(ジャンル・サスペンス)
個人的な点数は60点ですね。
映画「グッドネイバー」のあらすじ!ジャンルはサスペンス
高校生のイーサンとショーンは、ドッキリ企画を考えます。その内容は、近所の老人の家に怪奇現象を起こすというもの。
まずは老人の家にビデオカメラを設置し、そして夜になってから扉をガタガタさせたり、音楽を流したりしました。
不思議なことに老人は動じません。ですが、外で見かけると見知らぬ男性にどなったり、オノを持ったりと中々の変人ぶり。
ある日、イーサンとショーンは、老人が毎日地下室へ行くことに気づきます。
彼の変人ぶりから察するに、「地下室に何か秘密があるはずだ・・・」と2人は考えます。
映画「グッドネイバー」のキャスト&登場人物
- ハロルド・グレイニー(ジェームズ・カーン)
- イーサン・フレミング(ローガン・ミラー)
- ショーン・ターナー(キーア・ギルクリスト)
- キャロライン・グレイニー(ローラ・イネス)
- クリストファー・パルマー(エドウィン・ホッジ)
- エリーゼ・フレミング(アン・デュデック)
- カーリー(ベイリー・ノーブル)
- アシュリー(リリ・ラインハート)
- メイ(ミンディ・スターリング)
- サンジェイ(ニック・ドダニ)
- ヘザー・クロムウェル(タムリン・トミタ)
映画「グッドネイバー」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
※ここからネタバレあります
グッドネイバーは実話ではない!元ネタは迷惑系ユーチューバー!
本作グッドネイバーは、老人の家にイーサンとショーンがカメラを仕掛け、ドッキリをするという悪趣味な作品です。
実話のように感じるかもしれませんが、実話ではありません。ただ、元ネタはあります。
どんな元ネタなの?
この作品の元ネタは、迷惑系ユーチューバーです。日本でもニュースになっていますよね。
迷惑系ユーチューバーは、視聴数を稼ぐためなら何でもやります。突撃取材をしたり、人の嫌なことを広めたり。
そんな人たちをテーマにしたのが本作です。
グッドネイバーのパケ写は最悪!ドントブリーズに乗っかろうとするな!
この作品のパッケージ写真、本当に最悪ですよ。キャッチフレーズが「この老人はヤバい」です。
ストーリーを最後まで観たら、ハロルドさんは普通の人でした。それなのに、興味を引くためだけに間違ったキャッチフレーズを付けるのは卑怯です。
以前、ドントブリーズという盲目の老人の作品がヒットしました。たしかにその老人はめちゃくちゃ怖い人なのですが、本作は違いますよね。
ドントブリーズの人気に乗っかろうとした低品質なパケ写。もう少しプロ意識を持ってほしいものです。
地下室にあったのは、妻との思い出の品。ハロルドは寂しさを紛らわせるために足を運んでいた。
ハロルドさんは、毎日夜中に地下室へと足を運んでいました。イーサンたちは「地下室に何かあるはずだ!」と踏んでいたのですが、実情はちがいました。
地下室にあったのは、妻との思い出の品です。そこにはベルもありました。
そのベルは、妻が寝たきりのときにハロルドが「これを鳴らしてくれたら、いつでも来るからね」と妻にプレゼントしたものです。
ハロルドさんは、亡くなった妻との思い出を振り返るために地下室へ降りていたのです。
最後にハロルドが自殺したのはなぜ?理由は天国の妻がベルで呼んだと思ったから!
さて、ラストシーンでハロルドさんは自殺をしました。「銃で撃たれる!」とショーンが恐れていた矢先の出来事です。
なぜハロルドさんは自殺をしたのでしょうか?答えは、ベルにあります。
ベルは妻との思い出の品。これが鳴るのは、妻が呼んでいる時です。
そのため、「妻が天国で呼んでいる」とハロルドさんは考え、自殺をしたのです。
それ以前にも、イーサンたちによる怪奇現象で「もしかして妻が呼んでるのかも・・・」と考えていたのでしょう。
ラストシーンで、イーサンはまったく反省していない表情。これだから迷惑系ユーチューバーは困る!
さて、本作のラストシーンで、イーサンは反省した表情をしていませんでした。
それよりも「罪に問われると思ったけど、大丈夫だった。ラッキー!」という甘い考えをしているように見えました。
こういった迷惑系ユーチューバーは、なかなか反省しません。
日本の迷惑系ユーチューバーも、何度も間違いを繰り返します。こういう輩は、1度は刑務所に入らないと公正しないのでしょう。
とにかく後味の悪い作品!真実を知ったら胸糞悪くなる!
ハロルドさんはおかしな雰囲気を出していたので、途中までは「このおじいさん、ヤバそう」と思っていました。
ですが、真実を知ったら普通の男性だと分かって後味が悪くなりました。
彼は、妻をなくしてから情緒不安定になり、それで道行く人たちに暴言を吐いていたりしたのでしょう。
彼の境遇を考えると、可哀そうに感じます。そんなツラい境遇の老人をいからかうなんて絶対にやってはいけないことですよね!
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