今回は映画「コロニア」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス)
ストーリー:恋人が拷問施設にとらえられ、主人公の女性はその施設へと潜入します。
個人的な点数は65点ですね。
映画「コロニア」のあらすじ
主人公の女性は、恋人の住むチリをおとずれます。恋人はジャーナリストで、チリの政権に対してデモを行っています。
ある日、デモを行っている人間を捕まえるように命令が出され、恋人も捕まえられてしまいます。
恋人はコロニアディグニダという矯正施設に収容され、そこで拷問をうけます。
主人公は、コロニアが矯正施設とうたいながらも、拷問を行っている事実を知ります。そこで、恋人を助けるためにコロニアへ潜入します。
映画「コロニア」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
※ここからネタバレあります
映画の内容とは関係がないのですが、やはりエマワトソンが出ていると映画に高級感が出てきますね笑
ハリーポッターでの印象が強すぎるため、エマワトソンってなぜか特別な俳優に見えます。
さてストーリーについてですが、恐ろしいのはこの施設がいまだに存在していることです。
なんとチリの政府とコロニアはつながっており、政府はコロニアでの暴虐などを認めているのです。
国家が国民をしいたげているのは、北朝鮮や中国ぐらいのイメージでした。まさかチリもそのような国だったとは・・・。
北朝鮮は国民すべてを虐げ、中国はウイグル民族を虐げ、チリはドイツ移民を虐げる・・・。
コロニアではヒトラーの組織であるナチス出身の人がいるようですね。ヒトラーが死んでからも仲間のドイツ人を虐げるなんて、何を考えているのでしょうか?
コロニアディグニダでは、次のような卑劣な行為が行われteいたようです。
- 少年少女に対する性暴力
- 亡くなった人を生き返らせるための儀式(←正気か笑)
- 日常茶飯事な拷問
こんな施設が政府公認とは・・・。南米は危ないイメージでしたが、この映画を見ることでさらに危ないイメージが強まりました。
さて、ストーリーについて書いていきます!まず、冒頭の彼氏の行動にはイライラさせられましたね笑
エマワトソンが「写真を撮ったら危ないわ!やめて!」と何度も警告しているのに無視。案の定捕まるというマヌケぶり。
「あのさぁ、もっと彼女のこと大事にしてやれよ・・・」と、あきれましたね笑
中盤あたりで驚かされたのは、女性が「彼氏と出会ったのは3年前だけど?なにか変?」と言ってるシーンですね。
恋人と頻繁に会うのは、外の世界では当たり前のことです。ですが、コロニアの中では数年に1度会うのが当たり前なのです。
それを疑問に思わないのがすごい。もしも同じ立場になったら、ほとんどの人が発狂するのでは?慣れって不思議ですね。
エマワトソンと彼氏がコロニアから脱走し始めてからは、ハラハラドキドキな展開で急に面白くなったと感じました!
ただ、一緒に逃げた女性がワナにかかって亡くなったシーンは蛇足だと思いましたね。ああいったワナが実在してたことをアピールしたかったからでしょうが。
脱出したはいいものの、まさかのワナの連続。そして機長に「離陸してはならん!」と指令が出たところでは、主人公たちは心臓が止まりかけたでしょう。
ただ、機長の賢明な判断のおかげで、見事脱出に成功!この機長のシーンでは、ユダヤ人を救った杉原千畝のことを思い出しました。
前半は少し退屈でしたが、後半の脱出シーンからが面白くなってきたので、そこそこの作品という印象ですね。
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