高速音読とは、文字通り高速で音読することを意味します。
普通の音読でも脳を鍛える効果があることは有名です。東北大学の川島教授が力を入れて研究されている分野です。
高速で読むことにより、脳に膨大な量の情報が入ります。脳はその情報を処理しようと、徐々に処理スピードを高めていきます。
脳の処理スピードが上がると、理解力が上がり、会話をする際に相手の発言に即座に反応できるようになります。
つまり、高速音読によってコミュニケーション能力が高くなるのです。
高速音読に使う題材はなんでも構わないです。好きな小説でもいいし、英語でも構いません!
- コミュニケーション能力を高めたい人
- 理解力を高めたい人
高速音読は疲れるほど速く読もう!
呂律(ろれつ)が回らなくなるほど速く読むのが大切になります。
読むスピードが早ければ早いほど、脳は大量の情報を処理する能力が高くなります!
高速音読は脳を刺激する効果がある!
その効果を簡単に体験してもらうために、一度本の1ページを声を出さずに読んでみてほしいです。
次に、同じページを高速音読で読んで見てください。そしてもう一度声に出さずに文字を追ってみてほしいです。
高速音読をした後の方が文字を追うスピードが遥かに速いのです。
たった少しの時間でも高速音読は脳の処理能力を上げるのです。
音読によって前頭葉への血流が上がることは実験的に確認されています。
音読よりも負荷の大きい高速音読であれば、その効果は言うまでもありません。
高速音読で次の能力が伸びます!
- コミュニケーション能力
- 理解力
- 計算力
- 集中力
- 空間把握能力
高速音読で前頭葉が発達すると、仕事が速くて会話上手と言われるようになります!
また、本を読書するので、本に書いてある語彙も学べるので国語力も上達します。
高速音読は英語学習にも効果的!
英語の学習法として音読が有名です。音読によって語学であるため声に出すことが重要なのです。
音読によって英語のリズムが掴めるし、発音も綺麗になります。
英語を音読しながら勉強した人としなかった人では発音に雲泥の差が生じます。
高速音読が効果ないなら、速聴をためしてみよう!
速聴は高速の音声を耳で聴くトレーニングです。
高速音読と同じで、意味を高速で理解しようとすることで脳の処理能力が高くなります。
速聴は耳で聴くだけなので、どこでもできるのが良い点です。電車の中でも、車の中でもできます。
速聴の効果は、理解力、イメージ力、読解力、リスニング力の向上です!
効果としては音読とほとんど同じですが、リスニング力の向上は速聴の主な効果です。
速聴はAmazonのAudibleで試すことができます。好きな本を1冊無料で聴けますよ。
インターチェンジ効果
速聴の教材は本屋で売られています。本とセットで売られていることが大半です(安いもので500円くらいで買える)
どの本でも4倍速くらいをメインで聴けます。10倍速の本も売られています。
速聴のあとに普通の音声を聴くと、非常に遅く聞こえる現象。
高速道路から降りると、急に車が遅く動いているように感じます。その現象にちなんで名付けられました。
まず、4倍速の音声を聴いてください。その後に普通の音声を聴いてみると、遅いスピードで話しているように聴こえるでしょう。
脳に与える影響
速聴をすると、前頭葉へ血流が集中します。前頭葉は理解力や計算力などを司る部位です。
そのため、前頭葉への血流が増えれば理解力、計算力や集中力が上がります。
頭の回転が速い人は例外なく前頭葉が活性化しています。
速聴は前頭葉へ作用することにより脳へ好影響を与えています。
- 速聴をすると前頭葉の血流がふえる
- 前頭葉の血流がふえると理解力や計算力があがる
効果的なやり方
速聴トレーニングは聴くだけなので、ながら作業でやりがちです。
しかし、集中して耳を傾ける方が脳は働くので、速聴をする時は音声にだけ集中しましょう。
さらに効果を高めるためには、音声の内容を文字で確認するといいです。。
これは逆聴と呼ばれる方法であり、速読能力の向上にも役立ちます。
速聴に効果を感じられなければ、以上の方法を試してみましょう!
速聴はながらでできるので、1日中でもやろうと思えばできます。
しかし、やりすぎると脳に炎症が起きてしまうので1日に行うのは30分程度に納めるべきです。
脳トレは脳に負荷をかけるため、やりすぎには要注意です!
高速音読を半年・1年間続けて人生が変わった人がいる!
