今回は映画「コンテイジョン」の感想とあらすじです!
(ジャンル・パニック映画)
映画コンテイジョンを観終わった。
ウイルス感染でパニックが起きた世界を巧妙に描いたストーリーだと思う。
かなりの良作。
— 映画マニア@映画ブログ (@x61zwxe11Hhxw9h) April 6, 2020
謎のウイルスが世界中に蔓延し、多数の死者が出るストーリー
個人的な点数は90点ですね。
さて、ひとまずあらすじへいきましょう!
予告はコチラ↓↓
コンテイジョンのあらすじ(Netflix)
主人公の男性は、妻と娘をもっています。
ある日、旅行から帰ってきた妻に異変が生じます。手が動かなくなったのです。
夫は急いで妻を病院へ連れていきますが、数時間後には死亡。
夫は病院の医師に原因を尋ねますが、医師は分からないの一点張りです。
それからしばらくして、同じ症状で亡くなる人たちが、世界中に現れます。
新しいウイルスが発生したとして、世界中がパニックに。
人々は生き残るため、暴動や罪を犯し始めます。
コンテイジョンの感想と考察(ネタバレあり)
現在、コロナウイルスの発生で、日本を含む世界中がパニックに陥っています。
この映画の設定は、現在の状況と酷似しています。
「コロナウイルスに効く」という噂が立った商品は、一目散に売れていきます。
最近だと、「あおさ海苔が効果的」というデマが広がり、あおさ海苔の注文が殺到しました。
コンテイジョンでは、「レンギョウという市販薬が効く」というデマが広まり、レンギョウが瞬く間に売れていきます。
今のところ、映画のように暴動は起きていません。スーパーや薬局が襲撃されたりもしていません。
日本は食糧の備蓄がありますので、食糧不足による暴動は起きないと考えられます。
ですが、食糧の備蓄がない国では、暴動が起きても不思議ではありません。
私が恐れているのは、患者が増えて病床が足りなくなることです。
この映画でも、病床が足りなくなり、患者一人一人への対応が行き届かなくなります。
コロナが広がる日本でも、病床の数は足りなくなってきています。映画のような深刻な事態にならない事を望みます。
映画では、ウイルスで亡くなった患者は、家族と同じ墓に入ることを拒否されます。
もし墓に埋葬したら、将来的にその墓からウイルスが広がる可能性があるからです。
このシーンは可哀想でしたね。家族を亡くしただけでなく、死後の幸福も邪魔されたのですから。
ウイルスが蔓延した時に大変なのは、ワクチンが開発されても人に使えるまでに時間がかかることです。
ネズミや犬に安全なワクチンでも、人にも安全とはいえません。
しかし、ワクチンが安全か判断するために時間を使っていると、ウイルスによる死者は増えていきます。
安全を取るか、スピードを取るか。コロナウイルスが広がった世界でも課題になることです。
映画では、勇気ある科学者が自分にワクチンを注入し、ワクチンの安全性を確認しました。
ワクチンの配布順を誕生日で振り分けるのは、公平なアイディアですね。
この映画で一番ゲスいのは、レンギョが効果的と嘘をついて大金を稼いだ男です。こういうデマ流し人間は逮捕すべきでしょう。
さて、映画のラストでウイルスが感染した原因が描かれています。
コウモリがたまたま豚小屋に紛れ込み、唾液を落とす。
その唾液で感染した豚をさばいた料理屋と主人公の妻が握手し、最初の感染が起こります。現実で起こりそうなシナリオです。
今回の映画を観て、コロナへの警戒をもっと高めないといけないと強く思いました。
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