐欺の手口はおもしろかったけど、ストーリーとしては3流映画。正直つまらない。

さて、この映画の個人的な感想を書いていきたいと思います。

ハッキリ言って、あまりおもしろくなかったです笑。中国人との賭けは熱かったのですが、それ以外はすべて中途半端。

無理にラブストーリーを詰め込んだせいで、いろいろと中途半端になってるんですよ。(ニッキーとジェスの恋愛もマジで中途半端)

2人は愛し合ってるのかもしれませんが、なんか真剣みがないんですよね。

「詐欺がテーマの作品だから、この愛も偽物なんじゃないか?」と感じてしまうのです。

もっと詐欺にストーリーを集中させたほうが良かったのではないでしょうか?

ラストのパニック・ボタンで伏線回収。これも雑。展開が飛びすぎ。

ニッキーとジェスが捕まり、途中でニッキーが胸をピストルで撃たれます。

実は、これ前半に伏線があったのです。それは「パニックボタン」です。

仲間であることがバレそうなとき、仲間をピストルで撃つことでバレるのを防ぐことをパニックボタンと呼びます。

今回の仲間とは、ニッキーとその父親です。でも、わざわざ撃たなくても助けられた気がするんですよね笑(そもそもバレてなかったし)

ピストルで撃ったのは、別の狙いがあったのかもしれません。それは、瀕死におちいることでジェスの愛をつかむことです。

実際、ニッキーはジェスに「死なないで!愛してる!」と告白させることに成功します。

でも、そうだとしても展開が飛びすぎです。ラストにいろいろと詰め込んだせいで、付いていけなくなった人も多いのではないでしょうか?

映画フォーカスのような作品が好きなら、グランドイリュージョンがおすすめ!

本作「フォーカス」のような、人の目をだまして詐欺をはたらくストーリーが好きな人にオススメしたい作品があります。

それは「グランドイリュージョン」です。

この作品では、一流のマジシャンがうまく人々をだますことで盗みを働きます。

フォーカスよりも派手な演出が出てきますので、かなり楽しめますよ!(個人的に、フォーカスよりも圧倒的におもしろいと思います笑)

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