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映画「グッドライアー」ネタバレ感想!ベルリンでのミス。ラストの微笑は一体・・・

映画「グッドライアー」の感想&考察映画&ドラマ批評

今回は映画「グッドライアー」の感想とあらすじです!

(ジャンル・サスペンス)

ストーリー:資産家のお婆さんは、孫と2人で暮らしています。そこに、嘘を重ねるのが得意な老人が詐欺のためにやってきます。

個人的な点数は80点ですね。

映画「グッドライアー」のあらすじ!ジャンルはサスペンス!

詐欺師として長年やってきた老人は、いとも巧みに投資家たちを騙します。1000万円を騙しとるのはお手のもの。

そんな老人が、新しいターゲットとして資産家の老女に目をつけます。

老人は老女と仲良くなり、少しずつ信頼を重ねていきます。ですが、1人暮らしだと思っていた老女には孫がいました。

その孫が慎重な性格で、「老人が資産をダマし取ろうとしているのではないか?」と疑います。

孫が厄介に感じた老人は、孫が出かけている間に老女から2億円のお金をだましとる計画を立てます。

映画「グッドライアー」のキャスト&登場人物

キャスト&登場人物
  • ベティ・マクリーシュ役 - ヘレン・ミレン
  • ロイ・コートネイ役 - イアン・マッケラン
  • スティーブン役 - ラッセル・トーヴィー
  • ヴィンセント・ハロラン役 - ジム・カーター
  • ブリン役 - マーク・ルイス・ジョーンズ
  • ハンス・トーブ役- ローリー・デヴィッドソン
  • アナリース 役- セリーヌ・バッケンズ

映画「グッドライアー」の感想&考察(ネタバレありの解説です)

※ここからネタバレあります

 

 

良作サスペンスだけど、オチは読みやすかった!

俳優がイアンマッケランとヘレン・ミレンという豪華な作品です!それだけでも「この作品は面白いにちがいない!」と感じます!

さて、全体的な感想ですが、一言であらわすと良作サスペンスですね。

老女が詐欺に気づいていて、イアンマッケランを逆に騙そうとしていたのは途中から読めていました(老女が気づいているような雰囲気を出してましたからね)

でも、オチが分かっていても「この老女は一体何者なんだろう・・・?」と気になり、最後まで楽しく観れました!

ベルリンから帰ってきて「共同口座を開く」なんて不自然すぎ

老女がイアンマッケランを騙そうとしているのに気づいたのは、ベルリンから帰ってきたシーンです。

老女はイアンマッケランの悲しい過去を知り、イギリスへ帰ってきたわけです。

老人に慰めの言葉をかけるのなら分かりますが、いきなり「共同口座を開くわ」なんて言うでしょうか?

このシーンはちょっと不自然に感じましたね。このシーンで「老女はイアンマッケランを騙そうとしてるんだな」と気付きました。

孫になりきっていた調査員はゲイなのかな?

老女の家には、孫が住んでいましたよね。その孫の正体は実は調査員でして、老人の過去を探っていました。

老女とは血の繋がりはありませんが、どうやら本物の孫とタッグを組んで調査員をしているようです。

ラストシーンでは、老女が「あなたに返すわ」と言い、調査員は本物の孫とキスをしていました。

このシーンを見ると、「孫と調査員は付き合ってるのかな〜?」と感じますよね。

家族同士のキスシーンは洋画でよく見かけますが、血のつながりのない人同士がキスするのは珍しい。やはり2人は付き合っているのではないでしょうか。

調査員が犯したベルリンでのミスとは?

ラストシーンで調査員の男性は「ベルリンでミスを犯しました。あれは、あなたのためを思ってのこと」と言いました。

このセリフの意味がちょっとムズかしかったです。彼はこれといったミスをしていないように思えたからです。

ミスとはおそらく、「本を焼くものは、やがては人も焼く」とドイツ語で言ったことではないでしょうか?

たしか孫は英国人の設定ですので、ドイツ語を話したら不自然です。これがきっかけで、老女の計画に気づかれてしまう恐れがありました。

「あなたのためを思って」とは、このセリフがヒトラーを批判するものだからでしょう。

「計画に気づかれる可能性があったけど、ヒトラーを批判して老女をなぐさめたかった」という意図だと思います。

詐欺師の老人の今後。そしてラストの老女の微笑とは?

イアンマッケランの演じた老人は、最終的に過去にだました2人の男性にボコボコにされます。

その後、老人は病院で口も聞けなくなっていました。話せなければ詐欺はできないので、老人が再起するのはムズかしいでしょう。

とはいえ、パートナーだった彼が同情し、生活費ぐらいは手助けしてくれるかもしれませんね。

さて、ラストシーンで少し気になったのは、老女の微笑です。孫に声をかけてから、かすかに微笑んだんですよね。

老女「その川は意外と深いから、気をつけるのよ」孫たち「大丈夫だよ〜」といったやり取りがありました。

老女には3人の姉妹がいました。そして、孫の少女たちもちょうど3人です。

孫たちを見て、老女は殺された姉妹のことを思い出していたのでしょう。そして「もう昔みたいに突然殺されることはない」と安心して微笑んだのではないでしょうか?

老女は復讐に成功しましたが、まだ満ち足りていない雰囲気があります。そこが現実味があって良かったと思いますね。

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