映画「ザ・レイン」は、「ウイルスを含んだ雨が降ってくる」という今までにありそうで無かった設定のストーリーです。
雨に当たると死んでしまうため、主人公の姉弟は外へ出ることができません。シェルターの中で何とか生き延びようとするわけです。
誰がウイルスを入れたんだろう?
父親は雨を止めるのに成功するのかな?
海外ドラマ「ザ・レイン」はとにかくナゾが多い設定なのでおもしろいです!
今回は、「ザ・レイン シーズン1」の感想を1話ごとにまとめていきたいと思います!
海外ドラマ「 ザ・レイン シーズン1」の登場人物&キャスト
- シモーン(アルバ・アウゴスト)
- ラスムス(ルーカス・リンガー・トュネセン)
- マーティン(ミケル・ボー・フォルスゴー)
- パトリック(ルーカス・ロッケン)
- ベアトリス(エンゲラ・ブンダロヴィック)
- リア(イェシカ・ディナウエ)
- フレデリック(ラース・シモンセン)
海外ドラマ「ザ・レイン シーズン1」全話を観た感想&考察【ネタバレ一部あり】ウイルスを含んだ雨との戦い!
それでは、「ザ・レイン」シーズン1の感想を各回ごとに書いていきますね!
ザ・レイン第1話「1-1 外に出るな」
ものすごい急展開な始まり方でした笑。いきなり父親が「ここは危ない!帰るぞ!」とテスト前なのに連れ帰ろうとしてきます。
父親は何も話してくれず、母親と姉のシモーン、弟のラスムスは車でシェルターまで連れて行かれます。
タイトルが「レイン(雨)」なので、「雨が来たら死ぬのか・・・」と察する展開。
シェルターに着くなり、父親は「俺は外へ行く!すぐに帰る!」と言います(こんな展開ですぐ帰ってくるわけがない笑)
父親は防護服を着て外へ。しばらくすると、シェルターを「ドン!ドン!」と叩く音が。子供たちは「パパが帰ってきた!」と喜びます。
母親は冷静に「こんなすぐ帰ってくるわけがない」と考えますが、子供たちは父親が心配なのでシェルターを開けてしまいます。
そしたら案の定、外にいたのは別人でした。その男はもだえ苦しんでおり、弟ラスムスを外へ出そうとします。
母親が「ラスムス!」とラスムスを助けるために男を突き放すと、母親も雨の中へ・・・。
母親はもだえ苦しみ、最後はエビ反りになって亡くなりました。バイオハザードみたいにゾンビにはならないんですね。
姉のシモーンとラスムスは、シェルターの中へ戻りますが、父親は帰ってこず。5年も経ったので、とうとう食糧が底をつきました。
5年分もよく食糧がありましたよね。でも、5年間も非常食を食べ続けるのは、なかなかの拷問。
よく姉も弟も気が狂わずにいられましたね。幸いなことに、運動できるような器具はあったようですが(運動はストレス発散に効果的)
姉は「食糧がもうない!外へ行かなくては!」と弟と外へ出る決心をします。そのとき、「酸素濃度が薄いです!ピー!ピー!」という警告音が!
どうやら、シェルターの通気口を閉じられてしまったようです。外へ出ると、そこにはフードを被った怪しい人たちがいます。
彼らは味方なのか、敵なのか。彼らの目的は、どうやら食糧のようです。リーダーは冷酷で、食糧がシェルターにないと分かったら、姉弟を見捨てようとします。
生き残るために冷酷になったのでしょうが、子供達を見捨てるのはキツいものがあります。仲間の女性が「彼らをおいていけない!」と見捨てないでくれます。ですが、その男は無視します。
姉は「別のシェルターに食糧がある!でも、その情報は私の頭の中にしかない!」と自分の価値を高めて仲間になることに成功(姉のシモーンは頭が回りますね!)
