今回は映画「チョコレートドーナツ」の感想とあらすじです!
(ジャンル・ヒューマン映画)
2人のゲイカップルが、親に見放された子供を引きとるストーリーです。
こういうお話を見ると、ゲイへの理解を強めないといけないな、と感じます。
最近では、ゲイをはじめとするLGBTへの理解が進んでいます。
ですが、今だにLGBTに偏見を持つ人は多いです。
LGBTの人にとっては普通の世界を、偏見を持つ人は異常な世界として認識するんですよね。
ただ私が思うに、LGBTに偏見を持つ人は基本的にサディストなんですよ。
性格が良くないので、LGBTじゃない人にとってもイヤな存在なわけです。
さて、ひとまずあらすじへいきましょう!
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映画チョコレートドーナツのあらすじ(Netflix)
主人公は、2人のゲイです。1人は「ルディ」、もう一人は「ポール」です。
ルディはゲイバーでダンサーとして働いています。
ある日、ポールがそのゲイバーへ訪れ、お互いに一目惚れします。
それから恋人同士になったルディとポールは、1人の少年が歩いているのを見かけます。
それが「マルコ」です。
マルコは自閉症児で、母親はドラッグ中毒でつかまりました。
母親がいなくなったため、1人でマルコはさまよっていたのです。
ルディとポールはマルコが気になり、家へ呼んで上げました。
親に食事を与えてもらっていなかったのか、マルコは空腹です。
ルディとポールはマルコに食事を与えてあげました。
チョコレートドーナツをあげると、マルコは大喜び。
ルディとポールはマルコの事が可愛く思えてきて、自分たちの養子にしたくなりました。
しかし、養子にするには、手続きや本当の母親からの合意が必要なのです。
ルディとポールはマルコを養子にするため、裁判で戦うことを決意します。
映画チョコレートドーナツの感想(ネタバレあり)
LGBTをテーマにしたゲイ映画は初めて観ました。
世界的にLGBTへの理解は進んでいます。でも、まだ偏見を持つ人が多いです。
冒頭にも書きましたが、LGBTに偏見を持つ人はそもそもの性格が良くないんですよね。
そういう方々はLGBTだけでなく、一般の人間にも攻撃的です。
ですので、LGBTに偏見を持つ人とは付き合うべきではないと考えています。
話は変わりますが、ゲイの人って優しい人が多くないですか。
思うに、ゲイの人は子供の頃から悩んでるんですよ。
人一倍悩み、傷つくこともあったので、誰よりも人の気持ちが分かるんだと思います。
この映画でも、ルディとポールは人格者です。
あと、マルコを見て思ったのは、自閉症の子供って心が純粋ですよね。
いつも笑顔で、人を傷つけようとしない。マルコもハッピーエンドのお話が大好きです。
でも、自閉症の人は周りと協力して働いたりするのがニガテです。
そのせいか、自閉症の人を傷つけようとする輩がいるんですよね。
さて、ラストについてですが、普通にバッドエンドでしたね。
マルコはハッピーエンドが好き、というのと対比させたんでしょうか。
マルコは橋の下で亡くなったようです。おそらく餓死だと思います。
マルコは心優しいため、物を盗むという発想がなかったでしょう。
母親は麻薬中毒なのですから、裁判官はルディとポールに親権を渡すべきでした。
そうすればマルコはルディとポールと一緒に幸せな人生を歩めたのです。
それを拒んだのは、やはりルディとポールがゲイだからです。
「ゲイだから危険」「まともに子供を育てられない」という考えが付きまとい、裁判官は親権を与えませんでした。
ゲイへの理解が進んだ世界ならまだしも、進んでいない世界ならこの結末になってしまうのでしょう。
ゲイの人たちは、私たちが異性を愛するように、同性を愛しているだけなんですよね。
それだけでこんなに差別されるのは異様なことです。
LGBTへの理解促進のため、チョコレートドーナツはもっと広く知られて欲しいですね。
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