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【千と千尋の神隠し】隠れキャラは節子とメイ、もののけ姫の病気もモチーフで登場?まっくろくろすけの名前はススワタリ!

千と千尋の神隠しに登場する隠れキャラをまとめてみた!節子やメイ、まっくろくろすけなどが登場?千と千尋の神隠し

映画「千と千尋の神隠し」には、いくつかの隠れキャラが登場していると言われています。

具体的には、次の人物が隠れキャラクターです。

隠れキャラクターまとめ
  • まっくろくろすけ(となりのトトロ)
  • メイ(となりのトトロ)
  • 節子(ホタルの墓)
  • ハンセン病(もののけ姫)
  • ジジ(魔女の宅急便)

ただ、まっくろくろすけ以外は都市伝説ですので、公式で認められている情報ではありません。

都市伝説ではありますが、理由を調べると「本当かも?」と思えてきます。

【千と千尋の神隠し】隠れキャラは節子とメイやまっくろくろすけ(ススワタリ)!もののけ姫の病気もモチーフで登場?

それでは、千と千尋に登場する隠れキャラクターを紹介していきます!

火垂るの墓の「節子」が黒い人として登場?

ハクが銭場のところから「契約印」と呼ばれるハンコを盗んできました。千尋はハクを助けるため、そのハンコを銭婆(ゼニーバ)の家へ届けに行きます。

銭婆の家へ行くため、千尋たちは電車に乗ります。そして、「沼の底」という6番目の駅を目指します。

沼の底に到着するまでに、「沼原」という駅があります。そこには、1人寂しそうな少女がいたのです。

誰なんだろう?

その少女の正体は「火垂るの墓の節子では?」という都市伝説が広まっています。

でも、どうして駅に節子がいるの?

この電車は、「あの世へつながる電車」という説があります。

釜爺が「昔は行って帰ってきたが、今は一方通行じゃ」と言っており、「一方通行=死」と解釈します。

映画「火垂るの墓」では、ラストシーンで節子が亡くなります(栄養失調が原因)

駅にいる女の子は、「亡くなった節子があの世へ行こうとしているシーン」とウワサされているのです。

ジブリ作品では、ある作品の人物が別の作品に登場することがあります。(例えば、映画ラピュタではトトロが登場します)

そのため、千と千尋の神隠しに節子が登場してもおかしくないのです。

じゃあ、この黒い女の子は節子なの?

「黒い女の子=節子」は面白い説ですが、おそらく間違いです。なぜなら、体型が明らかに違うからです。

節子と比べると、黒い女の子は背が高く、しかもスラッとしています。

死んでから体型が変化することはありませんので、「節子=黒い女の子」という説は間違っているでしょう。

となりのトトロの「メイ」が沼原の黒い人なのか?

「沼原」という駅にいた黒い女の子。正体は「となりのトトロのメイでは?」という説もあります。

でも、メイは死んでないでしょ?

映画を観ると、メイは死んでいないように見えます。ですが、「メイが溺れて死んだ!」という話があります。

「メイが溺れて死んだ!」という主張が出たのは、映画の一部シーンでメイの影がなくなっているからです。

「影がなくなる=この世にいない」と解釈します。

じゃあ、どこでメイは亡くなったっていうの?

メイが行方不明になったとき、1人の男性が「池でサンダルを見つけた!」と言います。そのため、「メイは池で溺れ死んだ」と推理されています。

そして、メイは池で亡くなり、沼原の黒い女の子として登場したという話につながるわけです。

ですが、この説もかなり無理があります。

そもそも池のサンダルはメイのものではありません。影がなくなっていたのも、ただの書き忘れでした。

あと、体型もメイとかなり違います。メイはもっと横幅が広いですが、黒い女の子はスラッとしています。

やっぱりこれも都市伝説なのね〜

となりのトトロの「まっくろくろすけ」と似た「ススワタリ」が登場!金平糖を食べる姿がカワイイ!