仲間になり、彼らと別のシェルターへ向かうことになります。弟は、5年ぶりの空に大喜び。
5年間もシェルター生活なんて考えられません。もしも1人でシェルター生活だったら、間違いなく気がおかしくなっていたでしょう。
ザ・レイン第2話「1-2 ずっと一緒にいろ」
姉と弟は、シェルターに進入してきた男たちと別のシェルターへ向かいます。
弟のラスムスはテンションマックス。「太陽だ!木だ!」と見るもの全てに感動しています。
シェルター生活を続けると、こんな当たり前のものの大切さに気づくんでしょうね。
しかし、途中でハプニングが!弟の靴が水に浸かってしまいます。それが原因で、リーダーは「ラスムスを殺す!」と言います。
姉は「水が肌についたわけじゃない!殺すのは待って!」と止めに入ります。調べてみると、ラスムスの肌は水に触れていませんでした。
ですが、本当は触れてたんじゃないでしょうか?仲間の1人の女性が嘘をついた可能性があります。
ラスムスの父は「ラスムスは希望だ!人類が生き残れるかはラスムスにかかっている!」と言います。
おそらく、ラスムスはウイルスへの耐性があるのでしょう。それで、水に触れても大丈夫なのだと思います。
さて、別のシェルターへ到着すると、そこには食糧がたんまりとありました。さらに、主人公たちの父親のスマホもあったのです。
そのスマホによると、父親はスコットランドへ向かったようです。主人公たちは父親に会うため、スコットランドへ向かう決心をします。
やはり、親が一緒だと安心できますからね。親が誰よりも頼りになるので、命をかけても探しに行きたいのでしょう。
ザ・レイン第3話「1-3 街に近づくな」
姉シモーンと弟のラスムスは、父親を探すためにスコットランドへ向かいます。しかし、仲間の数人は「子供たち2人なんて心配!」と後を追ってきてくれます。
生きるか死ぬかの世界になっても、このような道徳心は残したいですね(実践できるか分かりませんが笑)
街へ行くと、そこには食糧を求める人間が多くいました。シモーンたちは見つかってしまい、食糧を襲われます(殺されるよりはマシですが)
人間、腹が減ると他人にかまってられないんですよね。シモーンたちは逃げ、何とか殺されずにすみました。
さて、シェルターに残った2人は、後からシモーンたちを追ってきました。ドローンを触っていると、突然マップが出てきます。
そのマップには、大きな壁があったのです。「巨大な壁で隔離されているのか・・・」まるで進撃の巨人のような展開ですね。
壁があるということは、その外には人間がいる可能性大です。おそらく、壁の中の人間を根絶やしにするのが目的ではないでしょうか。
シモーンが歩いていると、近くで男の子を見かけます。その子はお腹を空かせているので、食べ物をあげます。
そこに父親が登場。「息子に触るな!」と言いますが、シモーンが悪い人でないと分かると心を許してくれます。
シモーンは親子に食べ物をあげ、親子たちは食べるために外へ行きます。案の定、他の人間に見つかってしまってボコボコにされます。
父親は「ここの人間は、動物だ」と危険を理解していました。なのになぜ外でご飯を食べたのでしょう?判断力が鈍りすぎでしょう!
シモーンはその光景を見て「ここを逃げましょう!」と皆に言いますが、1人の男に跡をつけられていました。
ラスムスがその男に刺され、緊急事態に。あんな不衛生なナイフで刺されたら、バイキンが入るでしょうね。
近くのシェルターへ行くと、何者かが薬を盗んでいました。誰でしょうか?かなりの重要人物に思えますね。
仕方なく、シモーンは男の子からもらった痛み止めをラスムスに飲んでもらいます。
しばらくすると、ベアトリスの回想シーンがはじまりました。「あそこが私の家なの」とリーダーに言ってます。
ですが、同じセリフを同じ場所でラスムスにも言ってるのです。ベアトリスは性格の良い女性に思えましたが、嘘つきなのでしょうか???
リーダーたちは、シモーンに壁の存在を伝えます。「壁の外へいけば安全なハズだ!」希望が見えてきたようで顔が明るくなっていますね!
