今回は映画「キュア禁断の隔離病院」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス映画)
(Amazonでの評価は星3)
映画「キュア-禁断の隔離病院-」を観終わりました!
最初から最後まで気持ち悪い映画でした😅
エクソシスト系が好きな人には向いてるかもしれません
— 映画マニア@映画ブログ (@x61zwxe11Hhxw9h) April 30, 2020
ストーリー:療養所にいる社長を連れ戻しにきた男は、その療養所の異常さに気づく
個人的な点数は50点ですね。気持ち悪いシーンが多いので、耐性のない人にはおすすめしません。
さて、ひとまずあらすじへいきましょう!
予告はコチラ↓↓
キュア禁断の隔離病院のあらすじ
主人公の男性は、金融会社ではたらいています。ある日、上司に命令されて療養所にいる社長を連れ戻すことに。
主人公は、アメリカからはるばるスイスの療養所をたずねます。
療養所に着くと、「受付時間を過ぎています」と社長との面会を断られます。
主人公は院長を呼び、事情を話して社長と会わせてもらうことになります。会う前にホテルで休もうとしますが、途中で事故にあいます。
主人公は、気づくと療養所にいました。そして、院長に「足が骨折しているから、ここで休みなさい」と言われます。
社長に会う時間となり、主人公は社長のいるところへ案内されます。主人公は「社長、アメリカへ帰りましょう」と言います。
社長は最初は「帰りたくない」と言いましたが、主人公が説得することで帰ることに同意してくれました。
しかし数時間後、社長のいた部屋には誰もいなくなっていました。
キュア禁断の隔離病院の感想と考察(ネタバレあり)
ひたすら気持ち悪い映画でした笑。うなぎがたくさん出てきたり、裸の老人が映し出されたり。
気持ち悪すぎて途中で「観るのやめようかな・・・」と悩んだほどです。
この映画、過去のサスペンス映画を寄せ集めたような作品です。どのシーンも「どっかので観たことあるな」と感じるものばかり。
男爵が生きていたというオチは浅すぎます。少女が出てきたあたりで読めていました。
ワトキンスというパズル好きの女性が「男爵は実験を行ってたの」と言ったシーンで「不老不死パターンね」と確信しました。
案の定、男爵の行っていた研究は不老不死についてでして、ビタミン剤と呼んでいた青色のビンが不老不死の薬でした。
この不老不死の薬は、患者にウナギを飲ませることで作られます。ウナギと人間の体液が合成したらできるのでしょう。
ポタポタ落ちていましたので、おそらく患者の汗だと思います。色は尿っぽいですが、尿ならもっとドバーっと出るはずです。
男爵の顔はヤケドしていましたが、不老不死の薬では治せなかったようですね。あくまで寿命を長くする効果だけなのでしょう。
さて、オチが浅すぎる以外に、この映画にはダメなところがあります。それは、伏線を回収できていないことです。
父親の自殺シーンがたびたび繰り返されますが、結局意味はありませんでした。母親の亡くなったシーンも特に関係なし。
監督は、父親と母親の死で何を伝えたかったのでしょう?主人公が精神的にやられていることを強調したかったのでしょうか。
もしもオチが「主人公の幻覚でした」パターンなら、精神的ダメージを強調する意味があったでしょう。
でも、オチは実在するバケモノ男爵です。主人公の精神は特に関係していません。
あと、もう一つ奇妙に感じたことがあります。ラストの自転車シーンで、主人公に歯が生えていることです。
主人公は前歯を削られたはずなのに、前歯があるのです。これは撮影ミスでしょうか?
抜けた歯を牛乳に入れるシーンがありましたよね。あれは、歯を付け直すためです。牛乳に入れておけば、付け直せるのです。
ですが、主人公が歯を付け直す余裕はありませんでした。男爵と戦った時までは歯がありませんでした。倒してから付け直したとは考えづらいです。
全体的に気持ち悪いし、オチも伏線も中途半端ですので、長編にしては作りの浅い映画だと感じましたね。
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