今回は映画「消えた少年」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス)
ストーリー:行方不明になった息子が、血まみれで帰ってきます。しばらくすると息子は「実は誘拐されてないんだ」と告白します。
個人的な点数は40点ですね。
映画「ボーイミッシング・消えた少年」のあらすじ
母親には耳の聞こえない息子がいます。ある日、学校へ行ったはずの息子が帰ってこなくなります。
しばらくすると、息子が血まみれの状態で帰ってきて入院します。警察は「犯人の顔を教えてほしい」とたずねます。
息子は犯人の特徴を伝え、警察は似顔絵を書きます。その似顔絵は、逮捕歴のある男とソックリなのです。
警察は犯人を逮捕します。しかし、証拠がないために釈放します。
母親は息子に「あの人が本当に犯人なの?」と問い詰めます。すると息子は「実は、誘拐なんてされてない。作り話だったんだ」と告白します。
映画「ボーイミッシング・消えた少年」の感想&考察(ネタバレありの解説です)
※ここからネタバレあります
タイトルはすごくおもしろそうな作品なんですが、中身はビミョーです。本当に。
この映画のクオリティは、2時間ドラマと大差ないです。観おわった時の感覚が2時間ドラマとまったく同じでした。
ラストが驚愕っぽく演出されますが、途中で「こういう展開もあるかな?」と予想できていました。
母親のキャラがイマイチなんですよね。弁護士らしくないんですよ。
母親の失態
- 知り合いに「脅し」を依頼する(犯罪)
- 警察の情報を盗むように依頼する(犯罪)
弁護士なのに、呼吸するかのように犯罪行為をやっています。よくこれで弁護士になれましたね笑。
ただ、ラストの「チクショー!」と崖に向かって叫ぶ気持ちは共感できますね。
知り合いに「脅し」を頼み、それを悪用されて600万も取られたわけです。
しかも、人差し指を切られた男は生きていたので、「母親の依頼が原因で、こんな状態になった」と証言されるでしょう。そしたら間違いなく逮捕です。
この映画でかわいそうなのは、「息子」と「間違って逮捕された男」の2人ですね。
息子は同級生にイジメられ、顔にクソをなすりつけられます(想像するだけでも気持ち悪い。このイジメは度を超えています)
間違って逮捕された男は、息子が行方不明のときにたまたま闘犬ギャンブルに参加していました。
闘犬ギャンブルに参加していたと警察に言えば、アリバイがあるので逮捕されなかったでしょう。
ですが、妻に「ギャンブルは2度としない」と約束していたため、そのアリバイは使えません。
間違って逮捕されただけならまだしも、人差し指を切られるわ、狭いところに監禁されるわ悪い事つづきです。
ボーイミッシングは、本当にイマイチな映画でしたね。
ストーリーが単調で、盛り上がりシーンもありません。ラストも中途半端などんでん返しですし。
おもしろそうなタイトルに釣られましたが、おもしろいと感じたシーンはほぼゼロです(泣)
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