(ジャンル・サスペンス)
個人的な点数は75点ですね。
- 映画「ヘレディタリー継承」のあらすじ!ジャンルはサスペンス!
- 映画「ヘレディタリー継承」のキャスト&登場人物
- 映画「ヘレディタリー継承」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
- とにかくグロい!グロ耐性のない人は絶対に観ない方がいい!
- 個人的なへレディタリーのトラウマシーン
- 観終わった後、とにかく心がしんどい・・・
- へレディタリーは意味わからないシーンが多いと思うから、考察していきます!
- 伏線①母親が夢遊病で、息子のピーターを殺そうとした理由
- 伏線②祖母エレンとジョーンおばさんの関係
- 伏線③お茶を飲まされたアニーは精神異常になる
- 伏線④電柱にはペイモンの紋章が。避けられない運命だった
- 伏線⑤父親スティーブが焼かれたのはペイモンの呪い
- 伏線⑥裸の男性や女性は、ペイモンの使者
- 伏線⑦ペイモンを召喚するためには3人の女性の首が必要
- 伏線⑧ペイモンが乗り移った順番
- 伏線⑨ピーターが窓から飛び出した後、ペイモンが乗り移った(光がかぶさった)
- ペイモン(ピーター)はこれからどうなるのか?その後を考えてみた!
映画「ヘレディタリー継承」のあらすじ!ジャンルはサスペンス!
主人公のアニーは、夫と息子と娘の3人で暮らしています。
ある日、アニーの母親が亡くなります。遺書が残されており、そこには「失ったものより、得たモノの方が大きい」と意味深なことが書いてありました。
その遺書を読んでから、アニーの様子がおかしくなりはじめました。
また、アニーだけでなく娘のチャーリーも変です。ハトの首を切断したり、異常な行動をとります。
ある日、アニーは息子のピーターとチャーリーに「パーティーへ行っておいで」と言います。
パーティーの帰り道、ピーターが車を運転していると、チャーリーが窓から首を出していました。
その瞬間、ピーターは運転を乱してしまい、チャーリーは外へ飛び出して亡くなります。
母親のアニーは事故の現場へと行きます。そこには、首と胴体が切断されたチャーリーの遺体がありました。
映画「ヘレディタリー継承」のキャスト&登場人物
- アニー・グラハム (トニ・コレット)
- スティーブ・グラハム (ガブリエル・バーン)
- ピーター・グラハム (アレックス・ウルフ)
- チャーリー・グラハム (ミリー・シャピロ)
- ジョーン (アン・ダウド)
映画「ヘレディタリー継承」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
※ここからネタバレあります
とにかくグロい!グロ耐性のない人は絶対に観ない方がいい!
ヘレディタリーはかなり気持ちの悪い作品でした。娘のチャーリーがハトの首を切ったり、チャーリーが首だけになったり。
何が不気味かっていうと、チャーリーの表情。子供なのに目つきが死んでいて、非常におそろしい・・・。
「一体この子は何を考えてるんだ・・・」と顔を見ているだけで不安になってきます。
個人的なへレディタリーのトラウマシーン
個人的にトラウマに感じたシーンをまとめてみました。
- 首だけになったチャーリーに蟻がむらがる
- チャーリーがハトの首をハサミで切断
- 寝ているピーターにアリがむらがる
- 母親が天井に張りつき、ピーターを見下ろす
- 天井から降りてきた母親が、ピーターを追いかける
- 屋根裏に母親が頭をぶつけまくる
- 宙に浮いた母親が、首を刺しまくる
みなさんも、どれか1つはトラウマになったのではないでしょうか?
この中でも特にヤバかったのは、ピーターが屋根裏に逃げたので、母親が屋根裏に頭をぶつけまくるシーンです。
「階段もないのに、どうやって天井に土下座しまくってんの???」とひたすらパニックになりました。
観終わった後、とにかく心がしんどい・・・
あまりに気持ち悪すぎる作品なので、観終わったあとはひたすら心がしんどくなりました。
グロ耐性のある私ですが、この作品はさすがに気持ち悪すぎ&不気味すぎました・・・。
へレディタリーは意味わからないシーンが多いと思うから、考察していきます!
さて、気持ち悪すぎるへレディタリーですが、さらに頭を悩ませるのが「意味のわからないシーン」が多いことです。
気持ち悪い&意味がわからない。このダブルパンチでやられてしまった人も多いと思います。
私も完全に理解したわけではありませんが、分かった範囲で考察をしていきたいと思います!
伏線①母親が夢遊病で、息子のピーターを殺そうとした理由
この作品、母親がヒステリックな異常者に描かれています。ですが、母親は息子のピーターを守ろうとする良い人なのです。
母親は息子のことを愛していますが、過去にあった出来事でケンカをしています。
どんな出来事かというと、寝ているピーターの近くで、オイルに火を点けようとしたことです。
その直前にピーターは目覚め、なんとか危険は回避しました。ですが、「母さんは俺を殺そうとした!」とピーターは怒ります。
母親はなんで火を点けようとしたのかな?
