今回は映画「ザ・ギフト」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス映画)
(Amazonでのレビュー数は52回、評価は星3.5)
ザギフトの先が気になりすぎる。
導入がうまいサスペンスは好き
— 映画マニア@映画ブログ (@x61zwxe11Hhxw9h) April 22, 2020
ストーリー:引っ越した先で親しくもない高校の頃の同級生が、プレゼントをしきりに贈ってくる
個人的な点数は80点ですね。設定はすごく面白く、先が気になります。
さて、ひとまずあらすじへいきましょう!
予告はコチラ↓↓
ザ・ギフトのあらすじ(Netflix)
妻と夫は、新しい家に引っ越してきました。ある日、夫はホテルで見知らぬ男に声をかけられます。
その男は、高校の頃の同級生でした。名前はゴード。
名前を聞くと、夫は彼のことを思い出しました。そして、引っ越してきたことを伝えます。
数日後、ゴードからワインの贈り物が届きます。次の日には、ゴードが家を訪ねてきました。
ワインのお礼に、妻はゴードを夕食へ招待します。夕食の席で、ゴードと夫は高校の頃の昔話で盛り上がります。
ゴードが帰宅してすぐ、夫は妻に言います。
「あいつとは親しいわけではないんだ。それなのに、友達のように振る舞ってくる」
ザ・ギフトの感想と考察(ネタバレあり)
導入はすごく面白いんですよね。親しくもない同級生が、友達のように振る舞ってくる。
しかも、コイやワインのようなそこそこ高級な贈り物もしてくる。現実で体験したら、かなり恐怖ですよね。
ただ、途中で謎の答えになるようなヒントを出したのがよくなかったです。
ゴードからの手紙に、「過去のことを水に流そうとした」と書いてありましたよね。このシーンで「ああ、夫はゴードをいじめてたんだな」と思いました。
さらに、夫「物理の先生に、汗だく先生ってあだ名をつけてやったんだぜ!」
このシーンを観て、「不気味なゴード」というあだ名は夫が付けたものだと確信。
ゴードが友達のフリをしていたのも、更生のチャンスを与えていただけなんだな〜と繋がりました。
さて、映画のラストは視聴者の想像にゆだねるような終わり方でした。
夫にビデオが送られてきて、ゴードが寝ている妻にさわっている映像が収録されていました。
そのビデオを観た夫は、「妻が産んだ子供は、ゴードの子供じゃないのか?」と疑います。
ゴードは「お前の妻とヤった」とはハッキリ言わず、「嘘か本当かは自分で判断しろ」と夫に言います。これがゴードの復讐でした。
私の考えでは、ゴードは妻とヤっていません。つまり、子供は夫と妻の間にできたものです。
そう判断した理由は3つ。1つ目の理由は、ゴードが心の優しい人間だからです。
普通、人生をメチャクチャにした相手を許そうなんて思いませんよね。でも、ゴードは夫に後世の機会をあたえたのです。
それぐらいゴードは優しいのです。2つ目の理由は、ラストシーンでゴードのギプスが偽物だったからです。
つまりゴードは、腕が骨折したという嘘を付いていたわけです。
わざわざラストシーンで嘘を強調したのは、妻を妊娠させたというのも嘘だからでしょう。
3つ目の理由は、ゴードの人生が夫の嘘でメチャクチャにされたからです。
目には目をならぬ、嘘には嘘をです。嘘によってどれだけ苦しむのか、ゴードは夫に分からせたかったのです。
自分の子供と分かるまで、夫は死ぬほど悩むでしょう。
今の時代、DNA検査という便利な方法があるので、子供が大人になるまで待つ必要はありません。そこがまだ救いですね。
ゴードは「子供の目を見れば分かる」と言い残しましたが、あれも嘘でしょうね。
子供の目をみただけでは、自分に似てるのか、ゴードに似てるのか判別は難しいです。
それっぽい嘘を付くことで、さらに主人公を苦しめようという考えでしょう。
夫は子供の頃いじめっ子で、大人になってもその性格は変わっていません。これぐらいの罰を受けても当然でしょう。
ザ・ギフトの感想のまとめですが、もう少し先を読ませない内容にして欲しかったですね。設定は良いだけに、もうひと工夫欲しかったです!
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