「模試を受けたら第一志望の大学がE判定だった」という経験をしたことがありませんか。
私も浪人生活の始めに受けた模試で、第一志望はE判定でした。
現役でE判定ならまだしも、浪人のスタートでE判定です。かなり絶望的な状況でした。
そんな状態でしたが、復習をメインにした勉強法を1年間続けることで、偏差値を20以上上昇させて第一志望に逆転合格を果たしました。
逆転合格したいなら、復習を大切にしてください。受験勉強は復習を制した人間が勝ちます。
それでは、復習をメインにした勉強法を解説していきたいと思います!
- E判定から第一志望に逆転合格したい人
- 効率的な勉強法が分からない人
E判定から第一志望に合格したいなら、復習を意識しよう
私がE判定から第一志望に合格できたのは、復習をメインにした勉強法をしていたからです。
多くの受験生は、復習を重視していません。ですが、復習を意識すれば勉強効率が何倍にも跳ね上がります。
それでは、復習を意識した勉強法の具体例を説明していきます。
理系科目は、間違えた問題を5日連続で解き直す
私は理系でして、2次試験の科目は数学、化学、物理、英語の4つです。
理系科目の数学、化学、物理を勉強するときは次のことを意識していました。
間違えた問題を5日連続で解き直す
これが何よりも大切なポイントです。5日連続で解き直すことにより、間違えた問題を完璧にマスターできます。
「5日も復習すると、時間がかかるのでは?」という質問がきそうですね。
最初の1、2回目は確かに時間がかかります。ですが、3回も復習すると解法が一瞬で思い浮かぶので、あまり時間はかかりません。
復習の量を多くしすぎないため、新しい問題をあまり解かない
新しい問題を解いたら、その問題も復習しないといけません。
そのため、新しい問題を解きすぎると復習の量が増えすぎて大変なことになります。
復習の量を増やさないため、新しい問題をあまり解かないようにしましょう。
私は、1日に解く新しい問題は4題にしていました。各教科につきです。
数学であれば、4問新しい問題を解き、20問を復習していました。
20問とは、復習5回目が4問、復習4回目が4問、復習3回目が4問、復習2回目が4問、復習1回目が4問です。
このようなスタイルで理系科目は進めていました。1日24問解きますが、復習3、4、5回目の問題はすぐに解けるので時間はそれほどかかりません。
物理、化学も同じように毎日24問解くようにしていました。この方法で、問題集を1冊1冊マスターしていきましたね。
時間のない時は、セルフレクチャーで効率的に復習!
セルフレクチャーとは、自分に解き方を説明する勉強法です。
理系科目でしたら、問題文を読んで解く流れを自分に説明しましょう。
解く流れを説明するだけですので、計算まではする必要はないです。
計算が必要ないので、セルフレクチャーを使えばサッと復習ができます。
英単語は1週間に100個覚える。100個を毎日復習!
英単語を暗記する場合、1週間に100個覚えていました。
100個に毎日目を通せば、1週間後には100個覚えられます。
この調子で英単語帳を半年ほどで覚え切りました。
英単語を一瞬で意味を言えるまで繰り返す!
英単語帳を一通り暗記したら、次は一瞬で意味を言えるようになるまで繰り返しましょう。
一瞬で意味が言えるようになると、英語長文を読むスピードが格段に上がります。
何よりうれしいのは、復習スピードも上がることです。英単語の意味を一瞬で言えるようになると、100単語の復習には5分もかからなくなります。
英語長文の内容を身に付けるため、音読を20ー30回は繰り返す!
英語長文には、英単語や熟語などのフレーズが多く掲載されています。
それらを完璧に身に付けるため、音読を何度も繰り返しましょう。
私は1つの英語長文につき、最低20回は音読するようにしていました。
私が愛用していた速読英単語の必修編は、50回は音読しました。それぐらい音読すると、長文中の単語や熟語をマスターできます。
また、英語長文を読むことに慣れるため、速読力も身につくのです。
どうしても覚えられない用語があれば、暗記カードで徹底復習する!
英単語や無機化学の用語が覚えられないときは、暗記カードを活用していました。
暗記カードは作るのは手間ですが、作ってしまえば非常に有益なツールです。
暗記カードを使えば、横断歩道を待っているスキマ時間などでも勉強ができます。
私は、暗記カードがボロボロになるまで使い込みました。スキマ時間があれば暗記カードをめくっていたのです。
お風呂はリラックスしながら復習できる絶好の場!
私は、お風呂に入っているときもずっと勉強をしていました。
お風呂に入るとリラックスできるので、記憶力が高くなります。
お風呂に英単語帳や単語カードを持って入り、のんびりした気分で復習をしていました。
「新しい問題を解きたい!」という衝動を抑えよ!
受験勉強中、焦りを感じると「新しい問題を解きたい!」という衝動にかられます。
ですが、復習をしなければ以前に解いた問題が身に付かず、時間を浪費することになります。
確かに、新しい問題を解いたほうが進めた気になります。ですが、身についていないのであれば、実質は進んでいないのです。
「復習をおろそかにして新しい問題を解く」というのは、多くの受験生がやっている過ちです。
もしあなたが復習をメインにした勉強に切り替えたら、その人たちをごぼう抜きできるわけです。
私はこのことに気づいてから、新しい問題をあまり解かず、復習をメインにするようになりました。
復習を制した者が受験を制する!
大学受験に合格する人は、漏れなく復習を大切にしています。復習をしなければ何も身に付かないからです。
私も復習をメインにしてから、成績がグングン伸びていきました。
断言しますが、復習を大切にした人が受験を制することができます。
まとめ
私がE判定から1年で旧帝大に合格できたのは、間違いなく復習をメインにした勉強法のおかげです。
現役生のときは、新しい問題に挑戦して復習をおろそかにし、成績が伸びませんでした。
逆転合格を目指す受験生は、必ず復習をメインにした勉強をしてください!
この記事が受験生の方の役に立てばうれしいです!
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