今回は映画「12モンキーズ」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス映画)
12モンキーズを観終わりました!
古い映画ですが、非常に練られたストーリーだったので驚きましたね。
続編があっても良さそうな内容でした。
— 映画マニア@映画ブログ (@x61zwxe11Hhxw9h) April 25, 2020
ストーリー:1人の男が、50億人が死んだ未来から過去へとやってくる。
個人的な点数は90点ですね。タイムリープ系なので考えるシーンが多いです。
さて、ひとまずあらすじへいきましょう!
予告はコチラ↓↓
12モンキーズのあらすじ(Netflix)
1996年に、ウイルスが流行して50億人の人間が亡くなります。
生き残った1%の人間は、地下へ潜って生活をしています。
彼らは地上での生活を取り戻すため、地上へ人を送ります。
送られるのは、犯罪者のみ。地上へ送られるたびに刑罰が軽くなります。
そんなある日、一人の犯罪者が特別任務を与えられます。その任務をこなすと、刑罰がかなり軽くなります。
男性は気づくと、地上にいます。しかし、他の人間も普通に生活しているのです。
話を聞くと、そこはウイルスが広がる前の世界。男は過去へタイムトリップしたのです。
12モンキーズの感想と考察(ネタバレあり)
1995年の映画で、ここまでのシナリオが描かれていたのには驚きました。
猿の惑星を観たときのような衝撃でしたね。映像は古くても、ストーリーがよく練られています。
俳優も豪華ですよね。ブルースウィリスとブラッドピット。
特にプラピの演技がすごかったです。ジェフリーは完全なる変態に見えましたからね笑。ずっと口を開けると、イケメンでも崩れるんですね。
さて、映画の内容についてです。
映画の最初で、主人公が外へでて虫を集めていました。あれは食料だったみたいですね。精神病院に入れられた主人公が、クモを食べてましたので。
虫はタンパク質が豊富なので、健康には良いんですよ。現代でも、虫を食べる国が増えています。
映画のタイトルにもなった12モンキーズ。彼らは結局、人類滅亡には関係なかったんですね。
オリに閉じ込められた動物を解放することが目的でしたので。変態のジェフリーは、動物を愛する良い奴だったわけです。
細菌を世界各国へバラまいたのは、ジェフリーの父親の助手でした。1週間で各国へ飛び、細菌をバラまくつもりです。
それに気づいた精神科医のキャサリンは、助手が犯人だとコールに伝えます。ですが、コールは後1歩のところで射殺されます。
コールの死を間近で見ていたのは、幼い頃のコールでした。キャサリンはそれに気づき、微笑みます。
この時、キャサリンは何を思ったのでしょう?「コール、あなたの話は本当だったのね。あなたのこと愛してるわ」などでしょうか。
コールは射殺されたので、この映画はバッドエンドに思えますよね。でも、コールの友人であるホセがまだ生きてるわけです。
ホセも未来から過去へやってきて、空港で事件を目撃しています。この事実を知ったのなら、彼は未来へ一度帰るはずです。
そしたら、未来の科学者たちに助手が犯人であることを知らせ、再び1996年に戻って助手の計画を阻止できます。
ホセが計画を阻止できたら見事ハッピーエンド 。ですが、その世界では矛盾が生じてしまうんですよね。
大人のホセが計画を阻止したら、タイムリープの技術は開発されません。
タイムリープの技術がないなら、どうやって計画を阻止したのでしょうか。
この矛盾を説明するには、2つの世界があると考えないといけないんですね。
1つは50億人が亡くなる世界。もう1つは助手の計画を止めた世界。50億人が亡くなる世界があるから、誰も死なない世界があるわけです。
ラストシーンで、コールが無駄死にしたように見えますが、別の世界を救うという意味では価値があるわけです。
ただ、どっちの世界にせよコールがキャサリンと結ばれることはありません。
50億人が亡くなる世界では大人コールが射殺されます。計画を阻止した世界では、キャサリンは大人で、コールはまだ子供です。
まあ、コールと出会えなくても、キャサリンは他の男性を見つけて幸せな生活を送っているでしょう。
12モンキーズにはドラマ版もあるみたいです。映画をより詳しくした内容みたいですので、観たらまた感想を書きたいと思います!
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