冷たい熱帯魚を観おわりました!
登場人物の全員がイカれてるストーリーですね・・・。
ただただ胸糞が悪いし、何も得る教訓がありません😅
— 映画マニア@サスペンス映画ブログ (@x61zwxe11Hhxw9h) May 28, 2020
今回は映画「冷たい熱帯魚」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス&スプラッター映画)
ストーリー:熱帯魚屋の主人公は、べつの熱帯魚屋の男と知りあう。その男のビジネスに誘われるが、その内容は信じられないものだった。
個人的な点数は70点ですね。
冷たい熱帯魚のあらすじ
主人公の男性は、熱帯魚の店を経営しています。再婚した妻と娘がいますが、娘は妻になついていません。
ある日、娘がスーパーで万引きしました。スーパーの店主が激怒しているなか、1人の男性が止めにはいってくれました。
その男性も熱帯魚の店を経営しており、「娘さんをうちの店で働かせませんか?」と主人公に提案します。
助けてもらった恩もあり、主人公はその提案にのります。娘が熱帯魚の店ではたらきはじめてから数日、主人公は新しい提案をされます。
「何千万円も稼げるビジネスをいっしょにやりませんか?まずは話だけでも聞いてください」
主人公は、とりあえず話だけ聞くことにします。ですが、それから異常な事件にまきこまれていきます。
冷たい熱帯魚の感想と考察(ネタバレあり)
※ここからネタバレあります
もうね。犯人役のでんでんさんが怖すぎるんですよ!敬語から命令口調に変わった時、本当におそろしかったです笑。
陽気なおじさんのようで、じつは平気で人をころせるサイコパス。楽しそうに人を殺し、悪びれるそぶりもありません。
犯人の村田だけでなく、妻の愛子もブキミすぎるんですよ。登場シーンからすでに危ないオーラが全開。
笑顔が不自然だからブキミなんですよね。口元は笑ってるけど、目元がまったく笑ってない。
主人公の男性は気の毒ですよね。村田の言うとおりにしてたら、いつの間にか犯罪に巻きこまれてるわけですから。
いきなり目のまえで人が死んで、「はやく運べ!家族がどうなってもいいのか!」と怒鳴られたら従うしかありませんよ。
手伝わなければ、自分の命が危ないですからね。それに、娘も人質にとられてるようなもんです。
犯人の村田は「娘をあずかっておけば、命令にしたがうだろう」と考えていたのでしょうね。
サイコパスは人の感情が読めない、と思っていませんか?
実は真逆です。彼らは、人の感情を読むのが得意なのです。感情を読むのが得意だからこそ、人のイヤがることばかり思いつくのです。
さて、気の毒な主人公ですが、妻を亡くしてから3年で再婚したのはどうかと思いましたね。
あんなに娘が馴染んでいないということは、娘の同意をえずに再婚したのでしょう。娘の気持ちを考えれば、ふつうは同意をえるはずです。
このあたり、主人公は少し感覚がズレれると思いました。まあ、男は女に弱いので、娘の気持ちよりも自分の欲望を優先したのかもしれませんね。
とんでもないストーリーですが、実際にあった事件なんですよね。「埼玉愛犬家連続殺人事件(さいたま あいけんかれんぞくさつじんじけん)」という事件。
映画に出てくる名言「ボディを透明にすれば、おれは捕まらねえ」は、村田のモデルである関根がほんとうに言ったそうです。
村田がボディをボデーと発音してるのがクスリときました。オッサンらしさ全開です笑。
さて、実際の事件では、熱帯魚ではなく犬で商売をしていました。1000万の犬を売るビジネスを持ちかけ、栄養ドリンクで殺す。
映画の手口は、実際の事件でも使われていたようです。栄養ドリンクっておいしいから、みんなついつい飲んじゃうんでしょうね笑。
さて、この映画で一番トラウマなのは村田ではなく、女性俳優です。
- 村田の妻
- 主人公の妻
- 主人公の娘
まず、村田の妻。村田を愛してるかと思ったら、村田が殺されて大笑い。死体を処理するときもゲラゲラ笑っています。
「この女・・・完全にイカれてやがる・・・」
そして主人公の妻。娘を心配するいいお母さんかと思いましたが、村田に喜んでヤられる尻軽。
そして主人公の娘。ただの反抗期かと思いましたが、完全にイカれています。主人公が自殺したら「ギャハハ!クソジジイ!やっと死んだか!」と大喜び。
村田も怖いんですけど、とにかく女がブキミなんですよ。「なんでそんなコロコロ態度を変えれんの?」と気分がわるくなります。
有名な作品で気になって観ましたが、後味がわるいし本当に気持ち悪かった。こんな映画ばかり観てたら人間不信になりそうです笑。
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