今回は映画「バトルロワイヤル」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サバイバル&殺し合い)
ストーリー:ある高校のクラス生徒が集められます。そして「君たちにはゲームに参加してもらう。バトルロワイヤルで生き残った七原を殺せ」と告げられます。
個人的な点数は20点ですね。
映画「バトルロワイヤル2」のあらすじ
バトルロワイヤルで生き残った「七原 秋也」は、大人に反逆するためにテロ組織をつくります。
大人たちは七原を危険だと思い、ある高校の生徒を集めます。その生徒たちは、ほとんどが落ちこぼれ。
そして彼らの教師が告げます。「君たちには、新しいバトルロワイヤルに参加してもらう。ゲームの目的は、七原を見つけて殺すことだ」
ゲームに参加しなければ殺されるため、生徒たちは七原を殺す決意をします。
映画「バトルロワイヤル」の感想と考察(ネタバレあり)
※ここからネタバレあります
とにかくツッコミどころの多い映画でした笑。一番はじめにツッコむべきは、竹内力がそのまんまの名前で出てきたところですね。
「みなさん!タケウチリキです!」って、そのまんまやないかーい!
竹内力が本名で出たので、「ああ、この作品はコメディなんだな」と察しました笑。
バトルロワイヤル2で悪かったのは、登場人物1人1人の印象がうすいことです。みんな銃でうたれて同じ死に方をするので、印象に残らないんですよ。
メガネ男「京子さん!私はあなたのことがずっと好きでした!」
わたし「この人だれ・・・?こんな人いたっけ・・・?」
めちゃくちゃ良いシーンなのかもしれませんが、登場人物の影がうすすぎて良さが伝わらないんですよ。
バトルロワイヤル1のように、死んだら生徒の名前が出てきます。でも、顔も名前も覚えていないので、「あ、また1人死んだ」ぐらいにしか思いません笑。
さて、バトルロワイヤル2はとにかく意味不明なんですよ。多くの人が疑問に思うのは、次のシーンだと思います。
- 「あの国」とは一体どこなのか?
- なぜ竹内力は死んだのか?
- 七原たちはどうやって島から脱出したのか?
まず、「あの国」とは一体どこなのか?を解説しますね。
竹内力が「あの国は、かつて日本を12歳児と呼んだ!」とブチ切れていました。「あの国」とは、アメリカのことです。
日本が戦争でアメリカに負けたとき、アメリカのマッカーサーは「日本は12歳の子供だ」とバカにしました。
どうやらバトルロワイヤル2は、「日本はアメリカに支配され続けている!このままでいいのか?!」というメッセージも含んでいるようなんです。
なんか中途半端ですよね。こんなメッセージは誰も求めていません笑。中途半端な政治意見は、作品にいれないで欲しいです。
続いて、「なぜ竹内力は死んだのか?」を考察したいと思います。
竹内力はラグビー選手の格好で、七原たちの前にあらわれます。
竹内力「世の中には勝ち負けしかない、なんて話は嘘だ。これからの人生でその答えを見つけろ」「トラーーーーイ!」
もうね、「トラーーーーイ!」のシーンでは大笑いしましたよ。意味不明すぎて、こんなの笑うしかないじゃないですか笑。
竹内力は、爆弾のラグビーボールをトライして死にます。死んだ理由は、「生徒を裏切ったことへの罪ほろぼし」だと思います。
もともとは、ラグビーボール爆弾で生徒もろとも七原の「ワイルドセブン」組織をつぶすつもりだったのでしょう。
でも、七原の「俺たちは、生きて死んだ人たちの意思を継ないでみせる!」という演説に胸を打たれます。
竹内力「娘を殺したワイルドセブンをずっと恨んでいた。でも、本当の敵はバカげたゲームをやってる日本じゃないか!」と悟ります。
竹内力は、ワイルドセブンへの復讐心によって生徒を裏切ったことを後悔し、その罪をつぐなうために自殺します。
さて、最後の疑問点の「どうやって七原たちは島を脱出したのか?」を考察しますね!
ラストシーンでは、七原たちが海外で仲間たちと合流します。でも、敵がたくさんいる島からどうやって脱出したのでしょう?
七原たちが敵に向かったあと、島がアメリカによって空爆されます。おそらく、空爆で生まれたスキに乗じて海か地下道から脱出したとかんがえられます。
ネットで調べてみたら、海から脱出したのが濃厚なようです。海外へ逃れたので、脱出用のボートでも用意していたのでしょう。
この映画は、竹内力さんの演技を楽しむものです。こんな薄っぺらい映画に出演させられながら、真剣な演技をした「ミナミの帝王」こと竹内力さんに拍手を送りましょう!
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