脇見恐怖症って辛いですよね。今回は、私が脇見恐怖症を克服した方法を紹介します。
私は、ストラテラという薬を飲むことで脇見恐怖症を克服しました。ストラテラとは、集中力を高めるためのお薬です。
それでは、私の脇見恐怖症体験談と、克服した方法をより詳しく説明していきます!
- 脇見恐怖症で悩んでいる人
- 脇見恐怖症を克服した方法について知りたい人
脇見恐怖症は嫌われる!勘違いではないと実感!
一応解説しておきますと、脇見恐怖症とは「自分の右や左にいる人のことが気になる症状」のことです。
目の前のものに集中したいのに、なぜか右や左にいる人へ視線が行ってしまうのです。
それではまず、私の脇見恐怖症の体験談を書いていきます。
脇見恐怖症を発症したのは、高校生のとき
私が脇見恐怖症を発症したのは、高校生の時でした。私の左にいる人の視線が、メチャクチャ気になったんですよ。
その人の方を向くと、その人は私の方を見ていないんです。それが何度も続いたんですね。
おそらく、その人自身が脇見恐怖症だったのです。
その人からの視線が気になるので、真っ直ぐを見ようとします。でも、どうしてもその人の方へ目が行ってしまうのです。
この時、「ああ、私も目線が横へ向いてしまう癖があるんだ」と自覚しました。
一度癖を自覚すると、横へ視線が行くことが気になり始めたのです。
大学受験の時に苦労した
大学受験の時は大変でした。机を並べて勉強しているとき、どうしても横の人が視界へ入ってしまうのです。
私の目線を感じ、横の人は勉強しづらそうな雰囲気をします。私がいる方の目を手で隠す人もいました。
知らない人からの視線を感じたら、気持ち悪いと感じると思います。正直、「隣の人に嫌われるのも時間の問題だな」と思っていました。
わざとではないのですが、「申し訳ない・・・」という気持ちになります。
テストの時は、カンニングに勘違いされる危険がある
一番大変だったのは、テストの時です。テストの時に視線が横を向いてると、カンニングに疑われます。
センター試験の時、試験管の人が私の隣で止まり、私の視線を怪しんでいました。
右斜めや左斜めの席が気になる
大学に入学してからも困りました。右斜め、左斜め前に座っている人が視線に入ってしまうのです。
私の右斜め、左斜に座っている人は、知り合いの方です。嫌われる心配はありませんでしたが、申し訳ない気持ちを感じていました。
「目の前のことに集中したいのに、どうして集中できないんだろう」と悩みました。
ネットで脇見恐怖症のことを知る
同じようなことで悩んでいる人がいないかネットで調べてみました。知恵袋などで、私と同じ症状を抱えている人がいました。
さらに症状について調べていると、脇見恐怖症という症状に当てはまることが分かりました。
「そうか、脇見恐怖症という病気だったのか」と納得しましたが、解決したわけではありません。
この症状が続くかぎり、人から嫌われる可能性があります。
脇見恐怖症は勘違い?いや、勘違いではないでしょ!
