アタタタタタタタ!
そう、北斗の拳です!
日本人の多くは、北斗の拳を知っていると思います。
ケンシロウ「お前はもう死んでいる」
漫画やアニメを見たことがなくても、この名ゼリフは聞いたことがあるでしょう。
私は北斗の拳の大ファンでして、小学4年生の頃にビデオを観たのが始まりです。
私は初代北斗の拳より前に、真救世主伝説の映画を観ました。
映画北斗の拳はド迫力で、ラオウの「実は良い奴感」がよく出てるんですよね。
さて今回は、大ファンの私が、北斗の拳の名シーンを10個選んでみました!
と、その前に!北斗の拳の矛盾シーンもまとめたいと思います!
私は北斗の拳のコミックを何十回も読み返しました。
何度も読み返していると、「あれ、ここおかしくない?」というシーンが出てきます。
北斗の拳の大ファンなら、北斗の拳の矛盾に気付いてる可能性が高いと思います。
それでは、北斗の拳の矛盾シーンと名シーンをご紹介します!
- 北斗の拳の名シーンを知りたい人
- 北斗の拳の矛盾シーンを知りたい人
北斗の拳は矛盾だらけ?矛盾シーンをまとめてみた!
北斗の拳を読んでいると、矛盾シーンに気付きます。
「これ、明らかに矛盾してるでしょ笑」というシーンを紹介していきます!
ハンとの戦闘シーン
これは多くの方が突っ込みを入れたシーンだと思います。
ケンシロウはリンを助けるため、ハンの城へ向かいます。
ケンシロウより先に、北斗琉拳の「シャチ」がハンと闘います。
シャチがハンにボコられた後、ケンシロウが現れます。
そして、こう言うのです。
ケンシロウ「チェックメイトだ。お前には命を投げ打つしか手はない」
カッコイイ!さすが俺たちのケンシロウだ!ハンをボコってくれ!
多くの方がそう感じたでしょう。
ケンシロウがこのセリフを言って、話が一旦終わるんですね。
そして、次の話が始まります。
ハン「お前がケンシロウか!戦おうではないか!」
ケンシロウ「なぜ?戦う必要はない」
私「???????????」
どういうこと?
「お前には命を投げ打つしかない」って言ってたのでは・・・?
1話前に言ってたことと、完全に矛盾している!笑
これには笑うしかありませんよ。
作者の武論尊は、ラオウが死ぬまでで物語を完結させたかったようです。
ラオウ死後のお話は、モチベーションがなかったので少し適当に書いていたのかもしれませんね。
それにしてもこの矛盾はヒドすぎる笑。編集者も気づかなかったのでしょうか?
ところで、「ブラックジャック創作秘話」を読んだことありますか?
この本は伝説の漫画家「手塚治虫」の生活を描いた漫画です。
この漫画では、手塚治虫先生が物忘れをするシーンが出てきます。
漫画家は忙しすぎるため、ストレスで物忘れを起こしがちです。
北斗の拳の武論尊も、書きたくもないストーリーを無理やり書かされ、ストレスで物忘れを起こしていたのかもしれません。
リンは核戦争前に生まれたのでは?
リン「お母さんやお父さんと居た頃は、花が咲いていた」
北斗の拳の最初あたりで、このセリフが出てきます。
このシーンから察するに、リンが生まれたのは核戦争前でしょう。
しかしですよ!またもや矛盾が起きます!
みなさん、「ジャコウ」という悪党キャラを覚えていますか?
ラオウ死後に出てくるキャラクターです。
ジャコウは金色のファルコを脅し、街の人間に重労働を強いてきた悪党です。
リンとリンの姉は双子です。
2人が赤ん坊だった頃、ジャコウはファルコにどちらかを殺すように命じます。
さて、本題に戻りますね。このシーンはすでに核戦争後なんですよ!
ジャコウがラオウに脅されるシーンがありますよね。そのシーンは核戦争後です。
そして、ジャコウがファルコに対し、調子に乗り始めたのは更に後のお話です。
つまり、リンと姉の2人が赤ん坊で出てくるシーンは、間違いなく核戦争後なんですよ。
でもね、リン「お父さんとお母さんと居た頃は、花があったの」というセリフから察するに、最初の設定ではリンは核戦争前に生まれたわけです。
ラオウの生前と死後で矛盾が生じてるわけですね。
この矛盾は、よく読まないと気づかないと思います。
トキもエレベーターに入れただろ!
ケンシロウ、ユリア、トキが核の灰から逃れるシーン。
避難用のエレベーターを見つけるけれど、中には子供が一杯!
おばさん「ここは1人か2人しか入れません!」
いやいや、どう見てもあと5人は入れるスペースあるでしょ!
エレベーターが本当にキツキツの描き方をして欲しかったですね。
ラオウの一人称が変わりすぎ!
ラオウ「ワシ」
ラオウ「わたし」
ラオウ「おれ」
一人称変わりすぎでしょ!最初から統一してくださーい!
北斗の拳の名シーン10選を紹介!
北斗の拳の矛盾を突きまくったところで、名シーンの紹介へ移ろうと思います!
