(ジャンル・ホラー)
個人的な点数は20点ですね。
映画「ドントヘルプ」のあらすじ!ジャンルはホラー(エクソシスト系)
3人の女性が、30万ドルを奪うために豪邸へやってきました。
潜入に成功し、その家に住む夫婦をつかまえてお金を手に入れます。その間に、女性の1人が地下へ行きます。
そこには、手足を拘束されている夫婦の娘がいました。
女性たちは「私たちも昔、親に虐待されていた。この娘を助けてあげよう!」と考えます。
ですが、夫婦は「その子は危険だ外へ出すな!」と抵抗します。
映画「ドントヘルプ」のキャスト&登場人物
- マリア・エボリ
- バネサ・レストレポ
- カルラ・アデル
- ガブリエラ・デ・ラ・ガルサ
- フラビオ・メディナ
- フェルナンド・ベセリル
- リズ・ディエッパ
映画「ドントヘルプ」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
※ここからネタバレあります
ドントヘルプのラストを考察!ペドロ皇帝が乗り移られた???
さて、本作のラストでは、ペドロ枢機卿がバチカン市国の皇帝になられます。
その中継をテレビで観ていたマリアは、だんだん顔を歪めていきます。
そのペドロ皇帝の表情は、どことなく悪魔に憑りつかれていたタマラにそっくりだからです。
ペドロとマリアが協力し、タマラから悪魔を追い出すことに成功したように見えました。ですが、失敗していたのかもしれません。
ペドロの表情(舌を動かし、目をギョロギョロさせる)は、タマラの表情と似ていました。
つまり、ペドロ皇帝が次なる悪魔のターゲットになってしまったわけです。
彼は皇帝という最高位の立場ですので、これからは悪魔がバチカン市国を支配していくのでしょう。
黒い影の正体は、タマラに憑りついていた悪魔!
さて、本作ではところどころ、黒い影が現れます。
マリアの前にも黒い影があらわれ、それは父親へと正体を変えていきました。
つまり、この黒い影がタマラに憑りついていた悪魔なのです。悪魔はどんな姿にも変わることができます。
冒頭シーンの絵画は、悪魔の伏線だった!
映画の冒頭では、珍しい絵画が登場します。その絵には、悪魔に憑依されている絵が描かれていました。
このシーンは、「これから悪魔に憑依された人が出てくるよ!」という伏線だったのでしょう。
タマラ役の少女の名前は「ナターシャキューブリア」
この映画でもっとも不気味なのは、悪魔に憑りつかれた少女「タマラ」です。
タマラを演じているのはナターシャキューブリアという女性です。彼女はインスタグラムをしており、フォロワーも4万人を超えています
タマラ役の少女が、とにかく不気味なんですよ。舌を出したり、目をギョロギョロさせたり。
表情も落ち着いているので、少女らしさがないのです。この作品の不気味さは、彼女のおかげでしょう。
アニータは、カミラの子供だったことを知って自殺。そしてカミラは車に衝突して死亡。
強盗3姉妹のうち、アニータとカミラは死亡しました。
アニータは自殺で亡くなったのです。彼女はタマラに「お前は、カミラと祖父の間に生まれた子供だ」と教えられたからです。
それがショックを与え、アニータは自殺しました。
また、アニータはマリアが「父は、暴行なんてしていません」と裁判でかばったことを知り、ショックを受けました。
それだけでなく、アニータが自殺したことも彼女にショックを与えていました。それらが重なり、アニータは車で事故を起こして死亡するのです。
なぜタマラの両親は、悪魔のアモンを憑依させたのか?
この映画で少しだけビックリするのは、「タマラの悪魔は、両親が憑りつかせた」というシーンです。
タマラには、アモンという悪魔が憑依しています。それを許したのは、実の両親だったのです。
どうしてタマラに憑りつかせたの?
タマラは元々、病気を抱えていました。難病のため、両親は「神様、娘を助けてください」とずっと祈っていたのです。
ですが、タマラの病気は改善することがありませんでした。そこで両親は、悪魔に助けを求めたのです。
悪魔のおかげでタマラは生き延びましたが、人格まで奪われてしまったのです。
やはり悪魔に手をかすとロクなことがありませんね!
ドントヘルプは正直、つまらない笑。エクソシスト系ってなんでこんなに退屈なんだろう・・・笑
私の感想ですが、正直ドントヘルプはかなりつまらない作品でした。
とにかく気持ち悪いシーンが多いし、まどろっこしいし(マリア、お前は心がゆるぎすぎ!)
エクソシスト系って、オチが分かってるからつまらなないんですよ。
結局ラストでは神父が退治して、それで終わり。それが分かっているので、ワクワク感がないのです。
正直、有名なエクソシストを観たら、こういう悪魔祓い作品はお腹いっぱいになります笑
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