(ジャンル・恋愛ドラマ)
個人的な点数は70点ですね。
映画「クレイジーリッチ」のあらすじ!ジャンルは恋愛ドラマ
アメリカ系の中国人のレイチェルは、アメリカで知り合ったニックと恋人関係にあります。
2人は結婚を視野に入れていて、ニックは「親に会わせたい」とレイチェルを中国へと招待します。
レイチェルは気軽な気持ちで中国へ行きましたが、実はニックの親は中国きっての大金持ちでした。
レイチェルは貧しい家系のため、ニックの親や親族は結婚に反対をします。ですが、レイチェルはめげずに自分の良さをアピールします。
映画「クレイジーリッチ」のキャスト&登場人物
- レイチェル・チュウ(コンスタンス・ウー)
- ニック・ヤン(ヘンリー・ゴールディング)
- アストリッド・レオン=テオ(ジェンマ・チャン - ニック)
- シャン・スー・イー(リサ・ルー)
- エレノア・スン=ヤン(ミシェル・ヨー)
- エディ・チェン(ロニー・チェン)
- フィオナ・タン=チェン(ヴィクトリア・ローク)
- アリステア・チェン(レミー・ハイ)
- オリヴァー(ニコ・サントス)
- アレクサンドラ・ヤン(アリックス)(セレーナ・タン)
- フェリシティ・ヤン(ジャニス・コー)
映画「クレイジーリッチ」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
※ここからネタバレあります
とにかくクレイジーな金持ちばかり!シンガポールにはこんな大富豪たちが実在する!
この映画では、本物の金持ちばかりが登場します!
シンガポールはアジアの国で日本人にとってはなじみがないかもしれません。本作に登場するレベルの金持ちがゴロゴロいます!
YouTubeで有名になった「オリエンタルラジオの中田敦彦さん」も、お金をたくさん稼いだのでシンガポールに移住を計画してるようです。
どうしてシンガポールにお金持ちが集まるの?
シンガポールは、税金が低いからです。お金持ちが何より嫌うのは、税金です。日本やアメリカは税金が高いので、みんなシンガポールに移住するわけです。
私も億万長者になったら、シンガポールへの移住をしてみたいと思います!!笑
クレイジーリッチのアストリッドは、最後どうなった?
さて、本作でレイチェルを励ましてくれたのはニックの従妹である「アストリッド」です。
アストリッドはお金持ちなのですが、夫は庶民階級の出身です。そのため、不釣り合いなカップルなのです。
夫はアストリッドに劣等感を抱いていて、「男なのに、妻のほうが稼いでる・・・」と感じています。
そんな夫にアストリッドは嫌気を感じていますが、夫婦なのでなんとかサポートしてきました。
ですが、夫はアストリッドの知らないところで浮気をしていたのです。それに気づいたアストリッドは、離婚を提案します。
夫は「離婚したら、どこに住むつもりなんだ?」とたずねます。アストリッドは、「所有してる14棟のマンションのどこかよ」とあしらいます。
お金持ちの集まるシンガポールで、マンションを14棟なんてすごすぎ笑
さて、映画ではその後のシーンが描かれていません。ですが、ラストシーンでチラッと元カレのチャーリーが登場します。
アストリッドは元カレのチャーリーの事がまだ気になっていて、おそらくその後は彼と復縁をするのだと思います。
なお、原作ではアストリッドの夫は「ワザと」浮気をしたようです。
浮気をしているように見せかけることで、アストリッドと別れたかったようです。妻への劣等感がすごかったのですね。
ラストの麻雀シーンの意味とは?なぜわざと負けたのか?
レイチェルはエレノアに「身辺調査」をされます。その結果、レイチェルの父親は、本物の父親ではないことが判明します。
レイチェルの母親ケリーは、元夫にDVを受けていました。その人との子供がレイチェルです。
ケリーはDVに耐え切れずにアメリカへ逃げ、そこで出会ったのがレイチェルが父親と思っていた男性です。
そのような経緯があったことを母親から聞かされ、レイチェルは「母親は尊敬できる人だ。私の過去に曇りはない」と自信をもちます。
そして、レイチェルはエレノアと麻雀をするのです。
そこで「あなたは息子のニックと喧嘩別れをしようとした。それを止めたのは、貧しい移民だってことを忘れないで」とエレノアに強気に出ます。
そして、麻雀もワザと負けました。勝っていたけれど、あえてパスをしてエレノアに勝たせたのです。
このシーンが意味するのは、「私はニックと結婚できた。でも、あなたたちのことを思って、ワザと引いたのよ」ということです。
エレノアからエメラルドの指輪をもらい、レイチェルは見事ゴールイン!
エレノアは「あなたは素敵な女性だけど、ヤン家を継げるほどの人間ではないわ」とレイチェルを突き放します。
ですが、麻雀シーンでレイチェルの気持ちや強さを知り、彼女ならばニックを任せられると信じるようになります。
そして、エレノアは自分のエメラルドの指輪をはずし、それを結婚指輪としてニックからレイチェルに渡させます。
本当に見事な展開ですね!途中のエメラルドの指輪が最後の伏線になっていたとは、気づきませんでした。
クレイジーリッチの原作と映画の違いとは?
さて、本作クレイジーリッチには、小説があります。むしろ小説が大ヒットし、その後に作られたのが映画版です。
映画と小説ではすこしだけ異なっている設定がありますので、それらを紹介していきます!
レイチェルは刑務所の父親に会おうとした
レイチェルはエレノアに父親の過去を知らされ、それが本当なのかどうかを知るために中国の刑務所へ行こうとします。
ですが、その直前で母親に「あなたの父親は私にDVをふるっていた」と知らされ、思いとどまります。
アマンダはレイチェルの恐ろしいライバルだった!
小説では、アマンダはシンガポールではなくニューヨークに住んでいた設定です。
アマンダはニックの元彼で、彼とのヨリを戻すためにニューヨークへやって来ていたのです。
しかも、レイチェルの知らない間に2人は密会するほど、かなりのライバルだったわけです!
映画では嫌な元カノという設定でしたが、小説版では手ごわい存在だったのです。
ニックとレイチェルはヤン家に滞在していた!ホテル住まいではない!
ニックとレイチェルは、シンガポールに到着してからホテル住まいをしていた設定です。
ですが、小説ではヤン家で滞在することになっています。そこでは召使がいて、レイチェルはなかなかなじめなかったのです。
映画と小説でいろいろと設定がちがうんだね!
小説は3部作ですので、映画よりももっと深いストーリーです。ですので、映画が気に入った方は小説もいかがでしょう?!
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