千と千尋の神隠しでは、となりのトトロの「まっくろくろすけ」に似たキャラが登場します。彼らは釜爺の部屋に住んでいます。

千と千尋でも、まっくろくろすけという名前なの?

千と千尋の神隠しでは、まっくろくろすけではなく「ススワタリ」という名前が付けられています。

彼らの大好物は金平糖(こんぺいとう)で、リンが定期的にあたえています。

ススワタリとまっくろくろすけは同一キャラなの?

厳密には違うようです。ススワタリの正体は、魔法をかけられたススです。彼らは石炭を窯へ運ぶために生まれてきたのです。

ススワタリは実在する妖怪なのか?

「ススワタリは実在する」という話があります。ですが、あくまでススワタリに似た猫がいるという話です。

中国にススワタリのような真っ黒な猫がいるようです。当たり前ですが、ススワタリは実在しない架空のキャラです。

もののけ姫でテーマだった病気が千と千尋の神隠しでも登場?

映画「もののけ姫」には、ハンセン病というテーマが隠されていると言われています(体に布を巻き、ボロボロになった皮膚をしている人たち)

ハンセン病って何?

ハンセン病とは、肌や皮膚などがボロボロになる病気のことです。今は治療薬ができましたが、昔は治療法がありませんでした。

「ハンセン病はうつる!」と危険視されていて、病気になった人は隔離されました。

「ハンセン病を子供に遺伝させるな!」と、不妊目的の手術を受けさせられた人もいるようです。

その病気が、千と千尋の神隠しにも登場しているの?

千と千尋の神隠しでは、「坊(ぼう)がハンセン病を差別する人間」といわれています。

坊は「外は危険だ!病気がうつる!」と間違ったことを言います。このセリフは「ハンセン病は危ない!うつる!」と差別している人とソックリなのです。

魔女の宅急便のジジ(猫)が、坊のクッションに描かれていた!

千尋が湯婆婆の部屋へ忍び込むと、そこには坊の部屋もありました。

クッションがたくさん積んであり、その中の1つには魔女の宅急便の「ジジ」という猫が描かれていたのです。

【千と千尋の神隠し】知っておきたい豆知識をまとめてみた!モデルとなった聖地を紹介!

千と千尋の神隠しには、いくつかのモデルが登場しています。知っていたら話のネタになりますよ!

長野にモデルがあった!湯屋のモデルと評判の「歴史の宿 金具屋」

長野県に山ノ内町という地域があります。そこに、「歴史の宿 金具屋」という温泉旅館があります。

その見た目はまるで、湯婆婆が運営している油屋とソックリなのです。4階建てのとても風格のある建物です。

台湾にもモデルがある!九份という都市はまさに油屋!

台湾にも、千と千尋の神隠しの「油屋」のモデルになった評判の都市があります。

その場所の名前は「九份(きゅうふん)」です。夜になると明かりがつき、その幻想的な雰囲気は油屋に似ています。

群馬や山形にもモデルがあった!四万温泉の積善館など!

また、群馬や山形にも油屋のモデルになったと評判の場所があります。

油屋のモデル
  • 群馬→四万温泉(積善館)
  • 山形→銀山温泉

宿のモデルは愛媛県の「道後温泉」!

ジブリが公式で「油屋のモデルにした」といわれているのは、愛媛県の道後温泉です。こちらも幻想的な雰囲気で、たしかに油屋に似ています。

いろんな場所が油屋に似てるんだね!

でも、本当はどこを参考にしたんだろう?

おそらく、1つの場所だけを参考にしたのではなく、今回紹介したさまざまな場所すべてを参考にしたのだと思います。

いろいろな場所の風景を組み合わせることで、幻想的な油屋を描くのに成功したのでしょう。

都市伝説&裏設定まとめ

千と千尋の神隠しの都市伝説や裏設定をまとめてみた!