ネットで脇見恐怖症について調べていると、「脇見恐怖症は勘違い」と主張するサイトがいくつか目に付きました。
「誰も気にしてない」「目線は別の方向を向いてない」などと書いてあります。
しかし、私の経験から考えるに、脇見恐怖症は勘違いではありません。なぜなら、大学受験の時に右や左の人が迷惑そうにしていたからです。
目線が横に向いてることも確認しました。大学の友人に協力してもらい、目線が横へ向いてしまってるかチェックしてもらったのです。
案の定、目線は横へ向いているそうです。女性なら髪を伸ばすことで目線を隠せるかもしれません。
ですが、男は髪で隠すこともできないので、対処法がありません。
脇見恐怖症は電車や、仕事で辛い思いをする
脇見恐怖症は、電車や仕事で辛い思いをします。私の辛かった出来事を紹介します。
電車では、右や左に誰が座るか気になって仕方ない
電車の中で大変なのは、自分が座席に座っている時です。
電車が停まり、右や左の席の人が降りていきます。そして、新しい乗客が乗ってきます。
すると、視線が空いた席の方へ向いてしまうのです。「誰が空いた座席に座るのか」と気になってしまうのです。
本に集中したいのに、視線は横へ向いてしまって集中できないのです。ですので、電車に乗ってる時はかなりストレスでした。
座るのがストレスですので、わざわざ席に座らないこともありました。
仕事では、右斜めや左斜めに座っている人が視界に入る
仕事で辛いのは、右斜めや左斜めに座っている人が視界に入ることです。
目の前にある書類やパソコンに集中したいのに、集中できないわけです。
そして、右斜めや左斜めに座っている人は、私の視線が気になります。迷惑をかけている気持ちになってしまうのです。
仕事に集中できないし、他人に迷惑をかけている気持ちになる。仕事で辛いのは間違いなくこのことです。
脇見恐怖症が治った!私の克服法!
実は、脇見恐怖症はたまたま治ったんです。ストラテラという薬を飲んだら、脇見恐怖症も治ったのです。
ストラテラを飲んだ経緯
ストラテラというのは、集中力を高めるためのお薬です。私がこの薬を飲んだのは、ADHDという症状を治すためです。
ADHDは発達障害のことです。注意力が欠けていて、目の前のことに意識を集中できないのです。
私は集中力がないことで昔から悩んでおり、最近になって精神科へ訪れたのです。
そして、ADHDの治療薬であるストラテラを処方してもらいました。
ストラテラを飲んだら、脇見恐怖症も偶然克服できた
ストラテラを飲むことにより、目の前のことに集中できるようになりました。
今までは、視線が右や左へ行ってしまい、目の前のことに集中できなかったのです。
ストラテラのおかげで、視線が右や左へ行かなくなり、脇見恐怖症も治ったのです。思わぬご利益でした。
脇見恐怖症に悩む人は、ADHD(発達障害)を疑った方がいいかも
脇見恐怖症に悩む人の一部は、私のようにADHDが原因かもしれません。
ADHDは集中力がないため、視線を目の前に集中できません。どうしても右や左へと視線が向いてしまうのです。
脇見恐怖症を自覚している人は、自分の集中力について考えてみてください。集中力に自信があるなら、ADHDの可能性は低いです。
ですが、集中力が低いと自覚しているなら、ADHDを疑った方がいいかもしれません。精神科へ行けば正確に診断してもらえます。
脇見恐怖症の原因がいじめの人も。自信を付けるのが大切
脇見恐怖症について調べていますと、いじめが原因で脇見恐怖症を発症する人もいるようです。
いじめられたことにより、常に周りのことが気になるようです。集中力があるのに脇見恐怖症になるのは、こういった原因です。
原因がいじめなどであれば、対策は自信を付けることです。自信を持つことで、社会に対する不安を抑えることができます。
私は6年間筋トレを続けることで、自分に自信を持てるようになりました。他人の言動などがあまり気にならなくなったのです。
もし自信を付けたいのでしたら、男性も女性も筋トレをすることをオススメします。
筋肉が付くと、テストステロンというホルモンが出て自信が身に付くからです。
脇見恐怖症は斜視が原因のことも。対策は手術など
脇見恐怖症は、斜視が原因で発症することもあります。斜視の人は、目が真っ直ぐの方向へ向かないのです。
斜視の対策としては、手術が一般的です。斜視には色々な種類があり、メガネで治すことのできる斜視もあります。
斜視が原因でしたら、まずは眼科に相談するべきです。
まとめ
今回は、私が脇見恐怖症を克服した方法についてご紹介しました。
脇見恐怖症はかなり苦しい症状です。集中できないこと、他人に迷惑をかけている罪悪感でストレスを受けるのです。
私のように集中力のなさが原因の方は、ストラテラという薬を飲むことで改善する可能性があります。
この記事が脇見恐怖症に悩む方のお役に立てばうれしいです!
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