Netflix映画の「1922」を観終わりました!
私の好きな「スティーブンキング」作の映画です。
最近はヒューマンドラマばかり観ていましたので、久しぶりのサスペンスは刺激的でしたね!
個人的な点数は100点中75点ですね!
もう一捻り欲しかったな〜というのが一番の感想です。
グロテスクなシーンが意外と多いので、グロがニガテな人は要注意です笑
それでは、あらすじをご紹介します!
【Netflix映画1922】のあらすじ!
主人公は田舎に暮らす「農夫」です。
田舎に昔から暮らしており、田舎以外の暮らしがわかりません。
「ワシは田舎が大好きなんじゃ!田舎暮らし最高!」こんな人です。
その農夫には、妻と息子がいます。妻は同い年ぐらいで、息子はまだ15歳です。
夫は家族と幸せに暮らしているつもりでした。ですが、突然妻から言い渡されます。
妻「私は土地を売って都会で暮らすわ。それに離婚しましょ?」
妻は都会好きで、田舎の退屈な毎日に飽き飽きしていたのです。
夫「そんな勝手は許さん!都会なんて悪い人間の集まる場所だ!」
夫は田舎を愛しており、都会暮らしを悪とみなしています。
妻「でも、土地の所有権は私のモノ。それに弁護士も強いわよ?」
妻は1歩も引きません。そして、夫は尋ねます。
夫「もし離婚したら、息子はどうなる?どっちが育てるんだ?」
夫は息子の将来を大切に考えていました。
土地を失っても息子がいてくれたらそれでいい。そのように考えていました。
妻「モチロン私よ。まだ子供なんだから母親がいるのよ」
離婚での親権争いは、だいたい母親が有利です。
夫「息子も連れていかれるのか・・・ぐぬぬ・・・」
土地だけならまだしも、息子まで連れていかれたら夫には生きがいがなくなります。
夫「どうすればいいんだ?裁判では勝てる見込みがないし・・・」
内なる夫「妻を○害したら万事解決やで!」
妻との争いに悩んでいたとき、内なる夫がささやきます。
夫はそのささやきに従い、妻を○害する計画を企てます。
【Netflix映画1922】の感想(ネタバレあり)
被害妄想シーンの多い、スティーブンキングらしい作品でしたね!
それにしてもグロいシーンが多い!笑
子供の顔が食い破られているシーンは怖かったです。
何より怖かったのは、母親の口にネズミが居たシーンですよ!
もうトラウマ です笑。
なんて気持ちの悪いシーンを用意してるんだ!と怒りたくなるほどです。
話は変わりますが、息子は俳優のキャストミスじゃないですか??
映画の息子は、恋人のために母親を○害するという単純な役です。
それなのに、息子役の俳優はとても聡明そうな感じです。
思慮深そうな俳優よりも、単純そうなキャストを選んだ方が良かったでしょう。
それにしても、恋人と離れたくないから実の母親を○害するなんてありえるでしょうか?
このあたりが少し非現実的でしたね。いくら15歳でも、直前になったらためらうでしょう。
息子とは打って変わり、父親役の俳優はキャラの性格とピッタリでしたね。
田舎に住んでそうで、頭の固そうな役を見事に演じています。
映画の内容ですが、この父親、正直かなりおかしいですよね。
息子とその恋人は亡くなりました。責任は息子にあります。
なのに、息子の恋人の家に行き、「俺の家の土地を買ってくれ」なんて頼むんですから笑
もちろん、家の主人は「ノー!」と答えます。そりゃそうですよね笑
自分の娘を連れ出して亡くならせた男の父親に、親切なんてしたくありませんよね。
図々しすぎるだろ!ってツッコミを入れたくなります。
父親の異常さはこれだけじゃありません。
息子を失くして1人になってから、息子の訪れた場所を放浪しますよね。
息子が銀行強盗に入った店を訪れ、「俺は銀行強盗の父親だ。昔の話を聞かせてくれ」と尋ねます。
いくら息子が恋しいからといって、普通こんなこと尋ねますかね?
もちろん店員は超ニラんできます笑。このシーンも強烈な印象でしたね。
店員「ギロリ!」
この店員の表情、心からの怒りを見事に演出しています!
清々しいほどの怒りを含んだ表情です。巻き戻してジックリ観賞したほどです笑
さて、私はこの映画に75点を付けたのですが、ひねりがもっとあれば高い点数を付けていました。
謎とハラハラが少ないんですよね。この映画は。
全体的にグロ+ホラーの展開です。
謎やハラハラがないと、途中でダレちゃうんですよね(私の場合ですよ)
「この先どうなるんだろう?先が気になる!」って感情になれたら高得点でした。
残念ながら、この映画ではそんな感情が湧きませんでしたね。
ただのグロホラーと割り切れば、まとまった良い作品です。
ただ、サスペンス好きには少し物足りないかな?と思いますね。
スティーブンキングの作品が好きな方には、「痩せゆく男」をオススメしておきます。
メタボ一直線の男が、魔術によってドンドン痩せていくお話です。
あまり知られていませんが、痩せゆく男は「ハラハラと謎」を楽しめる隠れた名作です!
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