今回は映画「ディヴァイン」の感想とあらすじです!
(ジャンル・ヒューマンドラマ映画)
ディヴァインが見終わりました。
いやーラストが好きじゃなかったなー。
こんな終わり方だと思った
— 映画マニア@映画ブログ (@x61zwxe11Hhxw9h) March 31, 2020
社会的地位の低い少女たちは、そのまま大人になると贅沢のできない一生を送ることになります。
自分たちの将来を変えるため、2人の少女はお金稼ぎに執着して悪の道へと進みます。
個人的な点数は70点ですね。ストーリー的にはかなり面白かったです。
さて、ひとまずあらすじへいきましょう!
ディヴァインのあらすじ(Netflix)
主人公のドゥニア(女)は学生です。友人のマイムナ(女)も同じ学校へ通っています。
社会的地位が低いため、そのまま学校を卒業すると、たまにしか贅沢のできない貧しい生活を送ることになります。
ドゥニアとマイムナはお金持ちへの憧れが強く、「絶対にお金持ちになって人生を変えてやる!」と決意します。
2人は、お金を稼ぐなら悪の道へ進むしかないと確信します。そこで、麻薬取引をしているレベッカの元へ訪れます。
2人はレベッカに気に入られることに成功し、仕事を回してもらい始めます。
しかし、違法な仕事ですので、内容は楽ではありません。2人は大金を稼ぐため、大変な苦労を経験していきます。
ディヴァインの感想と考察(ネタバレあり)
「人生を変えるために大金を稼ぎたい!」という少女たちの欲望には、共感できる点が強かったです。
「一度きりの人生ですので、自由で楽しい暮らしをしたい」という気持ちは、誰しもが抱いたことがあるのではないでしょうか。
日本でしたら、正当に生きていてもお金持ちになれるチャンスがあります。ですが、ドゥニアたちは貧困層です。
正当に生きているだけでは、お金持ちになれるチャンスはありません。悪の道に進むしかなかったのです。
ドゥニアは努力家です。もし彼女が日本で生まれていれば、きっと真っ当な道で成功を納めていたと思います。
ドゥニアはレベッカの子分になってから、悪の道を進みます。ただ、友達思いですし家族思いでもあります。
向上心が強いだけで、優しくて真面目な子というのが伝わってきます。
さて、この映画で胸糞悪いシーンがあります。レベッカの子分である男が、ドゥニアの母とやったことです。
これはあまりに最低な行為です。この男、卑怯すぎます。腹いせをするためにこんな行為に及ぶなんて。
もちろんドゥニアはブチギレ、仕返しとして子分男の母親の車を燃やします。
よほど悔しかったのでしょう、ドゥニアは警察に捕まってもいいと思うほど自暴自棄になります。
ドゥニアは辛い心境でしたが、ギギとの恋が芽生え始めていたので、明るい未来を期待できました。
でも、その明るい未来をぶち壊しにする出来事が起こるんですよ。
ある日、ドゥニアはレベッカに大きな仕事を依頼されます。それは、マフィア組織の男から、10万ドルを盗むことです。
ドゥニアはうまく潜入しますが、男に怪しまれてボコボコにされます。自分を守るため、ドゥニアは男を殺します。
そして、このシーンの一番の見せ場がやってきます。ドゥニアは10万ドルを見つけ、札束のお風呂を楽しみます。
この時のドゥニアは心底幸せそうでした。「大金!私が求めていたのはこれなのよ!」という感情が伝わってきます。
でも、ここからこの映画は最悪のラストへ向かいます。ドゥニアはギギと一緒に海外へ旅立とうとします。
その時、レベッカから連絡があります。「マイムナを殺されたくなかったら、金を渡せ」と。
ギギと海外へ飛び立てば、ドゥニアは幸せな一生を過ごせていたでしょう。
ドゥニアは友達思いの優しい子です。自分の将来よりも、マイムナを優先して助けに行きます。
レベッカの家へ行き、ドゥニアはレベッカと争います。レベッカがヘマをし、家が火事になります。
逃げる通路はあるのですが、マイムナは体が大きいので通れません。結局、マイムナは火に焼かれる前に、銃で自殺します。
もう、最悪のラストでした。悪の道へ進んだので、幸せなラストを迎えることはないと予想していました。それにしても最悪すぎます。
ドゥニアは悪の道へ進みましたが、必死に努力をしていました。私はドゥニアに幸せになってもらいたかったのです。
ストーリーは面白かったのですが、ラストがイマイチな映画でしたね。
【よく読まれてる記事】