今回は映画「サークル」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス&サバイバル映画)
映画サークルを観終わりました!
ラストは予想していたものの一つでした。
サスペンスとしては微妙ですね。
— 映画マニア@映画ブログ (@x61zwxe11Hhxw9h) April 23, 2020
ストーリー:謎の部屋に集められた50人は、円を描くように並んでいる。彼らは、多数決で1人ずつ殺す人間を決める。
個人的な点数は30点ですね。内容がなさすぎるB級映画です。
さて、ひとまずあらすじへいきましょう!
予告はコチラ↓↓
映画「サークル」のあらすじ(Netflix)
謎の部屋に50人の男女が集められ、円を描くようにならんでいます。
人種は様々で、黒人、白人、アジア人がいます。年齢も様々で、子供から老人までいます。
突然カウントダウンが始まり、それが終わると1人がピンク色の光によって殺されました。
彼らは状況を理解できず、あせります。1人がルールに気付き、多数決によって殺す人を決めることを周りに知らせます。
ルールが分かっても、殺す人を決めるなんて簡単にはできません。
周りが悩んでいる中、1人の少年が「老人から殺そう」と提案します。
映画「サークル」の感想と考察(ネタバレあり)
本当に中身のない映画。ルールが単純すぎて、多数決で殺す人を決めるだけです。
生き残りを決めるサバイバル映画では、内容を深くするならルールを複雑にしないといけません。
子供でも理解できるルールと言えばそうですが、中身のある映画を期待していた人には物足りない内容です。
この映画の内容は最初から最後まで、1人ずつ多数決で殺していくだけです。
人種差別や、人を傷つけるようなことを言った人間から死んでいく。途中から「こいつ殺されそうだな」と予想が付くようになります。
集められた50人に共通点があるのかと思いましたが、、結局は共通点はありませんでした。
共通点を探すために1人1人自己紹介したのに、まったく意味がありません。
前半で出てきた、「交通渋滞から船に連れ去れられた」という伏線も回収せず。
個人的に気に入らなかったのは、子供のワンパターンな演技です。自分が選ばれそうになったら泣き、生き残ったらすぐ泣き止む。
こんな子供っていますか?いるわけないですよね笑。子供だったら、1度泣いたらしばらく泣き止みません。
子供が泣くシーンが3回ぐらい繰り返され、「もうその流れはいいよ」と飽き飽きしていました。
さて、肝心のラストについて。青年が子供をだまして自殺させ、妊婦も殺します。でも、ゲームは終わりません。
一瞬「青年も死ぬのか?」と思いましたが、妊婦のお腹にいた子供がプレイヤーとして生き残っていたのです。
その子供も殺し、青年は生き残ります。そして、気づくと青年は外にいます。
外を歩いていると、人を見かけます。大部分は「子供」と「妊婦」でした。
どうやら、50人以外にもゲームが行われていたようです。「子供」と「妊婦」は優先されるので有利なんですね。
みんな遠くを見つめています。主人公もその方向を見ると、空にはUFOが飛んでいます。
どうやら、50人の殺し合いは宇宙人によって仕組まれたものだったようです。
ラストシーンで「淘汰(とうた)」という言葉が強調されていましたので、優秀な人間を選ぶためだったのでしょう。
宇宙人の考える優秀とは、「若い」または「ずる賢い」です。
若い人間とは、子供または妊婦のお腹にいる赤ちゃん。ずる賢いのは主人公のような青年です。
ラストシーンからどうなるかは分かりませんが、生き残った人々は宇宙人の奴隷になるか、新しい文明を築くために使われるのでしょう。
意味深なオチですが、脚本を書いた人は何も考えていないでしょう。それっぽい終わらせ方をしただけと思います。
頭を使わずに見れるB級映画です。友達と集まって観れば、多少は面白いかも。1人で観るのは時間のムダです。
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