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アバウトタイムの矛盾!タイトルの意味とプロポーズした理由【考察&解説】サスペンス&タイムリープ

映画アバウトタイムの感想&考察映画&ドラマ批評

今回は映画「アバウトタイム」の感想とあらすじです!

(ジャンル・サスペンス&タイムリープ)

ストーリー:主人公にはタイムトラベルの能力があり、失敗するたびに過去に戻って人生を好転させます。

個人的な点数は75点ですね。

映画『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』予告編
タイムトラベルの能力を持つ家系に生まれた青年が意中の女性との関係を進展させようと奮闘する中で、愛や幸せの本当の意味に気付くヒューマンコメディー。『ラブ・アクチュアリー』などで知られるラブコメに定評のあるリチャード・カーティス監督が、恋人や友人、家族と育む何げない日常の大切さを描く。『ハリー・ポッター』シリーズなど...

映画「アバウトタイム」のあらすじ!ジャンルはサスペンス&タイムリープ

主人公の青年はある日、父親に呼び出されます。そして、「我が家の男は、タイムトラベルができる」と告げられます。

はじめは疑いましたが、父親に教わった方法をやってみると、本当にタイムトラベルができました。

その頃、主人公の1番の悩みは恋愛でした。好きな相手ができても、なかなかうまくいきません。

そんなある日、家に妹の友達「シャーロット」がやってきます。シャーロットの美しさに一目惚れし、主人公は告白する決意をします。

シャーロットの気を引くため、色々と挑戦しますが失敗します。ですが、失敗するたびにタイムトラベルして失敗を回避します。

しかし、タイムトラベルで運命を変えたにも関わらず、シャーロットへの告白はうまくいきませんでした。

それからしばらくして、主人公はあるパーティーに参加します。そこでメアリーという女性と出会います。

メアリーとは意気投合し、彼女と付き合えることになりました。彼女との幸せを精一杯に楽しむため、主人公はタイムトラベルを多用します。

映画「アバウトタイム」の感想&考察(ネタバレありの解説です)

※ここからネタバレあります

 

タイムトラベル作品では珍しいストーリー

映画「アバウトタイム」の特徴は、主人公がタイムトラベルできることです。

タイムトラベル映画につきものなのが、過去を変えた結果、不幸な出来事が起きることです。

ですが、アバウトタイムでは、そのような「タイムトラベルあるある」が起きません。

1つあるとすれば、妹を助けたことで娘が息子として生まれてくることですね。

なぜ妹ではなく息子が生まれたのか。子供が生まれる前に戻ってはいけない理由

事故にあった妹を救うため、主人公は過去を変えます。ですが、それが原因で娘が息子として生まれてきます。

性別が変わったんだね!
でも、どうしてだろう?

子供の性別が変わったのは、別の精○で子供が作られたからです。もちろん子供は主人公とメアリーの間の子です。

たくさんある精○の中で、娘ができた時とは別の精○がメアリーの卵○とくっついてしまったわけです。

ちょっとしたタイミングの違いが問題だった

アバウトタイムの意味は?

さて、この映画のタイトル「アバウトタイム」の意味を紹介しようと思います。実は、2つの解釈ができます。

1つ目の意味は、「その時がきた!」です。2つ目の意味は、「時間について」です。

多くの方は、「その時がきた」という解釈をしています。でも、この映画のテーマは時間なので、2つ目の意味でも通じます。

むしろ、2つ目の意味のほうがシックリ来る気がします。だって、この映画のメッセージは「時間を大切にしよう」だからです。

「その時がきた!」という意味だったら、「どんな時が来たの?」と疑問が残ります。

主人公はなぜメアリーにプロポーズした?自信を持てたのが理由!

演劇を観に行ったとき、主人公は昔の憧れ「シャーロット」に出会います。シャーロットは昔と変わらず美人でした。

主人公は、シャーロットにフラれた記憶を引きずっています。それが原因で、どこか自分に自信を持てないでいました。

驚くことに、シャーロットは主人公のことを気に入り、わざわざ家にまで誘ってくれたのです。

このままいけば、確実にベッドインです。昔の憧れに誘われ、主人公は自信を持ちます。「今の俺は魅力的な男だ!」と。

そして、「今の俺なら、メアリーにふさわしい!」と思い、メアリーにプロポーズをしたのです。

シャーロットとの苦い記憶が、
メアリーへのプロポーズを邪魔してたんだね〜

デズモンド叔父さんは認知症ではなく、天然なだけ!

主人公には、デズモンド叔父さんという親戚がいます。デズモンド叔父さんとの会話は、いつもぎこちないです笑。

デズモンド叔父さんはあまり周りに興味をいだきません。そのため、たまにしか会わない人は記憶にも残らないのです。

一夏を過ごしたシャーロットの存在すら気づいていませんでした。このシーンだけ見ると、「認知症じゃ・・・」と心配になります。

ですが、デズモンド叔父さんは天然なだけです。主人公の父に「デズモンドは、私が愛した人間の一人だ」と言われたことをちゃんと覚えているからです。

アバウトタイムに矛盾はある?

アバウトタイムのようなタイムトラベル映画には、矛盾がつきものです。アバウトタイムでも、「タンスから出てくる」という矛盾が生じています。

主人公はタイムトラベルする時、よくタンスの中に入ります。そして、過去に戻ったとき、タンスの中から外へ出ます。

もしこのような運命を辿るなら、過去の主人公は「タンスに入らないといけない」のです。

でも、タイムトラベル先の過去で、たまたま過去の自分がタンスに入ってるなんて考えられませんよね。

「アバウトタイムはつまらない」という意見もあるけど、私は普通に泣けた!

タフライエフェクトのような展開の激しいタイムトラベルが好きな人にとって、アバウトタイムはつまらない作品でしょう。

でも、感動できる映画を求めている人なら、間違いなく泣けると思います。この映画を観ると、「毎日を明るく生きよう」と思えてきます。

名作として有名なアバウトタイム。ヒューマンドラマ作品が好きな人にとっては、間違いなく傑作だと思います!

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