今回は映画「オールドボーイ」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス映画)
個人的な点数は、100点中70点です。
オールドボーイの原作は日本コミックのようですね。
少しだけ読んだことがあるのですが、個人的に絵柄が好きではなかったです。
映画も高評価ではありません。シリアス感に欠けるんですよね。
コミックが原作だからかもしれませんが、おふざけ感のあるシーンは省いて欲しかったです。
さて、ひとまずあらすじへいきましょう!
予告はコチラ↓↓↓
オールドボーイのあらすじ(Netflix)
主人公の男は、気づいたら謎の部屋にいます。
6畳ほどの広さで、テレビ、トイレ、ベッドなどの家具しかありません。
テレビでは毎日同じような番組が流れ、食事はなぜか毎食ギョウザ。
男は状況を把握できません。何もすることがないまま、自堕落な日々を過ごします。
ある日、テレビで衝撃のニュースが流れます。
自分の妻が殺害されたのです。しかも、殺人犯が「自分」として報道されています。
男は妻を殺していません。別の誰かによって殺害されたのです。
男は妻を殺した男を探し出すことを決意します。
自堕落な習慣をやめ、肉体を鍛え、そして、部屋からの脱走計画を企てます。
オールドボーイの感想と考察(ネタバレあり)
何も状況が分からない部屋で20年間も監禁されるってなかなかの恐怖ですね。
何より大変なのが、毎食餃子という点です笑
たとえ餃子好きの人間だったとしても、毎食餃子だったら食事を苦痛に感じるでしょう。
この映画、設定的には面白いんですが、どうもシリアス感に欠けるんですよ。
そこがマイナスポイント。戦闘シーンが所々ありますが、正直いらないです。
私が見たオールドボーイは、洋画の方です。
それなのに、中国風の戦闘シーンがあるのでアンバランスなんですよ。
中国風っていうのは、1人で多人数をバンバン倒していく感じです。どうにもシリアス感に欠けます。
もし戦闘シーンを入れるなら、洋画らしく緊張感のある戦いを入れて欲しかったですね。
話が変わりますが、カッターで首の皮を切っていくシーンはグロかったです。
首輪の形?になるように、1枚1枚剥いでいく。想像するだけで痛い!
まあ、20年間も閉じ込められた恨みなので、妥当と言えば妥当ですね。
さて、1人の人間を20年間も閉じ込めるなんて、相当な恨みなんだろうと予想しながら観ていました。
どうやら、20年間閉じ込めた犯人は主人公によって人生を崩壊させられたんですね。
犯人の妹と父は関係を持っていて、その噂を主人公が広めたのです。
そのせいで父はおかしくなり、犯人の妹と母を殺し、最後は自殺します。
犯人は家族の中で自分だけが生き残り、主人公に強い恨みを抱くわけです。
主人公の男は、軽い気持ちで噂を広めたのでしょう。まさかそれが家庭崩壊に繋がるとまでは予想だにしません。
正直、子供の頃のちょっとした悪さが、事件に発展してしまった主人公には同情します。
それにしても犯人は周到ですね。主人公と、主人公の実の娘が関係を持つように仕向けたわけです。
その事実に絶望した主人公は、再び自分で監禁部屋に戻ることを決めます。
自分の悪さで他人の家族を崩壊させたこと、娘と関係を持ってしまったこと、この2つの罪に耐えられなかったわけですね。
個人的に驚いたのは、監禁部屋の人が主人公の依頼を受け入れたことです。
主人公は監禁部屋の人の皮を剥いだり、酷いことをしたわけです。
こんな闇社会で生きてる人なら、依頼を受け入れず復讐すると思うんですけどね笑
復讐を忘れるほどの大金だったのでしょうか。
もしかしたら、主人公としては復讐をして欲しかったのかもしれません。
自殺する勇気がないので、誰かに殺してもらいたくなり、監禁部屋を訪れた。
何にせよバッドエンドの映画ですね。恨みの内容も生生しすぎたので、気分良く見れる内容ではありませんでした。
【よく読まれてる記事】