今回は映画「ザ・サークル」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス&近未来映画)
(Amazonでのレビュー数は24回!評価は星3.5!)
映画ザサークルを観終わりました。
プライベートをなくす技術が世界を変える、面白い設定。
宗教っぼさ全開なのも良い
— 映画マニア@映画ブログ (@x61zwxe11Hhxw9h) April 20, 2020
ストーリー:私生活すべてがカメラで映され、他人に見られる世界
個人的な点数は80点ですね。エマ・ワトソンとトムハンクスが共演する豪華な映画。
さて、ひとまずあらすじへいきましょう!
予告はコチラ↓↓
ザ・サークルのあらすじ(Netflix)
主人公の女性は、友人のすすめで「ザ・サークル」という会社に入社します。
その会社では「SeeChange(スィーチェンジ)」という小型カメラを作っています。カメラに映る情報は、世界中の人が見ることができます。
ザサークルの社長は、「プライベートがあるから人は悪いことをする」「個人の情報はみんなの物」という信念を持っています。
そのため、彼は小型カメラでプライベートのない世界を目指しています。
社長の考えに感化され、主人公の女性は小型カメラの実験第一号となります。
ザ・サークルの感想と考察(ネタバレあり)
まず一言。プライベートは必要だろ!私はプライベートのない世界なんて考えられないです。
ザサークルの社長は「プライベートがあるから人は悪いことをする」と考えます。
確かに、悪いことばかりするならプライベートは必要ないでしょう。
ですが、だらしない姿勢でのんびりしたり、イライラして大声を出したりするのは悪いことでしょうか?違いますよね。
プライベートは、「普通だけど他人には見られたくない事」をするためにも必要なのです。
もし、プライベートがなくなったら、多くの人はストレスで発狂するでしょう。24時間くつろげないわけですから。
さて、この映画で怖いのはザ・サークルの社員です。彼らは完全に、「プライベートのない世界」を理想郷と信じています。
社員は、面白そうな光景を目にしたら躊躇なくカメラを向けます。そして、世界へ配信することでこの上ない満足感をえます。
ザサークルの社員は異常です。でも、私たちの世界にもこういう人間がいるんですよ。
面白いと思ったら写真に撮ってツイッターやインスタに挙げる。誰かを不快にさせようと、シャアしたい欲求に勝てないのです。
ザサークルが現実になったら、ツイッターやインスタに慣れている人は信者になりやすそうです。
この映画では、モーリーという主人公の友人がさらし者にされました。このシーン、現実で普通に起きそうなので見ていて怖かったです。
私が違和感を感じたのは、モーリーを失った主人公が考えを変えなかったことです。
ラストでザ・サークルの社長に復讐しました。でも、その後もプライベートのない世界を推進し続けます。
ラストシーンでは、ドローンが主人公の様子を世界中へ配信しています。
友人を亡くしたのに、それでも考えを推し進める主人公。まともな性格に見えましたが、変わっているのでしょう。
モーリーへの後悔は吹き飛んでしまったのでしょうか?
カッコよく終わらせた感がありますが、私にはモヤモヤが残りました。納得のいくラストでしたら、もっと高評価でしたね。
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