(ジャンル・コメディ&ヒューマンドラマ)
個人的な点数は70点ですね。
映画「ジーサンズはじめての強盗」のあらすじ!ジャンルはコメディ&ヒューマンドラマ
3人の老人ウィリーとジョー、アルバートは70歳を超える高齢者です。
彼らは長年、1つの製鉄会社で働いていました。ですが、その会社が買収されてしまったので年金がもらえなくなったのです。
ただでさえ少ない年金なのに、なくなったらまともな生活を送れません。また、ジョーは銀行に騙されて家を失うことにもなりました。
そこでジョーは「俺たちを苦しめてきたのは銀行だ。そこを強盗して、年金の分だけ奪ってやろう!」と2人に提案します。
映画「ジーサンズはじめての強盗」のキャスト&登場人物
ウィリー・デイビス (モーガン・フリーマン)
ジョー・ハーディング (マイケル・ケイン)
アルバート・ガーナー (アラン・アーキン)
ブルックリン・ハーディング (ジョーイ・キング)
アーレン・ヘイマー (マット・ディロン)
アニー・サントーリ (アン=マーグレット)
ミルトン・カプチャク (クリストファー・ロイド)
キース・ショーンフェルド店長 (キーナン・トンプソン)
ミッツィ (シオバン・ファロン)
ヘスース (ジョン・オーティス)
マーフィー (ピーター・セラフィノウィッツ)
映画「ジーサンズはじめての強盗」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
※ここからネタバレあります
「ジーサンズはじめての強盗」の原題は「Going in Style(派手にやる)」
本作、そこそこ面白いコメディ作品なのですが、タイトルがダサいのです!笑
ジーサンズ。しかも「はじめてのお使い」ならぬ「はじめての強盗」とにかくダサいですね!
これって、原題のタイトルもダサいの?
この映画の原題は「Going in Style(派手にやる)」です。こちらは別にダサいタイトルではないですね。
まあ、本作はコメディなのでダサいタイトルでも問題はないと思います。一応はストーリーにも合ってるわけですし。
ただ、たまにストーリーの内容とまったく合ってない邦題があるんですよ。
例えば、名作ナポレオンダイナマイトの邦題は「バス男」でした。その当時、電車男というドラマがブームになっていたので乗っかっただけなのです。
ラストで目撃者の女の子が微笑しながら「この人は犯人じゃないよ」と言うシーンが最高!
さて、本作で個人的にもっとも印象に残ったのは、ラストシーンです。
銀行強盗をした時、ウィリーは発作を起こします。その時、近くにいた女の子が覆面をはがそうとしました。
それが原因で、ウィリーの顔の下半分がチラリと見えたのです。しかも、女の子はウィリーの腕時計に娘の写真が貼られているのを見ていました。
そして、その女の子はFBIに「この中に、犯人はいないか?」と協力を求められ、ウィリーやジョーの前に現れたのです。
絶体絶命のピンチに見えましたが、少女は微笑しながら「この中に犯人はいないよ」とニッコリ笑います。
そして、ウィリーの娘たちに笑顔を向けて去っていきました。なんだか一本取られたようなシーンでとても印象に残ったのです!
このような結果を招くことができたのは、ウィリーの人間性のおかげですね。彼は実の娘と同じように少女と接しました。
その温かい心が少女に伝わったのでしょう。ホッコリするシーンでもありましたね!
無性にパイが食べたくなる!!!
この映画では、ジョーやウィリーたちがレストランでパイを食べます。
そのシーンを観ていると、無性にパイが食べたくなるのです!!笑
ラストでは、老人の集会所にケーキが届けられます。そこにはパイが入っており、下には「パイを自由に食べれてもいいじゃないか」と書いてありました。
しかも、そこには銀行から奪った大量のお金が!
彼ら以外にも、年金を失った人はたくさんいるのでしょう。その人たちのためにお金を渡したのだと思います!
アルバートは結婚して第二の人生を!高齢者になってからの結婚もいいよね!
アルバートは、家庭教師先の母親といい関係を築いていました。そして、強盗が成功してから2人は結婚したのです。
結婚は若い世代がするものというイメージですが、高齢者になってからも最高のパートナーは見つかるもの!
結婚、銀行強盗。どちらもインパクトのある出来事ですが、それを高齢者になってから行うのが素晴らしい。
高齢者になったら退屈な日々を送ることになるかもしれません。ですが、可能なかぎりこのような派手な人生を送りたいと思いましたね!
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