前回の記事で、フィリピンの英語教育はすごい!ということを書きました。
フィリピンの英語教育のすごさは分かりましたよね。そもそも何でフィリピン人は英語を頑張ってるの?と疑問に思いませんか。
これには歴史的背景、フィリピンの国民性、そしてフィリピンの就労状況が関係しています。
それではさっそく、フィリピン人が英語教育に力を入れている理由について見ていきましょう。
- フィリピン人が英語を学ぶ理由を知りたい人
- フィリピンの先生との会話を盛り上げたい人
なぜフィリピン人は英語に力を入れている?
フィリピン人が英語に力を入れている理由は、3つあります。それぞれを見ていきましょう。
宗主国がアメリカ
植民地とは、領土を支配された状態です。
「スペインの植民地だったら、英語じゃなくてスペイン語が公用語になったのでは?」という疑問が沸きますよね。
スペインの植民地にされた後、宗主国がアメリカになりました。
宗主国とは、支配まではいきませんが、その国に対して強い権力を持つ国のことです。
つまり、宗主国のアメリカはフィリピンの政治に強く口出しをできたのです。
その時の教育体制が今でも残っているのです。
フィリピンの就労状況
たいていの職業は賃金が低いのですが、英語講師やコールセンターや外資系企業に就職できれば高い給料を得られるのです。
また、国内で就職しなくても英語圏の国に行けば高い給料を得られます。
フィリピンの人たちは、高い給料の職業に就くチャンスを得るために英語の勉強を頑張っているのです。
私の知っているDMMの先生は、昔、外資系に勤められていました。
ただ、外資系企業は英語で話す必要があるので、企業に入ってからも英語の勉強を頑張ったそうです。
英語講師や外資企業に勤めるためには更なる努力が必要なようです。
家族想いな国民性
高い給料を得て家族を養おうと頑張ってるんだ!
先ほどの就労状況とも関係するのですが、家族を養うためには高い給料が必要で、そのために英語の勉強が必要なのです。
中にはお金をたくさん稼いで裕福な生活をしたい、という方もいるでしょう。
ですが、家族想いのためにお金を稼ぎたいというのが理由として大きいようです。
以上がフィリピン人が英語を頑張る理由です。
英語が出来れば高い給料を得られるという点は日本と少し似ていますね。
まとめ
- フィリピンの宗主国はアメリカで、アメリカの指示で昔は英語教育を行なっていた
- その時の教育体制が今でも残っている
- 英語を勉強すれば高い給料をもらえる職業に就きやすい
- 家族を養うため、英語を頑張って高い給料を得ようとする人も多い
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