(ジャンル・サスペンス&ミステリー)
ストーリー:両親をなくした姉と弟は、前に隣人だった夫婦にひきとられます。ですが、その夫婦はたまに様子がおかしくなります。
個人的な点数は70点ですね。
映画「グラスハウス」のあらすじ!ジャンルはサスペンス&ミステリー!
主人公の姉と弟は、交通事故によって両親をなくします。2人の引き取ってくれたのは、前に隣に住んでいた夫婦でした。
ですが、2人と彼らはあまり交流がなかったので、姉は不思議に思います。
夫婦は2人を温かく迎えてくれて、部屋を与えてくれます。弟にはゲームをたくさん買ってくれます。
料理も手作りのものを出してくれるので、とても良い夫婦に見えました。ですが、たまに妻は薬物をとったように雰囲気がおかしくなります。
また、夫も様子がおかしくなる時があり、姉にいやらしい接し方をすることがありました。
姉はだんだん彼らを信用できなくなり、夫婦のことを調べていきます。すると、驚くべき事実が明らかになりました。
映画「グラスハウス」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
※ここからネタバレあります
映画「グラスハウス」は意外な良作サスペンス
グラスハウスは、2001年に公開された少し古い映画です。ですので、画質は今と比べるとちょっと悪いです。
「画質悪いし、変なタイトルだから面白くないかも・・・」と思っていたのですが、意外なことに良作でした!
ストーリーの展開とか、怪しげな夫婦とか。テンポも良いので、サクサクと見れるのも良かったです!
薬物中毒の妻と、お金のためなら何でもできる夫
姉と弟を迎えたときは、夫婦はとても良い人に見えました。手料理を作ってくれたり、弟にはゲームをプレゼントしてくれたり。
でも、すぐに化けの皮がはがされていきます。妻は薬物中毒のジャンキーで、夫はお金のためなら何でもできる自己中な人間です。
2人が引き取られたのは、お金のためだったんですね。2人の両親は、子供達に4億円もの財産を残してくれていました。
夫「しめしめ。この金を子供達から奪って、会社を復活させるぞ!」なんとも自分勝手な男ですね。
両親を事故に巻き込んだのは、やはりゲスな夫
姉と弟の両親を殺したのは、夫だったんですね。子供達にたくさんの財産が残されることを知り、両親を事故に見せかけて殺しました。
自分の幸せのためとはいえ、よくこんなことができますよね。薬物ジャンキーの妻も同じくゲスな奴です。
妻は薬物ジャンキーなので、薬物を手に入れるために夫に協力していたのでしょう。
ただ、妻は途中で「もうあなたに協力できない!私は降りるわ!」と言います。いや、今さら善人アピールしてもおせーよ!
その後、妻は薬を取りすぎて意識を失って亡くなります。ゲス人間にはお似合いな最後ですね。
弁護士がマジで無能
弁護士が悲しいほど無能なんですよ。姉が逃げてまで助けを求めにきたのに、グラス夫婦に告げ口します。「姉が私のところにやってきたよ!」と。
弁護士は「君たちがマトモな教育を受けているか調べてくれる人を紹介してあげる。君たちを救ってくれるだろう」と言いましたが、告げ口したせいで台無しです。
グラス夫婦は「ちゃんと育てているのか調べに来られる!姉の部屋を準備!弟をゲームで買収!」と対策をとります。
結局、家を調べにやってきた人はまんまと騙され、「グラス夫婦はちゃんとした教育を与えていますね」と帰っていきます。
う〜ん。弁護士が悲しいほどに無能だ・・・。せめて調査が終わるまでは告げ口をしたらダメでしょ!
夫は最後まで策士だった!車にまさかの細工!
夫は、借金取りに脅されてたんですね。「早く金返せ!じゃねえと命はねえぞ!」と。そのために子供達から遺産を奪おうとしてたわけです。
でも、なかなか遺産が手に入らないので、借金取りは「もう我慢できねえ!取り立てにいくからな!」と家にやってきます。
でも、夫はなかなかの策士でした。こんな時もあろうかと、車にまさかの細工をしていたのです!
借金取りに連れられていきますが、途中でアクセルを思いっきり踏みます。それにより、車の運転が効かなくなります。
結局、車は崖の下へ。夫も大怪我をしますが、生きています。「借金取りに殺されるぐらいなら、崖から落ちてでも生きてやる!」という考えなのでしょう。
人間が一番しぶとくて怖い!
崖から落ちましたが、夫は生きています。そして子供たちに「おいで・・・一緒に帰ろう・・・」と歩み寄ってきます。
もちろんこれはワナ。手には拳銃を持っており、子供達を殺すつもりだったのです。姉は散々だまされてきたので、ワナを見破ります。
そして車でひいて「両親のカタキだ!クソヤロウ!」とナイスな復讐を果たしてくれます。
それにしても、夫の執念はすごいですね。これぐらいの執念があったら、運があれば社会で成功できていたでしょう(まあ、こんなゲス野郎に運なんて向きませんが笑)
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