(ジャンル・ホラー)
ストーリー:メキシコにやってきた若者達は、マヤ文明の神殿に行きます。そこでは、人間を食べる「食人草」が住みついていたのです。
個人的な点数は70点ですね。
映画「パラサイトバイティング食人草」のあらすじ!ジャンルはホラー!
男女4人はメキシコにやってきていて、バカンスを楽しんでいました。ある時、ドイツ人の男性に「マヤ文明の遺跡へ行こう」と誘われます。
その遺跡は地図にない秘境です。おもしろそうなので、男女4人は誘いに乗ることにしました。
すでにドイツ人の弟は出発しており、男女4人はタクシーに乗って後を追います。運転手にその場所を指示すると「行かない方がいい」と言われます。
男女4人はテンションが高くなっていたので、「それでも行く」と答えます。運転手は、ジャングルに連れて行ってくれました。
そのジャングルには隠された道があります。そこを抜けると、マヤ文明の遺跡がありました。
ピラミッドのような遺跡で、頂上にはドイツ人の弟のモノと思われるテントがあります。
男女4人は記念に写真をとってハシャいでます。その時、現地人がやってきて怒鳴ってきました。
わけもわからず女性の1人が後ずさりします。遺跡に生えている草に足を乗せると、現地人がさらに怒鳴ってきて、男性の1人を撃ち殺します。
映画「パラサイトバイティング食人草」のキャスト
- ジェナ・マローン(エイミー役)
- ジョナサン・タッカー(ジェフ役)
- ローラ・ラムジー(ステイシー役)
- ジョーアンダーソン(マティアス役)
- ディミトリー・ベイヴィーズ(ディミトリ役)
映画「パラサイトバイティング食人草」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
※ここからネタバレあります
B級映画のニオイがプンプンするタイトル笑!でも、意外とおもしろい!
「食人草(しょくじんそう)」というタイトルは、名前からしてB級感がスゴい笑。
映画を観る前は、「草が人を食べるだけのパニック映画か・・・」と期待はしていませんでした。
でも、観てみると意外とおもしろい!草が人を食べる映画なんだけど笑、草が意志を持っつなど、設定が工夫してあります。
テンポ良くいろいろなハプニングが起きるので、飽きずに観れるのがナイス!
超低予算なのは間違いない!笑
この映画、絶対に低予算です笑。舞台はマヤ文明の遺跡だけなので、撮影場所にお金がかかってません。
しかも、遺跡の中は真っ暗なので、おそらく暗い部屋で撮影しただけなのでしょう。とにかくお金がかかっていない!笑
でも、「お金がかかってる=作品が面白い」わけではないんですよ。本作は超低予算だけど、ストーリーはそこそこ面白い。
正直、予算が高かろうが低かろうが、ストーリーさえ面白ければ視聴後は満足度が高いんですよね。
草が人を食べるようなグロシーンはない
「食人草」というタイトルなので、人が草に食べられるグロ映画なのかな〜と思っていました。
でも、草が人を食べるシーンはグロくありません。グロシーンといえば、足を石で切断するところですね。
そのシーンでは、切断された足の断面が出てくるので、少しだけグロいです。でも、他のグロ映画と比べたらカワイイものです笑(ホステル、グリーンインフェルノなど)
カメラを撮り続ける女、社会性なさすぎだろ笑
マヤ文明の遺跡にやってきた時、現地のオッサンが怒ってきました。その様子を女性の1人がカメラで撮り続けます。
こういうタイプの人間ってたまにいますよね〜。「周りの迷惑を考えろよ!」と私が友人だったら怒鳴ります笑。
実際はカメラではなく、草を踏んだことで現地人は怒っていたんですけどね。それでも、危険な状況で自分勝手な行動は謹んでもらいたいものです。
「草に知能がある」設定がおもしろい。喘ぎ声をマネするなど。
「食人草」で面白いのは、草に知能があるという設定ですね!人をおびき寄せるため、携帯の着信音をマネたりします。
他にも、仲間割れさせるために喘ぎ声のマネをしたり。こういった設定をつけることで、草の恐怖が増しています!
足の切断シーン、本当に痛くなかったのか?
遺跡に落っこち、背骨を傷つけてしまった男性。足は腐っていき、このままでは感染症で死んでしまいます。
そこで医学生が「足を切り落とそう。足の神経は死んでるから、痛くないハズだ」と言います。
でも、男性はめちゃくちゃ大声をあげてるんですよね笑。
「これ、実は痛いんじゃ・・・」と思いますが、神経が生きてたら気絶するレベルで痛いハズ。医学生の意見は正しかったのでしょう。
「草が体内にいる!」と発狂して腸を取りだす女
この映画で一番グロかったのは、体内に草が入った女性が、ナイフで体を切り刻むシーンですね。
医学生が女性の体から草を取りのぞきましたが、女性は信じてくれません。そして、誰もいない所でナイフを使って体をきざみます。
「今から草を取りだすから・・・」と女性は言ってますが、彼女が取り出そうとしたのは草ではなく腸でしょう(医学生が草を全部とったハズなので)
このシーンはけっこうグロかったですね。グロ耐性のない人は気をつけた方が良いでしょう。
別エンディングでは、草がエイミーの体内にいる
映画のラストでは、エイミーがうまく逃げて助かります。ですが、別エンディングではエイミーの体内に草が住みついているようです。
つまり、「逃げたと思ったけど、体内に草がいたので助からない」という終わり方ですね。
こっちの方がホラー映画っぽくて良かったと思います。本エンディングでは、ラストが少し味気なかったです。
とはいえ、テンポが良く、ほどほどにグロシーンがあるのでホラー映画では良作の部類に入ると思います。
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