今回は映画「ジェーン・ドウの解剖」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス&ホラー映画)
ストーリー:検死をやっている親子のもとに、女性の死体が運ばれてきます。その死体には信じられない秘密がありました。
個人的な点数は70点ですね。
ジェーン・ドウの解剖のあらすじ
父親と息子は、検死の仕事をしています。ある日、親子のもとに女性の遺体が運ばれてきました。
警察に「明日の朝までに、その女性が死んだ原因をしらべといてくれ」と頼まれます。
親子は、さっそく死体の解剖をはじめます。
おかしなことに、全身には傷ひとつありません。ですが、体を開いてみると内臓がボロボロなのです。
また、舌が切り取られており、胃の中からは花が見つかりました。親子は「この女性は、儀式のために殺されたのでは?」と考えます。
続いて、彼女の脳をしらべてみます。すると、信じられない事実が明らかとなるのです。
ジェーン・ドウの解剖の感想と考察(ネタバレあり)
※ここからネタバレあります
この映画で一番がんばってるのは、まちがいなく遺体役の女性です笑。彼女はずっと、裸のままで寝転がってるわけです。
顔が映るときは、身動きひとつとれません。ずっと同じ表情をつづけるってかなり大変だと思います。
「もしかして人形なのかな?」と思って調べてみると、ちゃんと人間が演じていました。遺体役は、オルウェン・ケリーという女優です。
「遺体役で無表情を保ってくれ!」と頼まれたとき、彼女はどんな反応をしたのでしょう?笑
さて、この映画で怖いと思ったのは「彼女は生きている!」と判明したシーンですね。
死んでると思った女性が生きてたら心臓がとまりそうなぐらいビックリするでしょう笑。
少し残念だったのは、彼女が生きている理由が明らかにならなかったことですね。儀式がたまたま成功しただけでしょうけど。
あと、サスペンス映画と思わせておきながら、怪奇現象でオチをつけるパターンだったのも物足りないですね。
驚愕のラストがありそうに見えて、怪奇現象オチの映画って多いんですよ。本当に。
「すげえ展開になってきた!一体どんな謎があるんだ?!」とテンションが上がってきたときに、「実は怪奇現象でした!」というパターンは拍子抜けしてしまいます。
まあ、こういうオチの映画は多いので、最近はそういうジャンルだと割り切ってます。
それでも、怪奇現象ではなく現実的におこりえる謎だったら最高だったんですけどね。
個人的にビックリしたシーンは、死んだと思った父親がうしろから現れたシーンですね。息子はビックリして転落死します。
こういうシーンにはいつもビックリしてしまうんですよ笑。不意をついてくるのは卑怯です。
さて、この映画のラストで「もう二度としないよ。ハニー」というセリフを運転手がいいます。
このセリフは、ジェーン・ドウに向けられたものではありません。運転手は耳にイヤホンを付けてますので、彼の恋人に向けた言葉です。
「この運転手、死体にはなしかけてる!」と怖く感じたかもしれませんが、ただの通話なのです。ややこしいですね笑。
さてそれでは、ジェーン・ドウの解剖のまとめをしていきましょう。
良かったポイント
- 死体が生きている設定はめずらしい
- 不意をつくシーンがあってそこそこ怖い
悪かったポイント
- 怪奇現象オチにしないでほしかった
- 彼女が生きつづけている理由を明らかにしてほしかった
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