今回は映画「ディセント」の感想とあらすじです!
(ジャンル・モンスター映画)
ストーリー:5人の女性が洞窟にはいります。出口がなかなか見つからず、さまよっていると化物と出くわします。
個人的な点数は20点ですね。
ディセントのあらすじ
女性は、事故で夫と娘をうしないます。悲しみにくれている女性をはげますため、4人の友人が「洞窟へ探検にいこう」と提案します。
有名な洞窟へいくつもりでしたが、途中でほかの洞窟を見つけます。そこに入ってみると、出口が突然なくなりました。
彼女たちはパニックになり、他の出口をさがします。洞窟の奥へすすむと「人のようなものがいる」と1人が言います。
すると突然、人のような体型をした化物が彼女たちを襲ってきたのです。人間を食べる生き物で、彼女たちは生きのびるために必死に逃げます。
ディセントの感想と考察(ネタバレあり)
※ここからネタバレあります
これはまぎれもないB級映画です。色々と不満を書きたくなりましたよ!
- はげますために何で洞窟なの?
- 暗闇なので何が起きてるかよく分からない
- 化物の見た目がイマイチ怖くない
- ラストシーンからどうなんの?
まずは1つ目の不満。はげますために何で洞窟なんだよ!
悲しみにくれてる友人がいるとき、「元気だしてよ!洞窟いこっか!」なんて言う人いますか?いるわけないですよね笑。
洞窟のような暗いところへ行ったら、よけいに気分が暗くなりますよ!そもそもの設定がおかしすぎるのです笑
2つ目の不満は、暗闇なので何が起きてるのかよくわからない点。
化物が女性たちをおそってくるんですけど、暗闇なので何が起きてんのかまったくわかりません!
「あれ?化物どこ行った?」「この人どんな動きしてんの?」と理解しづらいシーンがたくさんありました。
こういう暗闇映画では、はげしい動きをしてはいけないのです。その点を気をつけてないのは大きなマイナス!
3つ目の不満は、化物の見た目がイマイチこわくないことです。
これは私の感覚かもしれませんが、なんか怖くないんですよね。もっと人間っぽい顔つきにしたほうが怖さは倍増していたでしょう。
一番こわいのは人間なんですよ。だから、怖い化物を登場させたかったら、人間にちかい顔にすればいいのです。
この映画の化物は、体型は人間なんですけど顔が動物っぽいです。そのせいで怖さが大幅にダウンしてるんですね。
4つ目の不満は、ラストシーンが中途半端なことです。
「助かったと思ったら、夢オチでした!」パターン。主人公の女性は、あのあとどうなるんでしょうか。
調べてみたら、どうやらディセント2があるみたいですね。その映画で、その後が描かれているようです。
でもさ、2ありきの映画ってズルくない?こっちは1だけで満足したいのに、2作見ないといけないのは面倒くさすぎ。
1がイマイチなので、2は観るつもりないです。どうせ同じように暗闇のなかでさまようだけでしょう。
さて、この映画で疑問になりそうなのは、次の点。
- ディセントの意味
- なぜ主人公は、最後に友人を刺したのか
まず、ディセントの意味は「転落」や「不意の襲来(しゅうらい)」です。洞窟へ転落したのと、化物がおそってくるのをかけているのでしょう。
次の疑問は、「なぜ主人公は、最後に友人を刺したのか?」
この洞窟を提案したのは、1人の女性です。その友人は「スリルのない人生はつまらない」という考えの持ち主。
その友人は、主人公の夫と不倫をしてたんですよね。それだけでなく、他の友人の首を刺して見殺しにしました。
色々と恨みがたまっていたので、主人公はその友人を刺したのです。刺された友人は「キャー!」と悲鳴をあげます。
その悲鳴を聞いた化物は、その友人に集まっていきます。恨みをはらしながら、主人公は逃げようとしたわけですね。
まあ、こんな友人だったら刺されても当然ですよね笑。「スリルのない人生を送りたいなら、1人で送っとけよ!」って誰もが思うことでしょう。
ゾンビ系の映画で良いのは、頭を使わなくても見れることです。でもね、この映画は暗闇シーンが多くて、状況を把握するのに頭を使います。
そこも大きなマイナスです!とにかくマイナスの大きい映画でしたね笑。
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