今回は映画「PET」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス映画)
映画「PET 檻の中の乙女」を観おわりました!
中盤から予想外の展開になり、ラストまできれいに進んでいく作品ですね!
なかなかの良作サスペンスだと思います!
— 映画マニア@サスペンス映画ブログ (@x61zwxe11Hhxw9h) May 19, 2020
ストーリー:動物保護施設ではたらく男性は、一目惚れした女性を誘拐し、おりの中に入れて飼育する。
個人的な点数は80点ですね。
PET~ペット檻の中の乙女~のあらすじ
主人公の男性は、動物保護施設ではたらいています。
ある日、バスで同じ高校だった女性に出会います。その女性に運命を感じ、男性は女性をデートにさそおうと考えます。
男性は女性の情報をネットで調べ、バイト先や行きつけのバーに現れます。しかし、女性は男性を不気味がり、元彼にたのんでボコボコにしてもらいます。
それを機に、男性はある計画を立てます。それは、女性をおりの中に監禁してペットのようにしつけすることです。
PET~ペット檻の中の乙女~の感想と考察(ネタバレあり)
※ここからネタバレあります
この映画、主人公を演じた俳優のチョイスが良いですね!ちょっとスケベっぽい雰囲気が出ています!
失礼ですが、「女性をペットにしたい願望を持ってもおかしくなさそう」と思ってしまいました笑。
そのため、「スケベ男が女性をおりに監禁する変態ストーリーなんだな〜」とはじめは観ていました。
ですが、途中から予想外の展開へ進んだのでおどろきましたね!まさか女性のほうが殺人好きのど変態だったとは!
彼氏に浮気されたのが原因で、女性は自信がないんですね。殺人をすれば「自分は特別」と思えるので、自信を感じられるわけです。
でも、その自信は一時的なもの。自信を持ち続けるには、殺し続けないといけないのです。
疑問だったのは、女性の殺人をやめさせるために檻に監禁したことですね。
普通は考えないと思うんですよ。「檻に監禁すれば殺人をやめたくなるだろう!」なんて笑。
結局、女性には効果がなかったんですね。彼女の殺人を止めるには、彼女に自信を持たせるしかないのです。
ラストでは、自分を心の底から愛してくれる男性をペットにすることで、女性は自信を持てるようになりました。
ペットになった男性は、指がさらに切断されていましたね。目は失明していますし、顔も酸をかけられたようにタダれています。
こんな辛い思いをするなら、女性に近づかなければ良かったと思っていることでしょう。この状態でも女性を愛しているなら尊敬します笑。
さて、この映画がすごいのは「殺人が趣味の女性をペットにするド変態な設定」をきれいにまとめきったことですね。
最後までテンポ良く進んでいきますし、ラストもなかなか怖いオチ。PETは良作サスペンスだと思いますね!
※この映画で「ハンスト」って言葉が出てきますが、ハンガリーストライキ(飢餓による抵抗)の意味らしいです。何も食べないことで、相手に自分の考えをわからせようとすることです。
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