高速音読を半年間、1年間続けることで「人生が変わった!」と報告している人をネットでよく見かけます。
なぜ高速音読で人生が変わるほどの変化があるのでしょうか?
高速音読で脳の血流が変化する
高速音読をすると、脳への血流が増えます!
血液には酸素が含まれています。脳はその酸素を取り入れることで活発に働きます。
脳への血流を良くすることで、脳のパフォーマンスは高くなるのです!
高速音読で噛むなら、少しスピードを落とそう
高速で音読をしすぎると、舌を噛むことがあります。
舌を噛まないためには、少しゆっくり話しましょう。舌を噛んで痛みがあると、しばらく音読をする気になれません。
脳を劣化させてはいけない!
劣化させないためには、日々使うことが大切になります。
脳が劣化すると、パフォーマンスはどんどん落ちていくのです。
数日間、人と会話もせず、ほとんど動きもしない生活を送ってみてください。
2日目くらいには頭があまり働いていないことを実感しているでしょう。
脳は毎日使わなければ劣化していくのです。
脳が疲れないは嘘
脳を毎日使わなければ、脳のパフォーマンスは低下していくと書きました。
ある脳科学者は、脳が疲れることはないと主張しています。
しかし、体験上それは嘘だと分かっているでしょう。
脳が疲れると炎症が起きます。最悪うつ病になるので注意してください!
ためしに、休憩もせずに2時間ほど勉強してください。
クタクタになりますよね。それ以上何も考えられなくなっていますよね。
脳が疲れるとパフォーマンスが低下するので、使いすぎにも気をつけてください。
脳の炎症がうつを引き起こす
脳がストレスを受けるとどうなるでしょう?脳はストレスを受けると酸化されやすい状態になります。
酸化によって脳がダメージを受けていくと、やがて脳に炎症が生じます。
炎症が起きると、鬱になって気分が塞ぎ込んでしまいます。
うつ病の状態とは不安を感じやすい状態です。不安を感じることでさらにストレスが重なる負のスパイラルです!
脳を酸化から守るためには
ストレスを受けすぎると、脳を酸化から守ってくれる物質が少なくなります。
人間は意外と単純なことでストレスを受けています。
例えば、タコ足配線がないのでコンセントを毎日付け替える、テレビのリモコンが見つからない、汗かきなので服がベトベトなどです。
日常の動作をよく観察し、少しでもストレスを減らせそうな部分があれば、お金をかけてでも取り除いた方がいいです。
その場合は脳を回復させる習慣を意識的に取るといいです。
脳を最も回復させるのは睡眠です。睡眠中に脳は情報の整理を行い、日中の情報ストレスから回復できます。
現代は情報社会であるため、毎日が情報に触れる日々です。情報の多さで人間はストレスを受けています。
また、睡眠を取らなくても目を閉じるだけでも効果は高いです。目を閉じるだけでも、睡眠の7割ほど効果を得られます。
高速音読と有酸素運動でさらに効果が高くなる!
脳への血流を増加させる方法として、私がオススメするのは運動です。
運動をすると、脳への血流が増えることが確認されています。
試しに、頭が冴えない日にでも軽いジョギングを行ってください!
数分すると、気分と頭が冴えてくるのを実感するでしょう。
運動によっての脳への血流が増加しているのです。
下半身が関係する運動は特に、脳への血流を増やしてくれます。
脚の筋肉は、体に血液を送る役があるのです。
脚を使うほど体全体への血流は増え、頭が冴えるのです!
頭をリラックスさせる方法
頭を使いすぎたと感じたのなら、すぐさま頭をリラックスさせましょう。
頭をリラックスさせる一番の方法は睡眠をとることです。
頭が働かなくなった時、脳は情報の処理で疲れているのです。
睡眠を取っている時に頭は情報を整理するので、睡眠によって頭をリラックスできます
高速音読で参考になる本
高速音読は効果テキメンですが、やり方に少し不安を感じるでしょう。
私は次の著者の言うとおりに高速音読を実践しました。高速音読で東大に合格寸前までたどり着いた人の本です。
まとめ
- 高速音読は会話力を向上させる
- 題材は何でもいい。語彙力を身に付けたいなら語彙力の本がオススメ
- 前頭葉への血流を増加させるため、理解力が向上する
- 英語学習にも適している。発音とリズムが綺麗になる。
今なら、40万冊以上の本の中から無料で読むことができます!(読書は知能を高めてくれますので、本を読まない人は人生を損しています)
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