ザ・レイン第4話「1-4 誰も信じるな」
ラスムスは痛み止めを飲んでいますが、このままでは死んでしまいます。シモーンは病院へ向かおうとしますが、危険な道です。
遠いので彼らは車を手に入れることに。そこで、ストレンジャーと呼ばれるグループを襲うことにします。
ストレンジャーを捕らえると、その内の1人にヘビのタトゥーを入れた人間が。その男を見た瞬間、天パのジャンが怒りはじめます。
どうやら、タトゥーの男はジャンの家族を殺した人間のようです。「殺せ!こいつをすぐに殺せ!」と言いますが、リーダーは殺しませんでした。
車を奪い、医者のところへ行きます。その医者は「さっさと帰れ!」と言いますが、ラスムスの状態を見たら「仕方ない・・・」と治療を引き受けてくれます。
ところが、ここからが急展開なんですね。「父親は、アポロンの会社に居た」と医者に伝えると、医者の様子が急におかしくなります。
どうやら、医者の娘は雨で死んだようです。そして、雨の原因はやはりシモーンの父親のようです。
シェルターへ連れていかれ、そこでラスムスが殺されそうになります。ですが、シモーンが「私の母も雨で死んだ」と手が止まります。
そこへパトリックがやってきて、医者を射殺。(パトリックはいつも間が悪い・・・笑)
医者は色々な情報をつかんでそうなのに、殺してしまったのは大きなミスですね。シモーンは、医者が持ってたナゾの注射器のようなものを手に入れます(これが伏線になるのかな?)
シモーンはジャンが連れて行かれたのを知り、リーダーに「ストレンジャーを殺しておけば・・・」と後悔を告げます。
その様子を見ているベアトリス。シモーンに嫉妬しまくります笑。ベアトリスはまともな女性に見えましたが、かなり闇を抱えていそうです。
ザ・レイン第5話「1-5 信念を持て」
シモーンたちは、ある建物を訪れます。そこでは幸せそうに過ごしている人々がいて、食べ物を育てています。
食べ物を育てるため、彼らは地下水を使っているようです。(思ったのですが、外の雨に触れたら食べ物は汚染されるんじゃないですかね?笑)
シモーンたちは、彼らから食べ物を分けてもらい、美味しそうに食べます。シャワーも借りることができ、みんなで楽しそうに水浴びです。
でも、明らかに様子がおかしい・・・。シモーンとマーティンは、2人でこの建物に住んでいる人たちを疑います。
マーティンが「子供たちの靴はあるのに、子供たちがいない!」と気付きます。このシーンで、「人の肉を食べてるんだろうな・・・」と察しました。
しばらくして、月に1度のパーティーが開かれることになります。そこでは、特別なお肉が振るまわれます。
やはり人肉だったようです(バレバレでしたが・・・笑)同時に、マーティンも冷蔵庫にある死体を見つけました。
なぜ彼らは人の肉を食べていたのか?それは、タンパク質をとるためでしょう。外には動物がいないので、タンパク質をとれません。
そこで「人の肉を食べよう!」と思いついたわけですね(発想がエグすぎますが・・・)
「出ていくわ!」とシモーンが言うと、彼らはあっさり「いいよ」と返事します。この秘密がバレても、彼らを咎める人はいないから問題ないのでしょう。
彼らの中にはアポロンの社員がいて、その人はシモーンたちと一緒に外へ出されます。そして注射器でナゾの自殺。
なぜ自殺をしたのでしょうかね?外に出たら生きていけないと覚悟したからでしょうか?
結局、注射器の中身はわかりませんでした。とにかく、アポロンが原因で世界が滅びたのは確かですね。
ザ・レイン第6話「1-6 仲間と離れるな」
ベアトリスとラスムスがすごく良い雰囲気になってきました!ただ、ベアトリスは、マーティンに嫉妬させるためにラスムスと付き合ってる感じがします。
みんなが外へ出ていってる間、ベアトリスとラスムスはイチャイチャ。そこで不思議な事実が発覚します。ラスムスの傷が治っているのです。
やはりラスムスには何かしら特別な能力があるようですね。
2人がイチャついている時、ベアトリスの顔に雨が当たってしまいます。パニックになりますが、ベアトリスは死にません。
同じ頃、パトリックがシモーンを雨の中へ放り込みましたが、死にませんでした。「雨は死ぬ原因ではないのか・・・?」と新たな謎が出てきました。
雨の中にウイルスがなくなったのか、それとも人間の体に耐性ができたのでしょうか?
ただ、翌日になってベアトリスが死んでしまいます。近くに野良犬がいたので、おそらく野良犬に感染させられたのでしょう。
シモーンやマーティンたちは死んでないので、今後は雨で死ぬことはなさそうです(なぜ雨で死ななくなったのかが気になりますね!)
