今回は映画「ハッピーデスデイ」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス&リピート)
ストーリー:主人公は、誕生日に何者かによって殺されます。ですが、目が覚めるとまた誕生日の朝をむかえます。
個人的な点数は90点ですね。
映画「ハッピーデスデイ」のあらすじ
主人公の女性は、目を覚ますと青年の部屋にいました。そして、「今日は誕生日!」とスマホの着信音が鳴りひびきます。
その日の夜、主人公は学校のパーティーに出席します。散歩していると、道においてあるオルゴールが目につきました。
そのオルゴールに目をうばわれている隙に、後ろに仮面をつけた男が立っていました。
その男は主人公のほうへ走ってきたため、主人公は全速力で逃げます。しかし、転んで捕まり、殺されてしまいます。
主人公は目を覚ますと、誕生日の朝に戻っていたのです。それからも同じ犯人に殺され、そのたびに誕生日の朝に戻ります。
映画「ハッピーデスデイ」の感想と考察(ネタバレあり)
※ここからネタバレあります
ハッピーデスデイは、ループ映画の新境地をひらきましたね!ループ映画って、だいたい暗い展開が多いんですよ。
でもハッピーデスデイでは、主人公がループを繰りかえすたびにステキな女性に変わっていきます!
「今日が最後の日だと思って、一生懸命生きろ」という有名な言葉がありますよね。彼女は今日を一生懸命生きた結果、すばらしい女性に変化したのです。
「どうせ死ぬから、みんな今日のことを忘れる」と開きなおってからの彼女の行動にはウケました笑。
- 裸になって歩く
- 好きな男性の前で屁をこぐ
普通だったらこんな恥ずかしいことはできません笑。根っからの陽キャだからこそできる行動でしょう。
彼女が屁をした後に「出し切った?」と男性が尋ねたのもおもしろい。彼の心の広さが表現されています笑。
ハッピーデスデイで良かったのは、ストーリーに矛盾がないことですね。
ループ系の映画って、矛盾が起きやすいんですよ。「行動が変化したら、あの出来事は起こらないはずなのに・・・」とモヤモヤすることが多いです。
例えば、映画「バタフライエフェクト」はループ系の傑作ですが、矛盾が多いので違和感が残るんですよ。
でもハッピーデスデイでは、行動が変化するたびに新しい出来事が起こります。そのため矛盾が起きず、視聴後にモヤモヤが残りません。
最後のどんでん返しも良かったですね。連続殺人犯を殺して生き残れると思ったら、まさかのケーキの毒で死亡。
それにしても、主人公はよくケーキの毒で死んだと気付きましたね。普通ならパニックになって気付かなそうなものですが。
ルームメイトを倒したあと、寮の管理人が「化粧をしないし、クロックスを履いてるし、あの女にはシリアルキラーの特徴が出てたわ!」と言ってたのが面白い。
このシーンを観たら、クロックスを履くのに抵抗がでてきます笑。
ところで、この映画の冒頭でながれるスマホの着信音がやけにクセになるんですよ笑。
調べてみたら、着信音は「Busy Day Birthday」という曲のようですね。クセになる曲ですので、繰りかえし聴きたくなります。
ちなみに日本語版の着信音もおもしろいですよ。「今日はバースデイ!電話に出てくれ〜〜〜」笑。
ハッピーデスデイは、ループものの新境地をひらいた傑作だと思います。文句なしの90点です!
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