トキ「天をみよ!見えるはずだあの死兆星が!」
これはトキとラオウが闘うシーンです。
トキは病人ですので、ラオウに勝てるはずがありません。
しかし、剛拳を使える秘孔を突くことで、ラオウに対抗できるようになります。
結果としてはラオウの勝ちですが、死兆星が見えるほど追い込んだトキは最高にカッコ良かったです!
ラオウ「我が生涯に、一片の悔いなし!」
ラオウがケンシロウに負けた時のセリフです。
このセリフは一生覚えていると思いますね。
ラオウは悪党のように見えましたが、実は良い側面もあったのです。
「暴力で世界を統一し、統一後に善人に倒される」
これを心の底では望んでいたとユリアが推測しています。
でも、カサンドラ編では、親子を別々の牢屋に入れて殺すなど、なかなかの鬼畜ぶり。
ラオウは良い側面もあるけど、過去の行いを見ると悪党の側面が強いように思います。
ラオウ「戦わねばその震えは止まらぬ!」
ラオウが無抵抗の村へ訪れたシーンです。
村長の教えで、子供も含めて全員がニコニコしています。他の村人が殺されてもです。
ラオウはその村を気持ち悪く思い、子供の一人を捕まえて怒鳴ります。
ラオウ「戦わねばその震えは止まらぬ!」
乱世の時代、無抵抗主義で生きていけるわけがありません。
大切な人を守りたいなら、闘わねばならぬのです。
この時代の真理を突いたセリフを言ったあと、ラオウは村長をぶん殴ります。
見た目がガンジーっぽいので、ガンジーを意識してたのかもしれませんね。
ガンジーは成功しましたが、北斗の拳ほどの乱世では無抵抗は通用しないでしょう。
ケンシロウ「後悔するはずがない」
レッドベレーの「南斗無音拳」を極めたカーネルとの闘いでのシーンです。
カーネルはケンシロウにボコられ、敗北寸前です。
そこにリンがやってきて「私も戦う!」と応援にきます。
カーネルは槍でリンを狙います。姑息な戦法ですね。
ケンシロウはその槍を止めるため、右手に負傷を負います。
リンは「ごめんなさい、迷惑かけちゃった」と泣きます。
ケンシロウは「後悔するはずがない」と言います。
ケンシロウの生き様が現れたセリフです!カッコいい!
シュウ「これで文句はなかろう」
ケンシロウが南斗との他流試合で負けたとき、シュウは自分の目を傷つけます。
自分が盲目になることで、ケンシロウを助けたのです。
拳法の達人への道を捨て、ケンシロウの将来にかける。
シュウの愛情を大切にする生き方が現れたセリフです。
ラオウ「効かぬ・・・効かぬのだ・・・」
ラオウがトキと闘うシーンでのセリフです。
トキが剛拳を無理やり使いますが、ラオウには通用しません。
病にならず柔拳を使えれば、トキはラオウに勝てたのでしょう。
実の弟の不運な運命を悲しんだラオウが印象的でした。
ユリア「私も天に帰りましょう」
ユリアは持病を患い、余命がわずかです。
ラオウに殺される覚悟もできており、それが自分の運命だと悟ります。
ラオウに涙させたセリフ。
ユリアの全てを見据えた姿に、ラオウは悲しみを知ります。
ジュウザ「やはり、この命捨てねばなるまい」
ラオウとジュウザが軽く闘い、ジュウザは腹に傷を負います。
思っていた以上にラオウが強く、ジュウザは命を捨てなければラオウに勝てないと察します。
愛するユリアのため、ジュウザは命を捨てて闘う覚悟をするのです。
ジュウザはカッコいいキャラなんですけど、ヒントを言い過ぎです笑
あれだけ喋れば、ラオウも南斗の最後の将がユリアだと察するでしょう。
ちょっと違和感を感じた闘いでもあります笑
ケンシロウ「お前らに、今日を生きる資格はねえ!」
スミス爺さんが殺されたシーンです。
スミス爺さんは誰もが平和に過ごせる方法を探していました。
その思いを踏みにじり、スミス爺さんを殺害する男。
その男に対し、ケンシロウが鬼のような怒りを見せます。
このシーンは超カッコいいですね!
バット「ケーーーーーーーン!」
北斗の拳の最終回です。
バットがボルゲに捕らえられ、ケンシロウが助けに来てくれます。
しかし、ケンシロウは記憶喪失のため、北斗神拳を使いこなせていません。
本来ならザコのボルゲですが、ケンシロウは苦戦しています。
バットは口を縛られていましたが、ロープを噛み切り、叫びます。
「ケーーーーーン!」
この叫びにより、ケンシロウは記憶を呼び起こします!
このシーンは最高に熱かったですね!
ラオウ死後編は微妙だったのですが、ラストに関しては最高でした。
キレイな終わり方にしてくれ、非常に満足できる内容でしたね。
まとめ
北斗の拳の名シーンと矛盾シーンをまとめてみました!
矛盾は多いですが、やはり北斗の拳は名作です。
「男の中の男」を描いた作品で、北斗の拳を超えるものは出てこないと思います。
最近は、北斗の拳究極版というのが出ているらしいです。ちょっと気になっています笑
最後まで読んでくださりありがとうございました!
皆さんのお役に立てばうれしいです!
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