ザ・レイン第7話「1-7 ストレンジャーと話をするな」
愛していたベアトリスが死んでしまい、ラスムスは姉シモーンの元へいきます。
ラスムスは「ベアトリスを助けてあげて!」と叫びますが、死んでしまった人を生き返らせることはできません。
ベアトリスが死んでしまった原因は、どうやら野良犬ではないようですね。(ラスムスは「野良犬に顔をなめられた」と言ってますが)
さて、シェルターから追い出されたパトリックは、ストレンジャーに捕まえられ、拷問されます。
「誰が俺たちの仲間を殺したんだ!」という風に。答えなければ、歯を1本1本抜かれるのでパトリックも白状します(歯の痛みは耐えがたいですからね・・・笑)
どうやら、ストレンジャーの狙いはウイルスに対する抗体を持っている人間のようです。そして、その人間こそラスムスです。
ラスムスは捕まえられ、アポロン社へ連れて行かれます。そこには、シモーンとラスムスの父親もいました。
父親はやはり生きていたようですね。ですが、なぜ愛する子どもたちを迎えに来なかったのでしょうか?
ザ・レイン第8話「1-8 直感を信じろ」
アポロン社には父親がいました。なぜ父親が子供たちを迎えに来なかったかというと、ラスムスを殺されたくなかったからなんですね。
ラスムスは抗体のある人間で、彼からワクチンを作るにはラスムスを殺さないといけません。
子供思いのようですが、父親は身勝手ですよね。ラスムスの代わりを探すため、これまで多くの人たちを殺してきたわけですから。
父親は「私は子供達のことを愛している!」と言いますが、人をたくさん殺した父親はシモーンに拒絶されます(当たり前ですよね)
さて、途中でラスムスの唾液をとろうとしていた女性が、亡くなります。どうやら、ラスムスこそがウイルスの感染源だったようです。
つまり、ベアトリスが死んだのは野良犬が原因ではなく、近くにいたラスムスが原因だったのです。
でも、なぜ今まで一緒に居たシモーンは感染しなかったのでしょうか?ここが謎ですよね。ひょっとしたら、シモーンこそが抗体を持っているのかもしれませんね。
ラスムスが原因と分かりましたが、シモーンはラスムスと一緒に逃げることを決意します。
ラスムスは防護服を着ることで、感染を防ぎます。でも、いくらなんでも窮屈ですよね。
さて、ドラマのラストでは、驚愕の事実がわかります。どうやら、アポロン社は人工的に雨を作り出す技術を開発しているようです。
その雨に、なぜ彼らはウイルスを入れてしまったのでしょうか?あるいは、雨自体がウイルスなのかもしれませんね。
シーズン2では、その点を解明してもらいたいですね!
海外ドラマ「ザ・レイン シーズン1」の続編の展開を予想!シーズン2はどんなストーリーになるのか?
シーズン2ではどうなるのか、展開を予想していきたいと思います!
人工的な雨がウイルスの原因だった!
アポロン社はワクチンを開発する企業のように見えましたが、どうやら人工的な雨の研究をしているようですね。
そして、その雨を降らせてしまったがために、世界中に病気が広まってしまったようです。
ですが、アポロン社はこの技術の開発を続けます。シーズン2では、この技術が再び登場し、病気がさらに拡大すると思います。
バイオハザードのような展開に?!
ウイルスは壁によって隔離されていますが、おそらくアポロン社は人工的な雨をほかの地域でも降らせると思います。
その結果、ウイルスが世界的に広まってしまい、バイオハザードのような展開になるかもしれません。
ラスムスは世界の希望!ワクチン開発のドクターが登場するのでは?
ウイルスの危険がある世界を救うには、ラスムスの抗体がいります。その抗体からワクチンを作ってくれるドクターが登場するのではないでしょうか?
さすがに、シモーンたちとラスムスはアポロン社とは協力しないと思います(ラスムスが殺されてしまうので)
シーズン2では、アポロン社の陰謀をもっと明らかにしてほしい!
とにかく、人工的な雨やウイルスについて知っているのはアポロン社です。ここが秘密を握っているので、シーズン2ではアポロン社に焦点を当ててもらいたいですね。
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