映画「レオン」は、主人公のレオンとマチルダの悲しい恋を描いた名作です。
レオンをラストまで観ると、「マチルダはその後、どうなったの?」と気になります。
マチルダはトニーという男性を訪れるのですが、そこで悲しい事実を知ったのです。
映画「レオン」マチルダのその後。トニーの裏切りを察し、自力で殺し屋の道を歩むと予想。
映画のラスト、レオンはスタンスフィールドに後ろから撃たれ、亡くなってしまいます。
映画「レオン」のラストで、マチルダはトニーを訪れる
レオンは亡くなる前、トニーという男に「俺が死んだら、マチルダに今までのお金を渡してくれ」と頼んでいました。
それでマチルダは、トニーの店を訪れます。マチルダは「レオンのお金を渡して」と言いました。
ですがトニーは「お前はまだ未成年だろう。そんな大金は一度に渡せないから、毎月1万円を渡してやろう」とはぐらかしたのです。
トニーはお金を横領していた可能性が高い。すでに渡すほどお金がなかった。
トニーがマチルダにお金を渡さなかったのは、マチルダが未成年だからではありません。すでにお金を使い切っていたからでしょう。
トニーはレオンのお金を預かる立場ですが、実は勝手に使っていた可能性が高いのです。
レオンは凄腕の殺し屋ですが、悲しいことに性格が純粋すぎるのです。人を疑うことを知りません。
そんなレオンの純粋さを利用し、トニーはレオンを搾取し続けていたわけです。
レオンはトニーを友人と思ってそうだけど、そうではなかったんだね
かわいそうなレオン・・・
トニーがレオンを裏切り居場所をおしえたのは、拷問されたから?
映画「レオン」の悪役は、ノーマン・スタンスフィールドという麻薬取締の刑事です。彼は刑事ですが、実は麻薬取引を裏であやつっている悪者なのです。
そんなスタンスフィールドによって、マチルダの家族は皆殺しにされます。
マチルダは復讐するためにスタンスフィールドの元へ行きますが、捕まってしまいます。
そこでレオンが助けてくれ、2人はまた平穏な生活を送ろうとしていました。
ですが、何者かがレオンの居場所をスタンスフィールドに密告し、レオンは襲撃されてしまうのです。
誰がスタンスフィールドに密告したのかな?
レオンの家をスタンスフィールドに密告したのは、トニーと考えられます。
どうしてなの?
ラストシーンでマチルダがトニーを訪ねたとき、トニーの顔には拷問の跡がありました。
おそらく、スタンスフィールドに拷問され、しぶしぶレオンの居場所を教えたのでしょう。
トニーが裏切ったわけだね・・・
もしもトニーが裏切らなければ、レオンは殺されなかったかもしれません。
トニーはお金は横領するし、レオンのことは裏切るし、あまり信用のおけない人物と言えるでしょう。
マチルダはその後、1人で殺し屋を目指す
マチルダはその後、どうなったのかな?
マチルダは両親を亡くし、さらに愛するレオンも失いました。そんなマチルダを学校の先生は受け入れてくれたのです。
マチルダはその後、真面目に学校へ通うでしょう。
ただ、彼女の記憶からレオンが消えることはありません。マチルダは1人で殺し屋を目指す可能性があります。
マチルダは殺し屋としてやっていけるかな?
マチルダはレオンから一通りのトレーニングを受けています。それに、彼女は度胸もあります。
もちろん、学校へ通って普通の家庭におさまる可能性もあります。その方が平穏な日々を過ごせますからね。
ただ、性格的にマチルダは波乱万丈な人生を好みそうです。そのため、まずは殺し屋を目指すと思います。
ラストシーンの観葉植物の意味は?名前はアグラオネマ
マチルダはレオンと暮らしている時、観葉植物を育てていました。その品種は「アグラオネマ」です。
レオンが殺され、その後マチルダは学校へ入ります。その時、彼女は観葉植物を大切に抱えていました。
マチルダにとって、観葉植物はレオンとの大切な思い出です。彼女が観葉植物を手放すことはないでしょう。
映画「レオン」の続編は絶対にない。あったらファンが失望する
レオンに続編はあるかな?
レオンに続編はないでしょう。レオンとマチルダの淡い恋を超えるような続編を作ることは不可能です。
クオリティが下がるのであれば、2なんて作らない方がいいです。ファンが失望すること間違いなしです。
「バタフライ・エフェクト」という名作をご存知でしょうか?恋人の未来を変えるため、過去へ戻るストーリーです。
大人気の作品だったので2が作られたのですが、1よりもはるかにクオリティが劣っています。
1のファンは「2なんて作らなかった方が良かったんだ!」と批判します。
レオン2を作ったら、そのような批判が間違いなく起きるでしょう。1を冒涜することになるので、2は作らないほうが無難です。
映画「レオン」に登場したマチルダの現在の姿!ナタリーポートマンは変わらず美しい!
マチルダって本当にカワイイよね!
マチルダを演じてる女優は誰なの?
映画「レオン」でマチルダを演じたのは、ナタリー・ポートマンという名の女性です。
彼女はどのように成長したのでしょうか?
マチルダの現在の姿!ナタリー・ポートマンは美しい!
