千と千尋の神隠しをラストまで観ると、おわりに絵が登場するのをご存知でしょうか?
なんだか古っぽい絵だよね
あれって一体何なの?
ラストに登場するあの絵は、千尋(ちひろ)が靴を川に落としたシーンを描いています。
今回は、なぜラストシーンにあの絵が登場するのか考察していきます!
【千と千尋の神隠し】おわりの絵は、千尋の靴だった!ハクとの思い出!
千と千尋の神隠しでは、ラストシーンに「1つの絵」が登場します。その絵は、思い出のシーンを描いているのです!
千と千尋の神隠しの「おわりに登場する絵」は、千尋が川に靴を落としたシーン!
千尋は子供の頃、川に靴を落としました。実は、その川の主はハクだったのです。
ハクと千尋は、トンネルの向こう側ではじめて会ったように見えますが、実は幼い頃に出会っていたのです。
千尋はその時の記憶があり、川の名前も覚えていました。その川の名前とは「コハク川」です。
その名前を聞くと、ハクは本当の名前を思い出したんだよね!
「コハク川」という名を聞き、ハクは「私の名前は、ニギハヤミコハクヌシ!」と本当の名前を思い出したのです。
ハクは湯婆婆に名前を奪われ、支配されていました。ですが、名前を思い出すことで自由になったのです。
千尋が溺れたとき、ハクが浅瀬に運んでくれた
千尋は川に靴を落としたとき、拾おうとして川の中に入り、溺れてしまいます。
川に落ちたら大変!誰が助けてくれたの?
ハクが名前を思い出すシーンで、次のような会話がありました。
ハク「千尋が靴を落とした時のことを思い出したよ。君の靴を拾ってあげようとしたんだ」
千尋「ハクが私を浅瀬に運んでくれたのね!」
川に溺れた千尋を助けてくれたのは、ハクだったのです。
コハク川は今はどうなったのか?
ハクは、「コハク川」と呼ばれる川の神様でした。
その川は今はどうなったの?
コハク川は埋め立てられ、今ではマンションになっています。そのため、千尋は元の世界に戻ってもコハク川へは行けないのです。
ですが、ハクは川の神様です。きっと千尋のことをトンネルの向こうから見守ってくれているはずです。
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