今回は映画「フォレスト」の感想とあらすじです!
(ジャンル・ヒューマンドラマ映画)
個人的な点数は、100点です。
この映画は、今まで観た映画の中で一番好きな作品です。
トムハンクスが主演でして、作品にピッタリでした。
この映画の良いところは、見るたびに新しい発見があることです。
さて、ひとまずあらすじへいきましょう!
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フォレストガンプのあらすじ(Netflix)
主人公のフォレストは、周りよりも知能(IQ)が低い状態で生まれます。
また、背骨が歪んでいるため、幼少期は足に矯正器具を付けて過ごします。
そんな状態だったため、フォレストは周りに虐められます。
そんな時、フォレストの友達になってくれたのがジェシー(女の子)です。
フォレストとジェシーは知り合ってからずっと一緒に過ごし、同じ高校にも通いました。
フォレストは高校生になっても知能が低く、高校でも虐めを受けていました。
しかし、足は誰よりも速く、その能力を買われて大学アメフト部へスカウトされます。
それからフォレストの人生には、目まぐるしく大きな変化が起こります。
フォレストガンプの感想と考察(ネタバレあり)
この映画で最初に感動するのは、ジェシーとフォレストがバスで出会ったシーンだと思います。
周りが意地悪をする中で、ジェシーだけがフォレストに優しくする。
何度観てもこのシーンはいいです。
ジェシーは父親から性的虐待を受けていたにも関わらず、性格を歪めずに成長しているのがすごいです。
親から虐待されると、性格が歪んでしまう人が多いと聞きます。
さて、この映画の醍醐味は、フォレストが様々な歴史体験をすることでしょう。
ケネディ大統領に会ったり、スマイリーブランドの発案者になったり、アップルに投資したり笑
よくこんなに色んな歴史背景を盛り込めたなって驚きます笑
個人的に好きだったキャラはババですね。
ずっとエビの話ばかりするキャラですが、ジェシーのようにフォレストに優しくしてくれます。
ババのように、自分の好きなことに熱中して他人に優しくできる人間ってステキですよね。
フォレストもそんなタイプの人間なんですよね。
自分が興味のあることに熱中し、他人にはいつも優しくする。
彼らに共通しているのは、他人と比較をしないことなんですよ。
他人と比較する癖のある人は、つい他人に厳しくしてしまいがちです。
ですが、ババやフォレストは比較癖がないため、他人に優しくできるのです。
あと、ダン中尉も魅力的な方ですよね。
ベトナム戦争中はフォレストとババに優しくしてくれます。爽やかな雰囲気が印象的です。
ただ、ベトナム戦争で足を失ってから、少し厳しくなりますよね。
頑張って軍を導いてきたのに、フォレストに勲章で負けてしまう。
そのことでダン中尉はフォレストに当たり散らします。
ただ、ダン中尉はフォレストに対して怒りを持っていなかったと思います。
生きる目的を失ったので、自分の人生に対して怒っていたのでしょう。
実際、ダン中尉はエビ漁という生きる目的を見つけてからは、生き生きと過ごすようになります。
ダン中尉の思いやりを感じられたのは、売春目的の女性がフォレストをバカにしたのに対し、怒ったシーンです。
フォレストへの愚痴を言っていた頃ですが、足を失っても部下への愛情は失っていなかったのです。
さて、この映画で全く分からなかったのが、フォレストが向かいのビルの明かりを通報するシーンです。
このシーンは、アメリカのウォーターゲート事件を表してたみたいです。
大統領が盗聴器を仕掛けようと試みた事件らしく、それを通報したことでフォレストは海軍を辞めさせられます。
この映画で悲しかったのは、ジェシーがエイズにかかってしまうことです。
ジェシーはフォレストという素敵な男性を見つけながら、別の男性と過ごすことを選びます。
フォレストと過ごせば幸せになれることを理解していたのでしょう。
でも、暗い過去を持つため、自分はフォレストにふさわしくないと思っていたのではないでしょうか。
また、変化し続ける生活を送らねば、暗い過去に囚われてしまう恐怖もあったのだと思います。
それらの要因が重なり、ジェシーはフォレストと過ごす生活を諦めたと考えています。
結局、ジェシーは安定した生活を送り始めたのは、子供を産んでからです。
しかし、その頃にはジェシーはすでにエイズにかかっていました。
不治の病のため、ジェシーはフォレストに子供を任せます。
この子供が、実はフォレストの子供だったんですよね。
なぜ断定できるかというと、仕草がそっくりだからです。
釣りをしながら首を曲げたり、同じ動きをするシーンがありますよね。
そのシーンから、フォレストの遺伝を受けついた子供と判断できます。
もし別の子供なら救われないお話になりますので、フォレストの子供で良かったです。
フォレストガンプを観ると、今を一生懸命生き、他人に優しくする生き方が正しいことを確信できます。
何度観ても楽しめる映画なので、是非観てもらいたいです。
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