母親アニーが火を点けようとしたのは、ピーターをペイモンに乗っ取らせないためです。
ペイモンとは、悪魔の王です。ペイモンを召喚するには、男の体が必要です。そこでピーターが目を付けられたのです。
アニーはペイモンに息子を奪われたくないので、いっそのこと殺してしまおうと思ったのでしょう。
伏線②祖母エレンとジョーンおばさんの関係
チャーリーが交通事故で亡くなり、悲惨な姿で発見されました。母親のアニーは精神的にやられます。
そんな時、ジョーンおばさんがアニーに話しかけてきました。「降霊術って知ってる?すごいのよ」と。
ジョーンおばさんは祖母のエレンと知り合いではないように見えますが、実は2人はペイモンの部下なのです。
エレンとジョーンは、2人で悪魔の王ペイモンを召喚しようとしていました。そこで母親アニーが利用されたわけです。
伏線③お茶を飲まされたアニーは精神異常になる
はじめてアニーとジョーンが会った時、アニーは出されたお茶を飲みました。
そのお茶には何か変なものが入っており、アニーは少し吐き出します。実は、それはアニーの精神を壊す薬物だったのです。
その日から、アニーは精神異常になります。降霊術を信じるようになり、ピーターがアリに襲われる幻覚も見るようになりました。
伏線④電柱にはペイモンの紋章が。避けられない運命だった
娘のチャーリーは、窓から飛び出して首だけになりました。実は、これは定められた運命だったのです。
チャーリーが窓から飛び出す直前、電柱がありました。そこにはペイモンの紋章が書いてあり、呪いがかけられていたのでしょう。
偶然の事故に見えましたが、ペイモンの使者たちによって仕組まれていたわけです。
伏線⑤父親スティーブが焼かれたのはペイモンの呪い
母親アニーが「この日記を燃やして、じゃないとピーターが危険なの!」と夫のスティーブに頼みます。
スティーブは「警察に通報しよう」と提案しますが、アニーは自分で日記を燃やしました。
すると、スティーブの体が燃えはじめて死亡したのです。
体が燃えた原因は、ペイモンの呪いでしょう。「警察に通報しよう」と提案したことで、ペイモンの怒りを買ったのです。
伏線⑥裸の男性や女性は、ペイモンの使者
ピーターが家に帰ると、そこには父親の焼死体がありました。そして、後ろを振り返ると裸の男がいたのです。
「誰だお前???」と混乱しますが、これはおそらくペイモンの使者。
その後、屋根裏には裸の男だけでなく、女性もいました。彼らもペイモンの使者なのでしょう。
使者の役割は、ペイモンの手助けをすることです。ペイモンの邪魔になる人間は殺し、召喚を手助けてしていました。
伏線⑦ペイモンを召喚するためには3人の女性の首が必要
ペイモンを召喚するため、3人の女性が死亡しました。その3人とは、祖母エレン、母親アニー、娘チャーリーです。
ラストシーンでは、母親アニーは自らの首を切って亡くなりました。これもペイモンを復活させるための儀式だったわけです。
ペイモンの紋章にも、3人の首なし女性が描かれています。
伏線⑧ペイモンが乗り移った順番
ペイモンははじめ、祖母エレンの息子に乗り移りました。ですが、息子は「母さんが変なものを体に入れた」と遺書を残して自殺します。
続いて、ペイモンをエレンの夫に乗り移らせようとしました。夫は拒否して餓死します。
その後、ペイモンをアニーの息子ピーターに入れようとしますが、アニーが拒否したのです。
そこで仕方なく、祖母エレンはチャーリーに乗り移らせることにします。ですが、チャーリーは女性です。
ペイモンを入れるのに適しているのは、男性の体。そこで、チャーリーを殺して最終的にピーターの体に入れたわけです。
伏線⑨ピーターが窓から飛び出した後、ペイモンが乗り移った(光がかぶさった)
ピーターは屋根裏に登りましたが、そこには裸の男や女がいました。驚いたピーターは窓から飛び降ります。
その瞬間、ペイモンがピーターに乗り移りました。乗り移るとき、ピーターの背中に小さな光が映ったのです。
そして、ピーターは完全にペイモンとなりました。
ペイモン(ピーター)はこれからどうなるのか?その後を考えてみた!
ピーターの体に、ペイモンが乗り移りました。その結果、悪魔の王が召喚されたわけです。
悪魔の王が望むことといえば、世界征服でしょう。
ペイモンは世界の頂点に立つため、様々な人たちを殺害していくと思われます。
まさに最悪のバッド・エンドというわけですね。
【よく読まれてる記事】