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こちらがナタリー・ポートマンの現在の姿です。レオンが公開されてから26年経ち、今は39歳です。
マチルダを演じていた頃からキレイでしたが、今は大人の美しさがありますね。
マチルダの年齢設定は12歳。その頃のナタリーポートマンは13歳だった。
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映画「レオン」に出演していた頃、ナタリー・ポートマンは13歳でした。年齢的には中学1年生ですね。
その後、女優として活躍しながら、世界的に有名なハーバード大学を卒業します。
まさに才色兼備だね!
映画「レオン」の完全版と通常版の違い!マチルダが未成年だからカットされていたシーン!
映画「レオン」には、完全版と通常版があります。
完全版と通常版のちがいって何なの?
完全版には、通常版ではカットされていたシーンがすべて収録されています。
そこで、完全版にだけ収録されているシーンを紹介していきます!
完全版のみのシーン①マチルダが殺しの訓練を受ける
1つめは「マチルダがレオンに訓練を受ける」シーンです。マチルダはレオンに頼み込み、殺しの訓練をつけてもらいます。
どんな訓練だったの?
レオンは、マチルダに次のようなアドバイスをしました。
- ターゲットの顔は狙うな
- 銃口が熱くならないように濡れたタオルを巻け
- 1発目で動きを止めたら、2発目で殺せ
どうしてカットされたのかな?
アドバイスの内容があまりに生々しいので、「未成年に良くない」という理由でカットされたようです。
完全版のみのシーン②マチルダとレオンがシャンパンを飲む
2つ目のカットシーンは、マチルダがレオンとシャンパンをところです。
マチルダの初めての仕事が成功したので、2人は高級なレストランへ行きます。そこで2人はシャンパンを飲みます。その姿はまるでカップルのようでした。
どうしてカットされたのかな?
マチルダは18歳と名乗っていますが、実際は12歳の小学生です。海外でも未成年の飲酒は禁止されていますので、このシーンはカットされました。
完全版のみのシーン③マチルダがレオンに告白する
3つ目は、「マチルダがレオンに決死の告白をするシーン」です。
マチルダはレオンに「愛してる」と伝えますが、レオンはなかなか愛を受け止めてくれません。
その理由は、レオンの悲しい過去にあります。
レオンは昔、1人の女性と交際していました。ですが、彼女の父親は反対し、そのうえ彼女を殺してしまったのです。
どうして父親は反対したのかな?
レオンが恋した女性は、とても高貴な身分でした。一方で、レオンは貧しい出身だったからです。
レオンは恋人を殺されたことに怒り、その父親を殺します。それがきっかけで、殺し屋の道を歩むことに決めたのです。
このシーンはどうしてカットされたのかな?
小学生と中年の恋愛なので、少し教育に悪かったからでしょう。
また、マチルダがレオンに愛を受け止めてもらうため、拳銃を頭に突きつけるシーンもありました。
かなり危険な行為なので、これも子供の教育によくありません。
映画「レオン」がつまらないと感じる人へ。見どころを紹介しよう。
レオンは名作ですが、一方で「つまらない」と感じる人もいるようです。
映画「レオン」がつまらないと感じる理由
どうしてレオンがつまらないと感じるんだろう?
「レオンがつまらない」と感じる人たちは、次のような感想を抱いているようです。
- レオンに殺し屋っぽさがない
- ラストが後味悪すぎる
- マチルダに夢を詰め込みすぎ
①レオンに殺し屋っぽさがない
レオンはずっと殺し屋として生きてきましたが、見た目はとても優しそうなおじさんです。
たとえターゲットが悪人だとしても、人を殺すのは精神的にキツいことです。
「レオンが本当に殺し屋ならば、もっと凍りついたような雰囲気をまとってないと変だ!」
このような違和感を感じると、作品を楽しめないようですね。
②ラストが後味悪すぎる
ラストシーンは、かなり悲しいですよね。ハッピーエンドが好きな人にとって、このラストはかなりモヤモヤするでしょう。
実際、私もラストを観るたびにいつも気持ちがモヤモヤします。だからといってつまらないとは思いませんが。
③マチルダに夢を詰め込みすぎ
マチルダはレオンに「初めてのS○X体験はとても重要なの」と、初体験の重要さについて説きます。
私は別に違和感を感じませんでしたが、人によっては「こんな発想をする小学生が要るか!」と思うみたいですね。
映画「レオン」の見どころは、「不器用でマジメな人間の愛情」
「レオンはつまらない!」という人のために、レオンの見どころを紹介したいと思います。
この作品の一番の見どころは、「不器用な人間の愛情」です。
レオンは凄腕の殺し屋ですが、性格はとても不器用です。自分の感情をうまく表現することができません。
不器用なレオンですが、マチルダを精一杯喜ばせようとします。そのシーンがとても愛らしいのです。
もう1つの見所は、マチルダがレオンに交際を申し込むシーンです。
レオンも心の中ではマチルダを愛しているのですが、愛した女性が殺された過去があるため、受け入れられません。
割り切ってマチルダの交際を受け入れたら幸せな人生を送れるのでしょうが、マジメな性格が邪魔をします。
それでもマチルダは愛を懸命に伝え、レオンは受け入れることに決めます。
マチルダは不器用な性格ではありませんが、まだ小学生なので上手に伝えられません。そこがまた愛らしいのです。
「不器用でマジメなレオン」と「幼いマチルダ」の一生懸命な愛。そこがこの作品の見どころなのです。