映画「グリーン・インフェルノ」を観おわりました!
進撃の巨人が好きなら、この作品も気に入ると思います笑。
「先住民の文化を保護することって大切?」と思ってしまいます😅
— 映画マニア@サスペンス映画ブログ (@x61zwxe11Hhxw9h) May 21, 2020
今回は映画「グリーンインフェルノ」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス映画)
ストーリー:飛行機が故障し、主人公たちは熱帯雨林に落ちます。そこでは、人間を食べる「食人族」が待っていました。
個人的な点数は70点ですね。
グリーンインフェルノのあらすじ
主人公は、大学で先住民のおそろしい文化を知ります。先住民は、女性の性器をナイフや缶詰のフタなどで切りおとすのです。
主人公は、先住民の文化を変えるために抗議活動チームに参加します。そのチームのはじめの活動は、森の開発から先住民をまもることです。
活動は成功し、主人公たちは満足して家に帰ろうとします。しかし、途中で飛行機が故障して森におちてしまいます。
そこには先住民がおり、主人公の仲間の数人は殺されます。生き残った人は、先住民のむらへと連れていかれました。
先住民は「食人族」で、主人公たちは一人ずつ殺されて食べられていきます。
グリーンインフェルノの感想と考察(ネタバレあり)
※ここからネタバレあります
とにかくエグい!目をえぐって食べられるシーンを観ているとき、食事中だったので大変でしたよ笑
もうね。先住民って進撃の巨人そのまんまじゃないですか。人を食べる文化といい、肌の色といい!
「進撃の巨人って食人族をモチーフにしたんじゃね?」と思うほどソックリでした。
この映画の特徴は、人間のくさい部分を描いてるところ。女性が漏らしたり、男性がマスをかいたり。
そういうシーンって気持ち悪いのですが、人間だと注目してしまうんですよね。
大ヒット漫画の「闇金うしじまくん」も、人間のくさい部分を描いてるので人気があるんですよ。
この映画は、そういう人間の習性をうまくあつかっています。
さて、この映画で疑問にのこりそうなシーンの考察をしたいと思います。
- 船に逃げこんだ女性はどうなったのか
- なぜ女性は首を切って自殺したのか
- ラストシーンの解釈
まず、「私は足が速いから」と言って船に逃げこんだ女性は、捕まったようですね。殺されたあと棒に縛られていました。
あの船だと、逃げようがないでしょうね。オールもないし、弱りきって体力もないし。
続いて、菜食主義者の女性が首を切った理由です。あの女性が食べた黄色の肉は、豚肉ではなく人間の肉だったんですね。
子供たちは人肉を体にはりつけ、アクセサリーのように楽しんでいました。
「人を食べてしまった」という罪悪感に加え、「私もいずれこうなる・・・」と恐怖を感じ、食べられる前に自殺したのです。
あの女性はグループの中で一番怖がってましたからね。恐怖に耐えられなかったのでしょう。
さて、ラストシーンの解釈です。ラストでは、主人公は食人族のことをかばいました。
「あんなヒドい事をされたのに、なぜかばうの?」と疑問に思いますよね。かばったのには、次の理由が考えられます。
- 仲間はみんな死んだから、いまさら責め意味がない
- 父親の名誉のため
食人族の村には、生きてる仲間はもういません。置いてかれたリーダーも殺されたでしょう。
今さら食人族を責めても、何も得ることがないんですよ。食人は文化ですので、非難したところで問題にならなそうですし。
父親が国連職員なのも関係してるでしょう。
「先住民を保護しに出かけた娘が、先住民に殺されそうになった」なんて話が広まったら、父親は赤っ恥です。国連を辞職することになるかもしれません。
あと、主人公が助かったあと、抗議活動をしている学生たちが「サマラに自由を!」と叫んでいましたよね。
サマラは、おそらくノーベル平和賞をとったマララさんをモデルにしてると思います。
クソ野郎のリーダーが英雄化されてるのも皮肉な終わり方です。死んだ仲間たちは報われないでしょう。
グリーンインフェルのは、とにかく怖くてグロい映画です。でも、こういうのが好きな人には、傑作でしょう。
ちなみに、私はそこそこ好きな映画です笑。
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